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聖イトオテルミー学院グループ 曲梶支部 ブログ

創見者 伊藤金逸医学博士の教えをもとに、温熱刺激療法イトオテルミーの温もりと実(まこと)の健康生活の普及に努力します。

「伊藤 吾子先生 講習会」⑥ 写真集

2025年05月07日 | イトオテルミー

講習会の写真集です‼  2025年3月23日

吾子先生、講習

 

感謝状授与 司会謝辞

集合写真

吾子先生を囲んでの懇親会

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「伊藤吾子先生、講習会」⑤ テルミーラボ2 ドライアイ、 医宗一如 そして緩和ケア

2025年04月18日 | イトオテルミー

ドライアイとテルミー

「私もすごくひどいドライアイなんですけれども、ドライアイの原因は涙が少ないと思って いる方が多いんですが、そうではないんです。
涙は分泌されているんだけれども、もう一つ違う、マイボー ム腺といって、目の周りにと存在している油を分泌する腺があります。そこから油が分泌されていない、膜ができていないことで蒸発しやすいというのがドライア イなんです。
全てではないですが、90%以上のドライアイは涙が少ないということではなくて涙は出て いるけれども、マイボーム腺が詰まっているから、油が足りなくて涙が蒸発しやすいという状 況になっています。これがドライアイの仕組みです。
そしてそのマイボーム腺の油の線が詰まっているということは、油は熱で溶けますよね 。なので、温めたらその油の膜がまたうまく機能して 蒸発しにくい涙になってくれるという ことを実験してみました。これはマイボーム腺が詰まっていてドライラインになっている方々にとって、眼科として 温めるということは推奨されているんです。」

○今回の実験でわかったこと

温罨法(市販のホットアイマスク等で眼の周りを温める)とテルミースコープで眼を温める比較実験をされました。

・温罨法とスコープのいずれも、涙が蒸発し始める時間を延ばす効果があり、ドライアイの改善に有効であることが確認できました。

・温罨法よりもスコープのほうが、涙が蒸発し始める時間を延ばす効果が高く、ドライアイの改善効果が認められました。

 

 

☆テルミーは、「医宗一如」の心を大事にしている

「これを理念として掲げているという私たちであります。ただ一方で初めての方々にとってはテルミーはいくら良いものだとは言っても、医宗一如いう言葉が大変難しく感じてしまったり、そして宗教の宗という言葉が入っているとちょ っと抵抗感を感じてしまったり、というお分かり方もいらっしゃるかと思います。ですけ れども、ぜひ皆さん自信を持って 説明をしていただきたい、絶対必ずわかっていただける はずです。

そして、医という言葉も宗教の宗という字も同じ根源。人の苦悶を和らげて幸福感や満 足感をもたらすというのが、それが医にも宗にも表れる共通点ですので、同じ根源である ということですから、全く何か怪しいということではなくて、その同じ根源である医も宗もどちらも大事にしていきたい。そういった心を表しているのが「医宗一如」という言葉になります。

医療、医学そして科学性を表す医というもの。その医療、私たちは医療従事者ではありませんけれども、体に触れたり熱を入れて差し上げ 
るという、そういったちょっと医療に準じた行為をさせていただいています。そういった人間の体、その健康に携わるということをする私たちはもう一つの側面である 心精神ということにも、最も愛情を持って 寄り添う人間でなければならない。そういった心が込められています。
その心、愛情、精神を宗という言葉で表しています。」(講習メモより)

(曲梶支部 講習会 資料より)

☆フランスの格言

「治すことは時にしかできない。 
しかしやわらげることはしばしばできる。
そして慰めることはいつでもできる。」(フランスの外科医 アンブロワーズ・パレ) 
ここまで含めるとテルミーの世界になってきます。
テルミーの心というのは、まさにこの最後の一文、「我は包帯し、神のみと癒したもう」私た ちは包帯を巻いているだけであって、治しているのはご自身自分自身の自然治癒力なんで すというところ、その心を私たちは忘れてはいけません。
自分が治しているなんておこがましい気持ちは持ってはならない。治しているのはご自身の自然治療力であって、それを引き出すお手伝いをテルミーはして いる、というところでございます。(講習メモより)

