エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

スパコン「富岳」と“ヒトゲノム計画”

2020-07-01 08:37:10 | “現代医学の功罪” 関連

“自民党”が下野し、“民主党”政権時代「蓮 舫」議員が事業仕分けで「2位では 駄目なのでしょうか」と、予算計上を渋った“スーパーコンピューター”「」が、8年半で役目を終えました。 理由は、中国やアメリカ合衆国の“スパコン競争”に負けたからです。 やはり、目指すのは世界 1位 です。  2位や3位では、国の技術水準を世界にアピール出来ないのです。
先日、理化学研究所と政府の共同事業で スパコン富岳」が、世界一に返り咲いて登場しました。 「京」に比べ 100倍の計算速度を誇る高性能で、操作も簡単の様です。 2021年、本格稼働の予定ですので、今後の活躍に期待します。 一体、何が出来るのか? それは、使う側の能力次第です!  

◎「富岳」世界一の計算速度を誇る“スパコン”

 

スパコン”は 複雑な計算式を、いとも簡単に解いてくれる優れものです。 “天気予報”や“津波警報”など 過去のデータを入力すれば、近未来予測が今より数段正確になる筈です。 数年後の日本人口の推測も、正確に分析できると思います。 ただし、苦手な分野があります。 データベースに無い緊急事態に、中々対応できない不確実性です。 不思議な(未知なる)出来事は、人間の知能と変わりません。 寧ろ、人間以下です。 当然です。 コンピューターは、予想や妥協で 結論(答え)を出さないのです。 それは、高性能“スパコン”も同じです。 コンピューターは、高級で高価な“ソロバン”と認識する必要があります。 人間が器用な指で、経験をもとに操作しなければ、ただの玩具(おもちゃ)です!
 

人類の歴史で最も画期的な偉業ヒトゲノム計画 完了を、覚えていますか?


DNAの二重らせん構造が発見され60年、1990年から始まったヒトゲノム計画は、2003年にヒトゲノムの全塩基配列解析を完了しました。 日米欧など6か国から、約 3000人の研究者・5000億円の研究費を注がれ、医学が大きく変わると期待され盛り上がりました。 しかし 最終的に結果が得られず、夢・幻で終わった様です。 あれから15年、幻のヒトゲノム計画が残した結果は、難病・奇病どころか一つの病気さえ、解明されなかったのです。 これが、医学の現実です! 

その“ヒトゲノム計画”を、スパコン「富岳」で再検討しては如何でしょうか? 20年前の“コンピューター”とは、桁違いの性能です。 しかし、様々な医学論文をデータとしてインプットしても無駄です。 医学には、元々“論理”も“確証”もないのです!

医学とは、単に期待だけでいいのでしょうか? 医療とは、場当たり的な処置でいいのでしょうか? 医者が、「ガンを治して上げましょう」 患者が、「ガンを治して下さい」 そんな口約束が、簡単に正当化されるのが不思議です! 「手術でガン患部を削除しました」・「放射線でガン細胞を焼きました」・「抗ガン剤で細胞もろとも殺しました」・・・、医者は最善を尽くしたので死ぬも生きるも患者の運命と、医療の限界を強調します。 それが、医療の実態です!

高度先進医療など、理想と現実は違い過ぎます。 医学で解明出来ない病気は、医療で対応できる筈がありません。 医療と言う産業は、患者の為ではなく医者・医業界の金儲けの手段に過ぎません。 考えて下さい。 医者が患者を助ける(現実に不可能)と、医療産業は即座に衰退するのです。(患者の数が利益の礎) 東洋医学で言う未病、西洋医学の病人もどきを大量に生産する事が、現代医学の上等手段(策略・戦略)に過ぎません!

日本は、世界一の長寿国です。 将来は、100歳~120歳まで寿命を引き上げましょう。 その為に国家予算を、全額(毎年100兆円以上)医療に注ぎ込みましょう! そんな馬鹿げた国家展望を、誰が望んでいるのでしようか?

世界は、“新型コロナウイルス”と言う難題で瞑想しています。 “スパコン”や“豊富な資金”があるから、簡単に乗り越えれる事が出来る? とんでもない“妄想”です! 地球の自然破壊が、未知なる病原菌(新型コロナウイルス)と言う“キーワード”いや“パスワード”で、答えを模索し始めたのです。 堕落した現在を、スパコンで全消去しては如何でしょうか? 貧しくとも明るい未来が、いずれ訪れると思います!
“新型コロナ”で活躍する“医療者”に対する批判ではありません。 原因不明の伝染病に「治して上げる」と、安易な確約をする事が問題です。 “スパコン”は、解けない問題の答えは出さないのです。 “医療者”においても、同じです! 

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