お花の矯正？、・・・。

画像は台湾へ訪れたときに撮影したものです。
台湾では、カトレアが開花するときに、きれいに咲かせるために、
画像のように矯正する習慣があるのです。

以前、台湾で生活した経験があるので、
台湾の方々のお気持ちはすごく理解できますが、

どうもわが国の洋ラン業界の方々は、『いかがなものかな？』と
渋る方々も少なくはないみたいです。

もともと、東洋ランの世界では、つぼみに紙を被せたりして、花色の変化を楽しむ園芸文化があったのですが、洋ラン業界は英国や米国の価値観をそのまま輸入して、西洋文化を引き継いだようで、なかなか東洋ランと洋ランの世界観が統一することもありませんし、学び合う姿勢も見られないのが実状です。

オリンピックでいうドーピングにおもわれるのでしょうね？
でもコチョウラン生産者では、花の向きの矯正作業はごく当たり前になっていますから、近い将来、渋る人も減り、当たり前な作業になっていくと思います。

残念ですね。
国境をなくすには
お相手の考え方をまず
受け入れるところから始まると思うのですが、・・・。

ジョンレノンが歌ったイマジン、
ぼくは共感できるんです。
戦ってなにが残るのでしょうか？

同じ人間同士戦って、なにが残るのですか？
どうせ戦うのなら、極悪宇宙人と戦えばいいのに。

人間はまだまだ中途半端な知的生命体みたいですね。
みなさん、少しでも隣人に博愛を捧げて、仲良くして頑張りましょうね。