☆テルミーも民間療法

政府では最近、民間療法という言葉ではなくて相互代替医療という言葉を使う ようになっています。
近代的な医学とその民間療法を組み合わせることによって、統合医療その患者さんにとっ て最善の導きができる。そのためのものであって、民間療法だけで何かを治す、というの が、ということです。それをその治すことを目的にしているわけではありません。テルミ ーもそうですよね。テルミーをすれば病気が治りますなんて言ってはいけないですし、そ れを言えるものではありません。ですけれども、全国各地からの体験談、そして今日も体 験談をいただきましたけれども、テルミーによってさまざまな効果、そして回復・改善 が認められているというのも、体験というのは何も根拠がないように思われるかもしれま せんが、体験の積み重ねこそもう揺るぎない根拠なんです。大事な根拠です。

あくまでも、病気の進行を和らげたり、それから副作用を軽減させたり、回復を促した り、それから生活の質を向上させたり、そういうことを目的としている。それが民間療法なんだということをぜひ覚えておいてください。

☆緩和ケアができるテルミー

緩和ケアというのが今、注目されています。医学の世界でも、治療だけではなくて、そこに付随する苦悩を取り除いて「生活の質」を上げ 
ていこう。そのための患者さんと家族へのサポートを、いわゆる最後の最後にその手段を取るのでは なくて、命の危険が迫っているご病気。
重い病気、難病、そういったものに対して 初期から緩和ケアを取り入れましょうというこ とがやっと言われるようになりました。
私たちは何となくがんの末期治療の手の施しようがなく、匙を投げられると緩和ケアに行くし かないという。悪い目的のような感じが、悲しいいきさつのように感じてしまいますが、今 はそうではなくて、初期から導入することでより良い効果を得られているんです。 それは延命効果にもつながっています。
これは大事なのは患者さんだけではなくて、ご家族もということ。 ご家族も苦しいんです。
ご本人だけじゃなくてすごく近くにいるのに、何もしてあげられない。何か支えを励まそうと思うと、余計な言葉を言ってしまったり、励ましや応援ってなかな か難しい時があります。何も分かってないくせに、というふうに逆に怒りが生まれてしまったり、ということもあ ります。ですので、何もできない。せめて言葉かけと思ってもその言葉かけも難しい、というのが現状です。 
その中で、テルミーがあったらどうでしょう。言葉はいりません。テルミーをかけて差し上げることで「体が楽になったよ」という言葉をいただけたり、「あり がとう」という言葉がいただけたり、それだけでこんな幸せなことはないです。その、何かしてあげられるという心の支えが患者さんだけじゃなくて、ご家族にとって も、闘病する中でとても大切な心の支えになります。何もできない自分って、本当に全く感じなくていいはずの罪悪感を感じてしまうことがあ るので、そこでテルミーをする時間を作るというだけでも、その気持ちを思い上げること ができる。
それが患者さんだけではなく、ご家族にとっての緩和ケアなど、テルミーによってできてい るわけです。

最後まで自分らしく生きるということを支えるということ。それから、ご家族が患者さんを闘病中、それから亡くなられた後にも生活に適応できるよ うに支える。こういったことが緩和ケアの大事なポイントとなるわけですが、緩和ケアというと、どこ かに通う入居するというイメージがあると思います。通院・入院というようなイメージがあるかもしれませんが、とは言っても、今、働き手不 足でそういったニーズが高いのに運営ができなくなって施設が閉じられていくという現状 があります。そうすると、緩和ケアは今後、在宅になります。在宅でいかに緩和ケアをしていけるかということがとても大切になります。 そして、医療費の削減にもつながります。
ですから、私たちが愛しているテルミーが社会貢献にもつながっているんだということをど うぞ皆さん誇りに思ってください。そして今後さらに在宅での見取りですとか、介護・看護・ケアというものが本当に重要に なってきますから、皆さんの愛しているテルミーというものが、いわゆる療術だけで終わ らない。皆さんのもとにかけに来てかけて終わるという間柄ではなくて、その来てくださった方々がご家庭でもかけられるように、そしてその方の家族にもかけられるように、とい うように、ぜひ「テルミーの輪」を広げていっていただきたいと思います。
他の民間療法はやはり、ほとんどが治療師と患者という間柄にどうしてもなってしまいま す。特に、鍼灸は、国家資格でもありますから、家庭の中でお互いかけて使うということはなか なか難しいです。そんな中で体を回復させる。改善させるというだけではなく、この緩和ケアという癒しの 効果を持ち合わせるテルミーは、唯一の素晴らしい民間療法であると言えると思います。 

