高温多湿の暑い夏を乗り切る
暑い夏を過ごすのに体温調節の冷却機能をサポートして煙突効果で体を冷ます方法です。
冷却グッズはいろいろありますが煙突効果で冷ますのは?
「背中クールタイ」です。
煙突効果で涼しくなるんですか?
と思いますよね。
煙突効果とは?
簡単に言うと衣服の中に気流のを起こし襟元から放出します。汗の気化熱を煙突効果で逃がすからスーッとして涼しくなるのです。
煙突効果で涼しくするグッズが無いから作りました。
そのヒントになったのが
夏爽やかな住まいの工法 「外断熱・通気工法の家」です。
煙突効果を取り入れた工事中の屋根です。(S邸)
初めて見る人も多いのではないでしょうか。
でも熱が逃げていますね。(イメージ画像)
この効果は
真夏に小屋裏スペースで昼食後に昼休みをしていると作業中の汗が消えるのです。体感してもらわないと爽やかさはわかりませんね。
建物は簡単に説明します。断熱材で包み外壁材と屋根材の間に通気層を施してあるので焼けた暑い建材の熱が煙突効果で屋根の棟から外へ放出しているので、夏爽やかな家になる所以です。
私も建設業で現場で働くこともあり、暑さ対策はタオルを首に引っ掛け汗を拭きとっていました。
結果は
背中は汗でびしょ濡れです。
これが当たり前だと思っていました。
汗の悩みから
背中の熱を逃がす試作品を作り
試してみると汗が消えたのです。
このような熱を逃がす衣服があればと思いネットで調べました。が、
ありませんでした。
試行錯誤の上で来たのが「背中クールタイ」です。
煙突効果と言う自然現象を応用した家づくり然り、衣服内の熱を逃がすと爽やかになる「背中クールタイ」が残念ながらあまり知られていないのです。
夏を快適に過ごすのには
煙突効果で熱をいち早く熱を逃がしてあげることです。
熱がこもらないから体の冷ます機能体温調節をサポートして爽やかになります。アニメは襟元の出口から放出するイメージ画像です。
体は常に熱を産み(深部体温37℃)体温を維持していますね。活動して暑くなると放熱します。皆さん暑いと脱ぎ、寒いと一枚羽織り調節をしています。暑い時には寝ていて無意識でも体温調節で冷ましています。
煙突効果と吸水速乾系の衣服を体感して比較
進化した吸水速乾系の生地も汗を吸い取り気化熱で外へ放出して冷まします。が、衣服内には微妙に熱がこもり蒸し暑い感じです。煙突効果で逃がすと衣服内に風を入れ蒸し暑さから解放された爽やかさです。
それ以上に
吸水速乾の生地の縫い目が煙突効果の下部の空気の取り入れ口になりコラボして煙突効果を高めてくれます。
さらに
ふいご作用も放熱に一役!
爽やかさをお手伝いします。
襟元から毎秒6㎝~12㎝放出されています。(ドイツ製testo405i)
「背中クールタイ」を着けると空間が出来て気流を発生しやすくなります。
体を動かすとふいご作用で衣服内に気流が起き0.25m/s、0.3m/sに風速が変わります。
相乗効果でさらに
気流が生まれると体感温度が下がる
衣服内の快適な温度は32℃±1℃人にとって快適であるといわれています。気流を発生させると体感温度が下がり不快指数も和らげる効果も出てきます。
最近猛暑が続き35℃を超える日が増えてきました。
猛暑日37℃の中の記録
散歩をした衣服内の温度・湿度と煙突効果の記録です。
猛暑日に10分も歩くと顔に汗を掻き始め衣類は濡れ始めますよネ。
通勤時に見かける背中が汗で濡れた光景です。
「背中クールタイ」を着けると煙突効果で汗の気化熱(外気温が体温より高い時は発汗のみ)を放出するので背中は運動開始後30分後位まで迄濡れませんでした。グラフの湿度にも表れています。
背中の熱を襟元から放出する効果をグラフの中で解説しています。
散歩中での記録ですが安静時なら汗の気化熱で体を冷ましてくれます。もちろん衣類は濡れにくいです。
「背中クールタイ」の煙突効果と冷却グッズを比較
暑さ対策の冷却グッズも保冷剤や水の気化熱、小型扇風機、空調服、などからエアコンまでいろいろありますが煙突効果の優しい冷まし方と比較してみました。
保冷剤と比較:ガッツリした涼感は期待できませんがいつのまにか冷やしているから優しい冷まし方、寒暖のギャップが無い、いつでも使える、冷蔵庫もいらない。
水の気化熱:暑いと掻いた汗の気化熱で冷ましてくれるので水もいりません。
小型扇風機:最近流行りの小型扇風機ですが熱を奪い涼しく感じます。が、体幹温度までは下げてくれない。電池の交感、持ち運びが面倒。
空調服:気化熱で冷ましますが職種で分かれます。ファンで冷やす部位と冷やし過ぎ?で高価。
エアコン:冷やし過ぎに注意、温度に馴れて26℃でも熱く感じます。クーラー病が心配。
「背中クールタイ」を着けないのとの比較
事務所で
暑いと思い温度計を見ると28℃です。
エアコンは点けないで
「背中クールタイ」を着けます。
エアコンを点けるのは31℃位からです。
煙突効果があるのか?
28℃の事務所内で着ける。着けない。のとエアコンで効果を比較してみました。
「背中クールタイ」を着けると湿度が下がります。外すと湿度が上昇します。
28℃でエアコンを点けるとさすがに効果が表れました。が冷えすぎてスイッチを切りました。
28℃でもエアコンを使わないと暑さに馴れます。
その結果
寝る時も寒暖の差のギャップもないのでよるは夜はグッスリ眠れるようになりました。
28℃が環境省の推奨温度は28℃ですが1℃上げると消費電力が13%の省エネにつながります。3℃上げると39%です。
まとめると
暑い夏を過ごすのに、煙突効果やふいご作用で気流を起こし体幹温度も下げて体温調節をサポートして、猛暑37℃の中の散歩、28℃の事務所で背中に煙突効果で熱を逃がして冷ます「背中クールタイ」の実例をご覧いただきました。
暑さは個人差があります。背中に汗多い方にはオススメです。安静時に日常の活動時に暑いと思ったら襟元からぶら下げてください。
熱を逃がして熱中症に注意して暑い夏を乗り切りましょう
こちらでお買い求めできます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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