ぶっちゃけた話、英語がまったく分らない私は今回のバージョンアップで
何が新しくなったのか理解出来ておりませぬ。Makaronの話です。
何か無駄にキー割り当ての変更やらジョイスティックの設定変更やらで
時間喰った割りに、カメラアングルの改善もまったくされてなかったし、
どうでも良いバージョンアップでした。
ハッキリ言って、スパイクアウトを購入できたら必然的にコントロールボックスを
購入するか自作するので、そうなればMakaronなんぞのエミュなどまったくヤル
ことはなくなるでしょう。(って言うか、現にいじってねぇ~し。)
で、そんな一見ダメっぽいエミュのMakaronですが、きっとスラやスパバト以外は
出来が良いかもしれませんので文句は程ほどにしときます(笑)。
で、そんなMakaronですが、チョイト面白い機能が備わってます。
それは、ワイヤーフレーム表示に出来るってことです。
ワイヤーフレームってなんぞや?って人のために簡単に説明すると、3D表示の
場合、立方体をポリゴンと言います。3Dゲームはこのポリゴンっていう集合体で
キャラや背景は構成されています。
ポリゴンは分解すると骨組み(ワイヤーフレーム)と骨組みに貼る面で構成されます。
まぁ面を取っ払って骨組みのみの表示にしたのがワイヤーフレームって感じで
覚えてくれればOKだと思います(間違ってたらスマン)。
で、スラをワイヤーフレーム表示にするとこんな感じに・・・・
目がチカチカするわいっ!
背景のワイヤフレームがウザイ。静止画で見ると尚更。
階段とか最悪~。見づらいったらありゃしない(笑)。
意外と少ないポリゴンで作成されています。
スパイクの方がポリゴン数は上です。
3Dデザイナーとか目指している人には勉強になるかもね。
画面を見ても分るとおり、非常にローポリ(少ないポリゴン数)で作成さている
ことが見てとれます。
ローポリの利点は、メモリの消費量を少なくしたり、処理の負荷を軽減したり出来る
等様々なメリットがありますが、あまりにローポリだとキャラがショボく見える
ので加減が難しいです。
スパイクアウトと比べると明らかにスラッシュアウトのキャラはポリゴン数が
少ない上に、動作のモーション数が少ないので、スパイクアウトの方が結果的に
ポリゴン数もモーション数も勝っています。
発売された順序から言えば、NAOMIの方がモデル3より後ですが、汎用性と
安価なシステム基板を目指したNAOMIの方がモデル3よりも機能面で劣るの
かもしれません。
ただ、NAOMIは家庭用ゲーム機のようにROMカートリッジでソフトの交換が
容易に出来たり、セガ以外のメーカーが多くソフト供給に参入したことからも
アーケードのシステム基板に新しい革命を起し成功を納めたことに間違いは
ないでしょう。
いまだにソフトの供給があること自体驚異的です。なんと寿命の長い基板なの
でしょうか・・・・(笑)。
ちなみに私は、ダイナマイト刑事のファンでもあることから、もっと安価になったら
絶対にアジアンダイナマイトを購入すると心に誓っております(笑)。
余談ですが、NAOMIのエミュレータで、ROMカートリッジのソフトが少ないのを
ご存知でしたか?
実は、GD-ROMソフトはプロテクトがROMカートリッジより外し易いから
なんです。ROMカートリッジではカスタムICやプロテクトが掛かったROM等
特殊で解析が困難なのです。
だから動作するゲームはGD-ROMソフトが多いんですね。
ちなみに、スラッシュアウトは、ROMカートリッジ版もGD-ROM版も両方で
発売されている数少ないタイトルです。確か連ジもそうでしたね。
今回はなかなか らしくもなく、うんちくを垂れてしまいました。
ウンチでないので勘弁して下さいね(汗)。