このテルミーをかける、そしてかけさせていただく。その方だけではなくてかけている側 もオキシトシンホルモンが出て、そしてありがとう気持ちいいという言葉をかけていただ くことで、少しでも自分が役に立っているんだ、という存在意義を感じることができる、 というように素晴らしい家庭健康療法なんです。この家庭健康療法。健康への意識が高まって、そして人生 、100年時代と言われる中でもう様々な健康療法ですとか 
健康グッズが出ていますけれども、テルミーはただ購入をして使えばいいというものでは ありません。
そこには人と人とのつながりが必ずあります。 かける人、術者のお人柄というもの。
そしてその愛と祈りがあるからこそテルミーが良いものとして効果を発揮しますし、伝わ っていく。そういったことですので、どうぞ皆さんそういったことを心を大事にしていただいて、こ れからより一層大切になっていく。テルミを通したコミュニケーションスキンシップとい うものを大切にしていただきたいと思います。
今日は、健康増進という観点から未病の改善ということ。それから緩和ケアをして、今後大学でもケアが進んでいく中で、患者さんにとっても、ご家 族にとっても、テルミーをかけることが心の支えになっていく。癒しになっていくというこ と。
それがテルミーがどちらも叶えられるんだ、ということをお話ししてまいりました。

☆テルミー100年道

テルミーは、あと 5  年で 100  周年を迎えます。
このテルミー療法が 100  年続く。それはまさに本物だから、続いてきた。この 100周年を皆さんとともに輪を広げながら、これからも歩んでいくことを楽しみにして おります。」

(伊藤吾子先生、講習会記録メモより 文責・編集:曲梶)

 

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「伊藤吾子先生、講習会」④テルミーの効果の科学的根拠 テルミーラボ

2025年04月14日 | イトオテルミー

イトオテルミー親友会 会報誌「ザ・テル三―」のコーナーに伊藤吾子先生監修の「テルミーラボ」というコーナーがあります。

2025年春号「ザ・テルミー」でドライアイの実証実験の結果が掲載されました。伊藤吾子先生には、掲載前の3月の「曲梶支部講習会」でドライアイのテルミーの効果を講習していただきました。

講習の中で、イトオテルミーの科学的根拠(サイエンス・エビデンス)での「テルミーラボ」の意義について説明されました。

「伊藤金逸博士がテルミーを発明されたときに、もう 20 年以上の研究実験を経て、そし て科学の根拠に基づいたイトオテルミーを発明されましたので、その時代に日本医師会の会長 である武見先生がイトオテルミーを、そして金逸博士ともお知り合い だったので、金逸博士とその時はとても仲が良く、厚生労働省を通じてお友達でいた仲な んですけれども、金逸博士にその当時でも『金逸博士がそのようにタイレットを経てたくさ んの実験研究を経て生み出したイトオテルミーですから、この先、例えば医療機器データの検 査機器とかいろんな発展があっても、機械の進化があっても特段さらにそれを研究し直す ということはテルミーは必要ないですよ。』ということをおっしゃってくださったそうです。 
私たちもそれをまたさらにゼロからやり直すということはいたしません。ただ今の時代、皆さんがテルミーをどなたかにおすすめするにあたって、もちろん気持ち いいのは大変分かっている。そしてかけた相手の方もああ、気持ちいいああ、体が楽になった。それは本当に大事な体験学習なのでテルミーの入り口なのでとっても大切なことなんで すが、そこに皆さんは何かもう一つ説得力を持ってお話をできるような、そんなものがあ れば、皆さんも何かお役に立つのではないかと思って、日常的なこと、その重箱の隅を楊枝でほじくるようなことではなく、日常に即した素朴ながら、私たちの本部でできるような実験研 究というものを日々続けています。」

「テルミーラボ」で実験研究されたものを講習していただきました。

○体温を上げることは、テルミーの大きなメリット

①テルミーと他の温める療法との違いは? 面で入れる、線で入れる!

