1杯なんと税込み1,998円!(税抜きで1,850円)
ネットでもテレビでも、非常に話題になりましたね。
1杯約2000円 スターバックスの高品質 『パナマ アウロマール ゲイシャ』 - 週アスPLUS
9月17日からスタバ内でも店舗限定で販売されたこの『パナマ アウロマール ゲイシャ』、それでもほとんどが販売当日には豆も含め完売してしまったのですから、世のコーヒー好き……というよりスタバ好きの皆さんには値段関係なく心くすぐられる商品だったのだと思います。
パナマ アウロマール ゲイシャ | スターバックス コーヒー ジャパン
「パナマ アウロマール ゲイシャはラ アウロラ農園でロベルト ブレネスさんによって栽培されたコーヒーです。パナマのチリキ県に位置する30ヘクタールの土地のうち、17ヘクタールでコーヒー栽培が行われ、そこでは ゲイシャ種のみが栽培されています。生産者としては若手のロベルトさんと妻のマルタさんがコーヒーの栽培を始めたのは2006年で、2人が育てるゲイシャ 種のコーヒーの収穫はこれで3年目となります。
- via:パナマ アウロマール ゲイシャ | スターバックス コーヒー ジャパン -
さて、ここで出てくるロベルト・ブレネスさんてどんな方なのかな?と思いちょっと調べてみました。
(Best of Panama 2013, revela ganadores por categoríasEl Informe de David)
↑この真ん中にいらっしゃる方がRoberto Brenes氏のようです。
では、実際にどんな賞をとられているのでしょう?
ベスト・オブ・パナマ(BOP)国際コーヒー品評会の結果 « ゲイシャ・コーヒー
↑2013年の記事のようですが、この記事で書かれている中で3番目の表《ゲイシャ》の1位に、確かにこのロベルトさんの名前とロット名が!
ロット名は“アイアンマンIronman”というもののようです。
で、もっと調べてみると、
Panama Auromar Estate “Ironman” Geisha by PT's Coffee | CoffeeReview.com
↑この記事内でこの豆のことは『Panama Auromar Estate “Ironman” Geisha』と書かれてるので、多分ですけどスタバで扱っていたゲイシャの正式名は『パナマ アウロマール エステート(エスタテ?) アイアンマン ゲイシャ』となるのかと想像されます(あくまで想像)。
読み方がスペイン語読みと英語読みがごちゃごちゃなのが難しいところですねw
さて、少しだけ日にちは遡りまして19日はiPhone6/6Plusの発売日でした。
ちょうどこの日は銀座に朝イチで行くし、試しに1杯くらいこのスタバのゲイシャを飲んでみようかな……いや、豆もついでに買ってみようかな……なんて思ってたりしてたんです。
でもいやまてよ、いくら1杯約2,000円、豆は250gで10,000円(税抜)とはいっても、買う人は絶対買うぞ……と不安になって前日の18日に電話で店舗に確認してみたら……案の定、豆も含めて完売! さすが!w
こうなってくると私は「いいも~ん!自分で生豆買って自分で家で焙煎するも~ん!(≧ω≦。)」とヤケになり(笑)、でもこの時期って実は2013年ものから2014年ものに切り替わる時期、ましてや最近コーヒー豆全体の価格が上昇してることもあり買い占められていたりするのか例え生豆でもなかなか見つからなかったですが、ちょうど2014年ものが少しずつ入ってきてくるちょうど良い時期だったのかやっと見つけることが出来、“清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入し”なんとか入手!
そう、ゲイシャは例え生豆でも、もともと生産量が少ない上に需要が高いのでめちゃくちゃ稀少で、だからこそすっごく高いんです!
とはいえ同じ“ゲイシャ”でもまたピンキリあり、そしておーくしょんものかそうでないかによっても変わってくるので、自分の運とその販売店を信じて買うしかありません。
そして無事に到着!
美しい緑灰色の生豆です! うっとり(人´∀`).☆.。.:*・゜
そして、
豆の大きさ、でか!(^_^;A
これはハンドピックした後の欠陥豆なので黒いところとかありますがそれは気にしないでもらって、左側が今回のゲイシャ、右側がイルガチェフェです。
実は私、まだ大粒の豆で自家焙煎したことなかったんですよね……小粒のものは初心者向きで良いのですが、粒が大きいものは難しいんです(滝汗)
しかも超値段高い、希少な豆……うっ、失敗出来ない!><。
でも今回非常に驚いたことは、今回私が購入したゲイシャ生豆、ほとんど欠陥豆がなかったんですよね。
ピーベリーもあまりでませんでした。
これはもしかして……購入したお店等で軽くハンドピックしてくれているのか、それとももともと欠陥豆が出にくい種類なのかも?
