*begejstring for DANMARK*

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日本人の『孤立度』は世界一。

2008年10月14日 | *デンマーク・北欧諸国*


このblogのタイトル『begejstring for DANMARK』は、意訳すると“デンマーク狂”とか“デンマーク・マニア”等の意味になります。


最初のキッカケはともかくとして、その後この『デンマーク』という小さな国に更にハマってしまった理由はいろいろあるのですが、まぁなんというか“噛めば噛むほど美味しくなるスルメ”のごとく、日本人の私にとっては非常に興味深い国だったんです。


なんというんでしょう…今の日本がどこかに置き忘れてしまった、非常に大事なモノやココロが残っている国、と言えば少しは伝わるでしょうか。



あ、でも今の内に書いておきますが、だからといって『100%完璧な国』というわけではないんです(^-^;

デンマークにも残念ながら、悪いところや直して欲しい面はたくさんあります。

日本じゃ有り得ない!ということが起こるようですし(T_T)



でも、“生き易さ”の点では、比べ物にならないほどだと思います。



こんな記事がありました。


日本人の社会的孤立度は世界一 もはや国民病「生きづらい」の正体





上記記事、表は本当に興味深いですね。


というか、まずデンマークの前に、あのラテンで明るそうなイメージのあるメキシコの人が最も『全く付き合わない』率が高いこともそうなんですが(^-^;



ま、ここでは日本とデンマークを比較。

この時点でもう、日本はなんと5倍弱ものパーセンテージが...orz



話がいろいろ変わります。

そして皆さんお聞きになった方も多いと思いますが、デンマークは「世界一の幸福国」として認定されました。

ちなみにデンマーク、消費税25%の国ですよ?

5%でさえ( ̄Σ ̄;)ブーブー状態の私達日本人からしてみれば、有り得ない税率の高さですよね(^-^;

なのに世界一幸福な国ってどゆこと!?と疑問がわくわけで。





…と、こんな感じでデンマークのいろんなこと、その他にも環境や福祉・教育などなどをいろいろ調べまくっていたらまぁ楽しいこと楽しいこと♪

と同時に、日本とのあまりの差に愕然ともしてしまったわけなんですが( ̄ー ̄; ヒヤリ







でも、デンマークのことを勉強してからずっと、“自由とは何ぞや?”みたいな事が頭をずっとぐるぐるしています。


今回の“生き易さ”“生き辛さ”もこの辺に関係するようなところもあると思います。


“自由”には“責任(と義務)”が伴ないます。

“個人が生き易い”ということは、“自分だけでなく、他人も生き易く”なくてはなりません。

“1人1人の個性が認められる”ということは、“他人の個性も認める”ということです。

“個人が自由に生きる”ということは、親や子どもの面倒をあまり見なくてもいい代わりに、最後は必ず“独り”です。


こんなことを考えてると、もう眠れなくなってしまいます(^-^;




小さい頃、よく大人たちに対して『自由にさせてよ!』と言ったものですが、大人になってから考えてみると、自ら住むところもお金を得る術もない子どもに“100%の自由”があるわけないですよね...。


あ、あとは“平等とは?”ですね(^-^;

これも難しいことなんですが...。




時々、ただ今思春期真っ盛りの子達と接する機会がありますが、そんな子達と面と向かって話す時、このデンマークという国を勉強したことで得た知識が非常に役に立ちます。


そういう知識や考えるキッカケを与えてくれた国、このデンマークに、私は本当に感謝しています。













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