 例として、温泉療法、紫外線療法は、体の中に熱が「面」で入ってきます。(風呂に入って、体を温めることも同じです。)

  風呂に入って、体が温まり、真っ赤になるのは、急激に血液がワーッと頑張って抹消にまでいっていく。温めた効果でもありますが、血圧が変動します。体が温まると赤くなるのは、それだけ心臓が頑張っているんです。冬場にヒートショックというお風呂での事故が多くなるのも、血圧の変動が大きくなるからです。

 テルミーの場合、冷温器もそうです、スコープもそうですが、線で熱を入れています。これは全身一気にかけれます。同時に線で熱を入れていますので、必要なところだけ入っていく。そして私たちも必要なところだけに多く入れることができるわけです。これが大きな違いになります。面と線の違い。

 テルミーをかけるということは、脈拍、血圧に大きな変動をもたらさず、正常範囲で安定していて、そして体温岳を効果的に上げる。しかも2時間後までその熱を維持することができる。温熱療法に比べて、テルミーは心臓の悪い方、高齢者で心機能が弱っている方、心臓の病気を持っている方々でもかけることができる。

②テルミーとホルモン

 1.オキシトシン・・・幸せホルモン、愛情ホルモンといわれるもの

 相手に愛情を持ったり信頼関係を持ったりするときに、より一層高まるホルモンです。テルミーをかけた20分前後に、クーっと高くなって   います。そして10分後にスッと下がっています。

「テルミーをかけた直後、幸せホルモンが高まっているという。そしてそんなにいいホルモンなら出続けたほうがいいんじゃないかと思うかもしれません が、これはこのホルモンが出続けている状態の動物がいます。
それはオオカミです。
オオカミはオキシトシのホルモンがずっと出っ放しなんです。そうするともちろん愛情深いし、信頼関係もすごく強いんです。
だから自分にとっての家族。それから縄張りの仲間にはすごく大事にします。要は懐に入った相手を大事にするんですが、一方で他者を寄せつけないコミュニケーショ ンが取れないというデメリットが大きく出てきます。
一匹狼という言葉があるように。
他者とのコミュニケーションが取れないんです。これがいくら良いホルモンだからって、人間でそれが起こってしまってはコミュニケーシ 
ョンが取れません。
このようにすっと出てすっと下がる。 
それをできている動物は何かというと犬です。餌をあげると喜んでなでなですると、喜んでコミュニケーションもとれますよね。 
人間と会話できるくらいそのようにコミュニケーションもとれるというのがこのホルモン が出るけど、下がるということが大事だよ、というポイントになります。
このオキストシンホルモンというのは、その出ては下がりという繰り返しが、日常で多け れば多いほど出やすくなるホルモンでもあります。
ですからテルミンをかけるということで、オキシトシンホルモン、先生も朝晩かけてらっし ゃるとおっしゃってましたけど、そのようにオキシトシンホルモンの回数が多ければ出や すくなるんです。
それ以外にもね。
例えば赤ちゃん子育てしている方たちもオキシトシンフォローをお子さんに出すためにず っと抱っこしていなければいけないのか、そうではなくて出ては下がりを繰り返すことが 多ければいいので、抱っこしてまた何時間分で抱っこして寝やすい状況を多く作ることが 大切になってきますということで、テルミーをかけることでしっかりとこの幸せホルモ ン、 それから相手への信頼関係が増す、鎮痛効果もあるそうです。」

 2.コルチゾールホルモン

 これは、医学界で使われているステロイドです。

「体の中で出て作られているコルチゾールというホルモンを外から量を多く入れているもの がステロイドステロイドというとあまり良くないイメージがあるかもしれませんが、過剰 に起こってしまっている炎症反応を抑えてくれるという薬なので、長期間使うこともあ ります。
 一方で、長く使ってしまうと、免疫力が下がったり、体の抵抗力が弱くなってきてしまう ということがありますので、ステロイドを一時だけ使うという方法があるんです。 これは矛盾しているようですけれども、長く使うと抵抗力が下がってしまう。このステロイドというお薬が一時だけ使うと元気になるんです。 人間の体が活性化するんです。
 これは例えば重症な細菌感染、肺炎などを起こしていて抗生剤をたくさん使わなくちゃい けないんだけれども、もう体が重症の肺炎すぎて抗生剤が効くにも反応しないという状況があるときに、ステロイドを一緒に入れることでカッと元気になって抗生剤にしっかりと 反応してくれるようになるんです。
 そのように一時だけステロイドを使う、もしくは一時だけコルチソールというホルモンが 上がるということは、逆に体が活性化して 元気になるということを表しています。そうしますとテルミーを施術をした直後には少し上がって、そして 10 分後にはちゃんと下がっている ということが示せました。ですので、その一時期だけポンとコルチゾール、ストレスホルモンと言われる。長く出て しまうとストレスなんです、ストレスを感じるということにつながりますが、それが一時 期だけ出る。この刺激。テルミーの刺激によってコルチノールが一時的に増加する。ということは効果の一つで ある自然治癒力を高めるということにつながっているということが考えられます。」

