エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

“ジフテリア” と “アレルギー”

2020-03-24 08:49:22 | “現代医学の功罪” 関連
アレルギーの原因は、既に解明されている。
 
1884年、“天然痘”の研究をしていたロベルト・コッホの門下生であったドイツのフォーン・ベーリング北里柴三郎は、当時 蔓延していた伝染病の研究の為、師の元を離れています。 その後、共同研究でジフテリア破傷風の抗毒素を発見した様です。 少量の病原菌を接種した馬の血液中に病原を打ち消す作用を見い出し、その血清(ワクチンの原型)を医療に応用して大きな成果を上げています。 このワクチンが出来た事で、ジフテリアと破傷風の恐怖から世界が救われたたと言えます。 運よく? “フォーン・ベーリング”は、師である“コッホ”より先に“ノーベル賞”を受賞しています。


   
1906年 ベーリングは臨床実験を重ねる中、ジフテリアと破傷風の治療の過程で、一部の患者がショックを起こして発熱・発疹・嘔吐・痙攣を併発し、死に至る症例が多いのを診て新たな疾病「アレルギー」と言う定義を設けています。 治療に用いたワクチンに含まれる動物由来の病原菌が、リスクとして余病を併発すると明言しているのです!
 
“アレルギー”&“アナフェラキシー・ショック” の定義(発症原因)は、既に100年以上前に究明されているのです。 “ジフテリア”と“破傷風”の治療による副作用が、研究者自らアレルギーを齎すと示唆しているのです。 どうして、明確な論文があるにも関わらず、その後の医療界は事実を隠蔽したのか? ジフテリアと破傷風の治療を優先した為、アレルギーと言う病気を時代の渦の中で、軽視・無視してしまったのです!

    

 日本における“近代医学の父”と言われる北里柴三郎は、フォーン・ベーリングとジフテリアと破傷風の研究を共にしています。 アレルギーの存在は、その時点で二人とも把握していた筈です。 然らば 北里大学は、アレルギー医療に秀でていると思われます。 しかし 北里柴三郎の教えは、後世に引き継がれていない様です。 偉大な先輩の志など、魅力も興味もなかったのでしょうか? アトピー性皮膚炎も花粉症も、生死に纏わる重篤な病気でないと言う風潮が、医学界の共通する認識なのです!

それが、大きな問題です。 ジフテリアと破傷風の治療法は、既に確立されています。 どうして、ジフテリアと破傷風のワクチンが、今日 必要なのでしょうか?(戦後、法定予防接種として義務化) そもそも、一度の予防接種やワクチンの効果が、一生涯続くと言うのは妄想・幻想の類で、科学的な論拠などありません。(インフルエンザのワクチンは、毎年投与しても効果は気休め) ジフテリアと破傷風の病原菌を、医療とは言え接種すればアレルギーの原因(余病)になると、北里柴三郎は草葉の陰で訴えているのです! 

パンデミック”は、人類共通の驚異です。 百数十年に渡つて、様々な研究が行われて来ました。 しかし、治癒を齎す治療薬(ワクチン)など、現実に何一つないのです。 スペイン風邪・SARS・MARS・新型インフルエンザ・鳥インフルエンザ・・・ 効果がある特効薬やワクチンは、人々の願いも虚し何一つないのです。 一つでもあれば、“伝染病”も“感染症”も恐れるに足りません!