褐色脂肪細胞を活性化する寒冷刺激は寒中水泳、冷水シャワーなどありますよね。寒冷刺激は冷た~いイメージがありますが「背中クールタイ」の考案者が自ら着けて寒さを負荷して安静時と血圧と心拍数の関係を比較して見ました。若さ、健康を維持する秘訣も見えてきます。
事務所で椅子に座り安静時の血圧と心拍数を測定してから「背中クールタイ」を着けて5分間隔で30分と安静時10分後迄血圧と心拍数の変動を測ってみました。
グラフを見て頂くと「背中クールタイ」を着けると血圧と心拍数が上がります。が、経過すると体温が調節され下がっていきます。背中の衣服内の温度は32℃で、室内の温度21℃でこの差の寒冷刺激です。背中の熱を逃がすだけですので冷たさは感じません。入浴前に脱衣場で脱ぐより暖かいです。
この仕組みをわかり易く図解すると
背中の温度が下がると交感神経が寒さを感じノルアドレナリンを分泌して中性脂肪を分解して熱を産みます。この時、血圧が上がります。脂肪が燃えますから酸素も必要になりますよネ。ですのでメタポリックアナライザーで測定すると基礎代謝の酸素消費量が増えます。余談ですが脂肪を熱に代謝してミトコンドリアが増床されることは論文で確立されています。若さ、健康を維持する秘訣はここにあります。
また、研究者の中にもこの程度の温度差では寒冷刺激ではないと思われる方がいると思いますが「背中クールタイ」で安静時(基礎代謝)の比較実験をご覧ください。2時間でも痩身差がでています。
他にも血圧を測ってみました。高:低:心で表示します。
朝布団の中、高101:低55:心67
クシャミして、高117:低67:心99
運動前、高116:低68:心77
運動後、高130:低73:心91
「背中クールタイ」を着けて安静時との血圧と心拍数の変動を紹介しました。
このように血圧は一定ではなく、自律神経の活動と深い関わりがあり朝と夜、気温の変化。食前と食後、ストレスなどでも変動します。
今回の実験は、寒冷刺激は冷た~い思いをしないで血圧と心拍数の変動を測ってみました。
最後まで有難うございました。