☆テルミーの熱をお腹に入れることの意義

「テルミの熱が自滅されるということを私たちはお話ししますけれども、お腹に熱を入れる ことでテルミの熱がどれだけ広がりを持つかということを実験しました。

 ですから手足が冷たいとき、日常的な生活の中では手足が冷たかったら、例えば足力をし たり、そしてカイロを握ったりというように、その冷たい部分を私たちはどうにかしようと しますよね。
ですが、もともと抹消って 端っこ手とか足の端っこの方。 その抹消というのはもっとも血管もリンパ管も細いです。そこにいくら熱を加えても有効に働く熱がちゃんと運ばれないわけですよね。 もともと細い。しかも冷え切っているから余計収縮していて、そこに熱を加えても温かい循環にはな らない。なかなかならないわけです。ですけれどもこの予熱されているありがとうございます。ちゃんと指先までお腹に熱を入れることで指先にまで熱が行くということがわかれば、テ ルミーの熱をどこに入れたらいいかってわかると思います。
 手の先、足の先が冷たいからといって、そこにばっかりテルミーをかけるのではなくて。 もちろん最初は手足が冷たい物体があればその気持ちを和らげるために、そこをかけて差 し上げるのは当然大事なことです。でもずっとそこをするのではなくて、どこに熱を入れたら効果的に早く手足が温かくなる かという体の仕組みを理解すれば、中心温度の理解です。中心温度を保つために手足の血管がキュッと縮まって、熱を中心に集めようとしているわ けですから、それが足りていないという状況です。手足が冷たいとだから中心に熱を入れてあげれば手の先、足の先まで早く温かくなるとい うことが、テルミーをかけるときにただただかけるのではなく、時間をかけてかけるので はなく、体の仕組みをしっかりと理解して、そして効率よく短い時間で改善を促してあげ る。こういったかけ方をぜひ皆さんこれからさらに学びと技術を深めていただきたいと思いま す。」

  

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「伊藤吾子先生の講習会」③ 未病とは、

2025年04月09日 | イトオテルミー

「未病の状態」で取り組めるテルミー

 いわゆる病気として病院にかかるほどではないないけれど、どうもいつもここが具合が悪い、どうも違和感を感じる。そういった状況をそれを全部ここの病気と言われるまでの未病と表現します。

 テルミーで以前より、未病を改善するということを言ってまいりましたが、医学界はこの「未病」ということに注目してきたのはつい最近のことなのです。正直、なかなか病院関連は、未病の視野とか予防の観点は目を向けられない世の中が続いてきましたが、今やっと未病のうちに改善しましょうということが言われています。

伊藤吾子先生の講習メモより(文責:曲梶)

「病気にならず、未病のうちに改善できればこんなに幸せなことはないわけです。

ただ、今この未病の状態で病院にかかったとします。

私たちのもとにもいらっしゃいますが、例えば皮膚科ですと先生、右の手の、ここの部分だけがしびれで感覚がおかしいんです。

何か触っていても何も触っていないような違和感を感じます。とおっしゃいます。じゃあ、皮膚表面を見ても何もない、そして何か神経の障害なのかなと思って神経の検査をしても何もない。

そうなってくると、私たちは逃げ道として年のせいですか。年のせいですねって言わざるを得ないの。

それから何もなかったのでこのまま様子見てください。

違和感あるのに、様子見ろって嫌ですよね。でもね、それしかない。治療しちゃうとなんでもないってなんでもなくないのよ。

皆さんにとっては本当に違和感があるんですから、だけど分かってもらえない。はがゆいですよね。

その状態で薬を出すわけにはいかないんです。

そうすると逆に強すぎちゃう副作用が出ちゃう。的外れ、そういうことがありますから、薬が出せないでそのまま付き合っていかなきゃいけなくなっちゃう。そうするとだんだんひどくなっていって、いつしか病気として何かの形が現れるんです。

