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ノーベルSHOW。

2005年02月06日 | 為になる雑学。

バイト中、ボナと話していると青色発光ダイオードの話になった。(残念ながら、賢い話をしていた訳ではない。)
それから話題がノーベル賞に逸れて行き、最終的にノーベル賞の報奨金(?)の話に…。(世の中金。)

ノーベル賞の賞金ていくらなんだろうね…。
という訳で、例によって調べてみましたよ。テストも終わったことですしね。

ノーベル賞について考えてみたら、一つ賢くなって偉人さんに(1μくらい)近づけるっちゃない???をお送りします。

まず、ノーベルについて。

言わずと知れたダイナマイトの発明者です。
ダイナマイトはニトログリセリンを爆発させるものですが、ノーベルがこのニトログリセリンを発見したわけではなく、
「ニトログリセリンを狙って爆発させる装置=ダイナマイト」を発明したのです。
ニトログリセリンは不安定で、そのままでは狙い通りに爆発させる事が難しかったんですね。
事実、グリセリンの精製中の爆発事故でノーベルの弟と助手が亡くなり、ノーベル自身も怪我をしています。
そうやってダイナマイトは出来上がりました。
工事現場などで人の手では掘削困難な岩盤を爆破する為に、人々の役に立つ為に、ノーベルはダイナマイトを作った筈でした。
しかし、ダイナマイトは戦争に使われ、沢山の人々の命を奪ってしまいます。
他にも、ノーベルは生涯、武器製造で儲けていた為、死の商人と呼ばれました。
しかし、ダイナマイトが戦争に使われている事に酷く悲しみ、生涯独身だったノーベルは
「遺産を使って賞を作り、科学技術、文学、平和などに貢献した人物に賞を贈るように」という遺言を残しました。
遺言には賞の名前は書かれていませんでしたが、ノーベルにちなんで「ノーベル賞」となったのです。

ノーベル賞についての経緯は知っていましたが…ノーベルが武器製造していたとは…
何かちょっとショック。


それでは、ノーベル賞について見てみましょう。

ノーベル賞は1901年に始まった世界的な賞で「物理学」、「化学」、「生理・医学」、「文学」、「平和」、「経済学賞」の六部門からなり、世界的な権威を持っています。
選考は物理学賞・化学賞・経済学賞の三部門についてはスウェーデン科学アカデミーが、
生理学・医学賞はカロリンスカ研究所が、
平和賞はノルウェー国会が、
文学賞はスウェーデン・アカデミーが行います。
受賞者へはメダルと賞金が与えられ、賞金の原資はノーベルの遺言に基づくノーベル基金から出されています。
しかし、経済学賞だけは1968年に設立され(1969年から授賞)、その原資はスウェーデン中央銀行の基金によるもので、
実はこの賞は実際はノーベル賞ではなく、アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞といいます。
授賞式は、ノーベルの命日である12月10日に行われます。
場所は、平和賞を除く5部門はストックホルム(スウェーデン)、
平和賞はオスロ(ノルウェー)で行われます。
平和賞が「ノルウェー」によって決められ表彰されるのは、ノーベルの遺言によって決められているそうです。
ノルウェーとスウェーデンの緊張関係緩和の為の、ノーベルの計らいではないかと言われています。

ところで余談ですが、
「何故、ノーベル賞には数学賞がないの?」と思った方はいませんか?
コレ、一説によると『ノーベルの嫌いな奴が数学者だったから』という説があります。
数学賞の代替となるものとして、フィールズ賞がありますが、
2003年にはノルウェー科学文学アカデミーが、アーベル賞を作ったそうです。


さて。気になるノーベル賞賞金…
ノーベル賞の賞金は年々上がっており、昨年は約1000万スウェーデン・クローネ…
日本円に換算すると…
約1億3000万円!!!!!
ひゃ~…ちなみに、賞金は1980年から10倍になっているそうです。ノーベルすげぇ。

ちなみに、ノーベル賞の賞金はどの国でも課税の対象外なのですが。
アメリカだけは、バッチリ税金とるそうで…
結構アメリカ人受賞者多いのに…いや、だからこその課税でしょうか(笑)


またまた余談ですが、
アーベル賞の賞金は600万ノルウェー・クローネ。約1億円
フィールズ賞が一万ドルくらい。という噂…約120万円くらいでしょうか。
アーベル賞が出来てよかったですねぇ。




ここまで長々書いて来ましたが、一番言いたかったのは1億3000万円です(笑)

調べていると、世界的な賞って色々あるのを知りました。
しかし、ノーベル賞ほど有名なのはないですよね。賞金もどうも最高クラスのようで。
ノーベルすげぇ。

やっぱり、偉人さんは偉いから偉人なんだなぁ。


□参考HP□
・ノーベル賞のお話
・ノーベル賞全受賞者一覧
・日本人ノーベル賞受賞者
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