さて
ポートフォリオって何ですか?って聞かれれると
ついつい『先生方はどうやって研修医の評価していますか?』って聞きたくなってしまうのです
さらに
『その評価で何を見ようとしていますか?』
『その先に何を求めていますか?』って次々に聞きたくなってしまうのです
ボクの答えは極めてシンプルです
『ボクの知っている研修医は本当にきちんとお医者さんになりたいんです』
『だからこそ〝きちんとしたお医者さん〟に必要な〝振り返り〟を知らず知らずに身につけさせようとしているだけなんです』
『専門医って何でしょう?学会の試験にパスするだけでない専門職人という意味での専門医です』
『患者さん個々の問題に個別に対応できる医師になるために〝振り返る〟修行が重要だと思っています』
振り返り
この大切なキーワードを知らず知らずに体得させる方法
それがポートフォリオ
です
厳しいかも知れません
でもこの必修化は医師法で定められたもの
その中で限られた時間で体得させるのにくどくど説明するより
信じてついてこい!って解説しているだけなんですよって
今回は非常にシンプルに解説してみました
先生だけが特別な存在という質問にははっきり否定しています
『ボクと同じ指導医が何人もいますよ』
『本学の指導医は同じように指導できるアドバンスコース修了指導医がいるんです』
ちょっと自慢気かも知れませんが事実です
医学生にも本当はちゃんと考えて欲しいけど
面倒なら信じて来いってメッセージを伝えています
最近ポートフォリオを解説するのに言葉数が減ったかも知れません
いろいろ言うより見てみませんか?って感じです
もうすぐ中間面接になります
今度はどんなポートフォリオに巡り会えるのか楽しみです