でも、その違和感は誰にもわかってもらえません。でもつらいんです。改善しましょう。これはテルミーにできることです。」

☆テルミーと「未病の改善」

①バランスの良い食事

②オーラフィレル(口の中の健康状態) 唾液の分泌

③毎日適度な運動

④社会につながりをもつ。自立心が高まり、認知症を遅らせる。

☆テルミーで免疫力を高める

テルミーで体に熱を入れると、免疫細胞が活発化される。

免疫細胞が正常に働ける体温は、36.5度。

体温が1度下がると免疫力が30%下がります。

逆に1度上げると免疫力が5倍も6倍も高くなるといわれている。

◆筋肉が一番熱を作り出してくれる。(テルミーの温熱刺激で、筋肉がゆるんで、体液が通りやすくなる。)

今は、電気製品が普及して便利になって、体を動かさなくなっている。筋肉を使わなくなっている。50年前に比べて、筋肉の量が減っています。体がサボって自律神経の機能が衰えている。現代人、私たちは50年前の日本人にくらべて、0.7度、体温が低い状態です。体温が、35度台の低体温の人が多くなっている。

体温が低いと、筋肉が物理的にギュッと収縮するので、リンパ液、血液などの体液の通り道が細くなって通りにくくなる。

「リンパ液は、免疫を司ります。その役割は、異物のパトロールをして見つけると排除します。排除することでリンパ節が腫れます。あれは戦っている姿です。あざ、テルミーの効果がわかりやすいです。あざは、血管やリンパ管から外にゴミが出てしまった状況です。あざにテルミーをかけますとスーッと引いていきます。ゴミの排除、免疫アップ、テルミーは手助けをしています。」

☆がんとリンパの免疫パトロールとテルミー

ガンの細胞は、人間の体の中で、1日5000個も作られている。

「リンパの免疫パトロールは、外からのウイルス、バイキン、そういった異物を捉えて排除するだけでなく、体の中で作ってしまったがん細胞をいち早く見つけてやっつけてしまう。それが機能しているからがんを発症しない。がん細胞は1日5000個できていても、ちゃんと排除ができればたまることはない。ですけれども、体温が1度下がって30%免疫力が落ちたとしましょう。そうするとリンパのパトロール機能が滞るので、5000個のうち1500個が、毎日見過ごされ、どんどんがん細胞がた溜まっていき、いずれがんとして発症するということになります。ですから、テルミーをかけて体温を上げておくということは非常に大切なことです。」

◆お腹、腸には体全体の6,7割の免疫作用があります。

 お腹、腸に冷温器、スコープで熱を入れることで、免疫細胞が活性化される。

 

 

 

 

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「伊藤吾子先生、講習会」、皮膚にテルミーかけるとは。 ②

2025年03月29日 | イトオテルミー

伊藤吾子先生 講習会 感想・記録メモ ②

吾子先生は、冷温器を握って、講習されました。

 

③皮膚と心身に刺激を与えるイトオテルーの温熱刺激ー冷温器

テルミー創見者、伊藤金逸博士の言葉を引用されながら、

「冷温器が皮膚に触れるその一点、その一点がその一摩擦が適所となります。覚所感覚所として神経、そこから脳、そこにまで活動を促します。

その引き金となって、今度は心にまで心理学的な作用を及ぼします。これは皮膚に冷温器をあてる一点が刺激接触門であるということを述べて(金逸博士)おられます。

初めての方は、冷温器を2本をバランスよく持つですとか、ストーンと抜けないとか、難しいですけれども、簡単にできる。小さいお子様から高齢の方まで広範囲にわたって利用ができ、そして健康を保てるという治療器。これは他にないだろうと、ということをおしゃっています、この言葉をおしゃった。もう100年になります。

安全に使えて、副作用もなく使え、そして癒しや回復の効果をもたらしてくれるそんなテルミーみたいな療法は、他にない。

 

④「日々の健康」 体液がスムーズに流れている状態

健康という状態で一番大事なものは、人間の体の60%から70%をしめる水分です。

3つの体液 (他にも、目の涙、鼻水、唾液もあります)

 ・血液

 ・リンパ液

 ・髄液 (頭の中背骨にかけて流れている)

