清原の野球人生

唯我独尊、傲慢不遜
周囲ににらみをきかせながら、我が野球道をつきすすむ…

いつの頃からか、清原和博にはこうしたイメージがつきまとうようになりました。

清原悔し涙…非情登録抹消 最悪退団も (スポーツニッポン) - goo ニュース

プロ選手であれば、ずっと一軍で活躍したいと思うのは当たり前のこと。彼が「足がちぎれるまで…」と願うのも、当然のことでしょう。

でも、一方で亀井や原といった若手だって、一軍でのチャンスをつかみ取りたいと願っているはず。足がちぎれそうな清原とフレッシュな状態の若手とで、どちらがチームに貢献できるのか。監督・コーチが「若手」の判断を下したのであれば、清原はそれに従うしかないでしょう。

このまま巨人との契約更新がままならないのであれば、引退するのか。それとも他チームで、熱心に野球に打ち込む姿を見せてくれるのか?

「名門巨人」VS「野武士清原」
こんな安易な設定をメディアによって押しつけられた野球人生を塗り替えるためにも、カズが横浜でサッカーを楽しんでいるように、他チームで野球を楽しむ姿を見せてもらいたいものです。


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男子マラソン

優勝するために、抜け出したガリブを追って、結果4位となった高岡
最高の力を発揮するために、勝負所で自制して、結果3位となった尾方

尾方はメダルという成果を手にし、優勝候補と目された高岡はメダルを手にすることがかないませんでした。

あくまでもトップを目指し、計算抜きに先頭にくらいつこうと勝負をかけた高岡の勇気は、ゴール後の晴れやかな表情とともに記憶に残ります。
世界の舞台で自身の力を出し切るため、はやる気持ちと戦っただろう尾方の冷静さは、表彰式の歓喜の表情とともに、やはり記憶に残ります。

一か八かの勝負が美しいのか、無謀な勝負を避け冷静に戦うのが賢明なのか。

二人の対称的なレースと晴れやかな表情は、スポーツにとどまらず、仕事、生活、その他、人生についての示唆に富んだものに感じられました。

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