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熊本の植物園

2011-03-17 11:04:33 | 九州 ヒガンバナの旅

 鹿児島で朝日に輝く開門岳を目に焼き付けた後、指宿スカイラインで薩摩半島を縦断して九州道に入り、熊本を目指しました。

 

 当初の予定は、アーチ式水道橋で有名な、熊本県南東地域のヒガンバナ群落を訪ねる予定でしたが、平地ではヒガンバナが開花していないことが分ったので、予定を変更して熊本市内の植物園を目指しました。

 

 益城熊本空港ICで高速道路を降り、熊本市内に入りました。

 

 ほぼ12時を過ぎていました。

 

 熊本市街は市電がのんびりと走り、街並みに文化と歴史の厚みのようなものを感じます。

 

 

 この日もお昼はコッペパンとコーヒー牛乳で済ませました。

 

 昼食時間さえ勿体ない気分で、熊本市動植物園のゲートを潜ります。

 

 主目的は温室、ヒガンバナ、コスモス花壇でしたが。

 

 

 ヒガンバナはタイミングが早すぎました。

 

 当然のことにコスモスは花の気配すらありません。

 

 しかし温室で、珍しいサボテンの花などを撮影することが出来ました。

 

 秋の花のタイミングとは微妙にずれているようです。

 

  

 

 次に、熊本大学薬用植物園を目指しました。

 

                        

 

 薬学部を備えた大学には必ず薬用植物園があります。

 

 ただ、夫々の大学毎に、薬用植物園を市民に開放しているか、学生の教育だけに活用するかの運営方針は実に様々です。

 

 その違いは多分、携わる方々の熱意であろうと感じています。

 

 そして、この熊本大学の薬用植物園ですが、上の写真をご覧下さい。

 

 屋外に掲示した大きな黒板に、手書きの案内が、大振りな文字で記されていました。

 

 この植物園を実際に運営する方々の心意気が伝わります。

 

 熊本大学薬用植物園で数枚の写真を撮影し、熊本城内の監物台樹木園を訪ね、熊本市街を抜けて農業公園を訪ねました。

 

 筆者のホームページ「花を見る植物園・花公園」で紹介する為の内容確認が主目的です。

 

 すこしずつ、義務を果たしつつあることの安堵感と満足感を味わうことができました。

 

 汗を流し、一歩ずつ歩を進めながら、山頂に登りつめた時の達成感と同じ種類のものです。

 

                      

 

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