みなさん空想科学をご存知ですか？
空想科学とは、ウルトラマンやゴジラなどの特撮モノから
宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムなどのアニメも含めた
要するにSF(Science Fiction)のことです。
SFと言えば、永遠の少年の心を反映とでも言いましょうか…
まさしく夢の世界であります。
しかし。
21世紀になっても鉄腕アトムは現れず。
23世紀のドラえもんすら出来るか怪しいこの世の中。
子供心を無残に打ち砕いた科学力の遅れに
追い討ちをかける本。
その名も『空想歴史読本』。
空想科学の数ある作品を年表化して、空想歴史とし
それを更に詳しく分析しているのです。
空想歴史上では
日本は3回ほど水没しています。
もう大変です。
しかも、この著者は空想科学研究所客員研究員であり、
その空想科学研究所主任研究員が執筆なさった本も同じシリーズとして既刊されています。
(むしろ主任の本が先ですが。)
こちらの本では、空想科学をリアル科学で面白おかしく分析しているので
あのヒーローの見たくない姿が満載です。
私は物理とかがあんまり得意じゃないので、数度読み返したりしてますが(笑)
これらの本は、現実を突きつけられると同時に
子供の頃の忘れていた想像力の大きさを感じる事が出来ます。
現実逃避にバッチリです。