そして一番大事と言っても過言ではない、テルミーをかけることにおいて、その免疫、自然免疫力、そして健康を維持するという上で、大事なのがこのリンパ液になります。

この体液がいかによく全身を流れているかということが大事になっていきます。

・これがまず詰まって少し流れが悪い状態ですと、疲れとしてでてきます。

・それからむくみです。(水分が一箇所に滞ってしまうような流れの悪い状態)

・どろどろになって流れが滞ってしまうと、こり、硬さになってきます。

・それだけでなく肌荒れ、便秘、あとは冷えになる。(体温が低いと、全身の血管、リンパ管体の組織が、全部ぎゅっと縮こまってしまうので、よけいに流れが滞ってしまう。

・さらに進んで、詰まってしまって、流れがここで止まってしまう。だるい、苦しい、痛いという症状になります。

 病名で言うと、心筋梗塞、脳梗塞など命の危険にさらされる。

○体を温めるということ、これがとても大事になってきます。

 この体液がさらさらに流れているスムーズに流れている状態が健康と呼べる状態になります。

 

⑤リンパ液の循環の重大さ

テルミーをかけることにおいてその免疫、自然治癒力、そして健康を維持するという上で大事なのがこのリンパ液になります。

この体液がいかにめぐりよく全身を流れているかということが大事になってきます。

これがまず詰まって少し流れが悪い状態ですと、疲れとして出てきます。

それからむくみです。(水分が一箇所に滞ってしまうような流れが悪い状態。)病名で言いますと、静脈瘤、リンパ浮腫というような病名になってきます。

それからさらにヘドロのようになって流れが滞ってしまいますと、今度は凝り、それから硬さになってきます。

それだけでなく肌荒れですとか、便秘、あとは冷えということ。

体温が低いと結局全身の血管、リンパ管体の組織、これがぎゅっと縮こまりますので、よけいに流れが悪くなってしまうんです。

それがさらに進んで詰まってしまって、流れがここで止まってしまう。だるい、苦しい、痛いという症状が出てきます。病名で言いますと心筋梗塞とか脳梗塞、本当に命に危険にさらされてしまう重大な疾患になってしまう。

・体を温めることで、体液のながれがよくなる。

・この体液がさらさらににスムーズに流れている状態が健康と呼べる。

・リンパ液は、12時間から24時間かけて、戻ってくる。

血液というのは、心臓がポンプの役目をしてプシュッ、プシュッと送り出してくれます。心臓からパーッと隅々まで回って、また心臓に戻ってきます。これは一周、40秒から60秒。

それに比べてリンパ液のスタートは、頭のてっぺんですとか、足や手の先、いわゆる端っこからスタートします。

リンパ液の流れは、ルートとしては片道のような感じです。そしてリンパ液は12時間から24時間かけて心臓に戻ります。

・リンパ液は自力では戻れない!

足の先なんて重力に逆らって戻ってこなければならない。

私たちの何気ない動きで筋肉が動いて、ちょとずつ、ちょっとずつリンパは戻ってくる。ずっと立っぱなしだったり、座りっぱなしだったりするとすぐに滞ってしまう。もともと速度がゆっくりなので、リンパ液の流れは血液のに比べてとても滞りやすい。リンパには循環をよく戻すための機能が備わっていない。人間の体にはとても大事なのに体の仕組みとしては、欠けている、弱いところです。

リンパ液の一方通行は、筋肉を動かせば戻りが早くなる。でも筋肉を動かすことは、難しい。

・その時、テルミーがあれば、冷温器で、私たちのテルミーは、単なる温熱療法ではない・

・テルミーは、温熱刺激療法なので、熱とともに細く委縮しないために温かくする、体温を上げるということ、プラス刺激を与えられる。末端の筋肉をテルミーをかけることで、動かしてあげることができます。

また、ふくらはぎは、第二の心臓といわれているポンプ作用があります。そのふくらはぎに、縦式で下から上にかけて、ふくらはぎの筋肉を動かしてポンプ作用を高めてあげる。リンパの流れをよくしてあげる。

免疫力を維持する、向上させるということは、日々の積み重ねです。テルミーも同じで、ちょっとずつでもかけて続けておくということが体の免疫力の維持向上につながっていきます。(文責:曲梶)

 

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