欠陥豆がどのくらい含まれているかいないかで実際に使えるコーヒー豆の量はガラッと変わってきますので、例えば安いと思って生豆を買ったとしても豆の種類やお店によって含まれる欠陥前の量ってかなり違いますので、安いと思っていたら欠陥豆ばかりで結局は安くなかった、ということも考えられます。
今回買った生豆は特に非常に高い豆ですから、欠陥豆なんてあればあるほど損というか……原価が高くなる訳ですし。
しかも今回は初めて利用するお店で購入したので余計にドキドキでしたが、このように品質的にもすごくよかったので次回以降も利用しようかなと思いました。
……と、今またそのお店で取り扱っているゲイシャ生豆に状況を見てみたら……すべて完売してました(汗)
私が見ていた時は大量買い用も含め全部在庫はあったのですが。
良いタイミングで買えたのかも! あの時、意を決してすぐに購入して大正解でした。
さて、では肝心の焙煎です。
大粒のこともあり、いつもより火を離し目で手網焙煎しました。
焙煎後はこちら。
ちょうど20分で焙煎終了しました。
ゲイシャは中煎りが良いらしいので、その辺で止めておきました。
粗熱をとって、実際に挽いてみます。
チャフも少なめだったので焙煎しやすかったです。
さて、この状態での香りは、
・ミルクチョコ
・甘い香り
・ホットミルクの香り
・はちみつ
でした。
特に“ホットミルクの香り”を強く感じました。
では、さっそく淹れてみました。
微粉を多く含んでいるので濁ってますが。
淹れたて熱々の状態での香り等は、
・なめらかで濃厚な甘さ
・南国の甘い感じ
・バターのような
・熟した桃
・酸味少ない
冷めてくると、
・ジャスミンの香り
・マンゴーの甘さ
でしょうか。
過去に2回ほどゲイシャは口にしたことがありますが、その時も濃厚な甘さを感じました。
【珈琲】“スペシャルティコーヒー界の頂点に君臨する希少種”『GEISYA』(ゲイシャ)種。 - *begejstring for DANMARK*
【IVENT】「スイーツとコーヒー」Pierre Hermé Paris × 丸山珈琲 Presented by 料理通信 - *begejstring for DANMARK*
ゲイシャは、モロ私好みの味なのです!
さて、実際にゲイシャの生豆(ただしオークションもの)を購入した私が、自分で購入した金額からスタバさんの1杯約2000円、豆で10000円というのを計算してみると……うん、妥当な金額だと思いました(とはいえ、私が購入したゲイシャとは別なので予想ですが)。
むしろ、多分……少し赤字?(^_^;A
だからこそ日本と北米だけの限定販売、しかも日本では1000袋のみの販売なのでしょう。というかこれ以上は豆自体も実際にないのかも。
よく言われているのは、飲食店の原価は1/3くらいだと。
しかもスタバさんのように世界展開しているチェーン店の場合は多く店舗がある分、かえって維持費等が掛かる場合もあります。
なので1/3どころか1/5かそれ以上いっていても全くおかしくないかなと。
もちろん、これは商品にもよるので、客寄せ用の商品は赤字でも出すし、それ以外は……ということになるかと。
今回のゲイシャはもう、どちらかというと客寄せ商品になるかと思うので赤字でも、というかさすがにこれ以上は、ということでこの値段にしたのだろうと思われます。
実際、非常に話題にもなりましたし、充分客寄せにもなりました。
そして、スタバのリザーブ……特にクローバーで淹れる場合に使う豆の量は、どうやら40gだそうです(ネット上で調べてみたところ)。
でも今回のように非常に高い値段のものの時もそうなのかなぁ?と更に調べてみると、
究極の一杯を株主優待券で!スターバックス パナマ アウロマール ゲイシャ | カテゴリ共通 | 夕刊マダムの悠々優待生活♪ | 肌と心のストレスを開放するAWAKE(アウェイク)コミュニティ
↑コチラの記事内に写っている、挽く前の豆の量を見てみると、確かに40gくらいはありそうです。
先ほどの原価計算はこの40gで計算しましたw
ゲイシャ生豆、1キロ分を購入したので、もうしばらくは楽しめそうです。
これこそ、“究極のおうちコーヒー”!
今回の焙煎は割と成功したと思うのでε-(´∀`*)ホッとしました。
(まだ下手だけど)自家焙煎出来るようになっていてよかったと心から思った日でした。