真の環境ハウスとは? 環境ハウスについて考えて見たい。今日の仕事を終え、ニュースを見ても原油高騰のあおりを受け、節約ムード一辺倒の報道が多い。住まいも省エネに配慮した環境ハウスを、と、呼びかけている。
写真は、梅雨入りに入ったと見られた曇り空の下での、今日の、破風板の取り付け、はねぎ、茅負、化粧ダルキの取り付け工事の写真である。(写真をクリックすれば拡大出来ます。)日本建築の伝統が、この屋根工事の下地(小屋組)に凝縮されている。と言っても過言ではない。建物の100年以上の耐久年数を考えた構造がここにある。軒先(屋根の軒の出)90cm以上あり外壁を日射、雨、湿気から保護してくれるし、結果的には省エネになる。
この、理論の上に、外断熱、二重通気工法を取り入れればこの上ない。我が社の得意として薦めているソーラーサーキットの家は、真の環境ハウスである。