エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

ブラジル 移住

2021-03-03 08:09:36 | 日記
2008年、ブラジル日本移住100周年 記念式典が行われました。 今年で、113年目になります。 明治時代、日本 と ブラジル 両国で調印され 公募が始まりましたが、第一次 or 第二次世界大戦 で 中断された時期があった様です。 本格的にブラジル移住が促進されたのは、1953年以降と言われています。 戦後の 混乱・不況 が 移住と言う形で、新天地へ一縷の “夢” と “希望” を見出したと思います。 移住の “公募” は、50年ほど前に終了しています。
1974年、フィリピン・ルバング島で発見された「小野田 寛朗少尉」は、1975年にブラジルに移住していますが、本人の意思(決断)です。 

こんな情報は、誰でも調べると分かる事です。 しかし 移住に関心があり、実際に行動を起こした人は少ないと思います。 実は私、本気で “ブラジル移住” を考えた事があります。

◎ ブラジル移民船「船戸丸」


1970年、最後のブラジル移住の応募に申し込んだ一人です。 結果的に 書類選考で落ち 断念しましたが、青春時代の思い出です。 ブラジル移住の情報は、喫茶店にあった週刊誌(平凡パンチ)で知り、資料と申請書 を請求したと記憶しています。(実際は 興味本位) 当時の日本は 高度経済成長期で、“ブラジル移住” に何のメリットもありませんが、世界屈指の大地・常夏の気候・それに “フロンティア精神” に 興味があったのは事実です。 
そんな理由で、ブラジルに悪いイメージは持っていません。 寧ろ ブラジルは、私が好きな国です!

あれから 半世紀、“ブラジル” は 大きく変わりました。 経済発展が進み、2016年には “リオ・オリンピック” が開催されました。 もはや、発展途上国ではありません。 しかし、政治体制は不安定の様です。 政治家の 不正・腐敗 が続き、選挙でトップの交代があっても、中々 好転しません。 「ボルソナロ大統領」に変わっても、強権(独裁)が目立つばかりです。 特に、“新型コロナ対応” は 最悪です。 「人間は いつか死ぬ」と感染対策を取らず、独自の考えを曲げないのですから 呆れます。 日本からブラジルに移住した方々は、さぞかし不安な思いをしていると お察し申し上げます。 
  
ブラジル移住 100年で 13万人の日本人が定住し、その子孫 160万人(全体の1%)の日系人が、南米の大地で 歴史を創って来た事になります。 ある意味、日本一の “友好国” だと思います。 そのブラジルの政治が、不安定なのは困ります。 再び、選挙で適任者を選ぶ必要があります。 内政干渉するつもりはありませんが、アメリカ大統領選挙で敗北した「ドナルド・トランプ」に、傾倒しない人物が良いと思います。 “独裁政権” がまかり通ると、日系人(同胞)が 苦労します!

◎「トランプ」と「ボルソナロ」


ブラジル” が好きだからこそ、地球の裏側が 気になる 昨今です。     

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