ダイスキ!!

今、何が必要か。楽しいって何だ?真面目すぎる自分が嫌い、こんがらがった頭を解きたい。綺麗なものを見るだけじゃ物足りないっ

ピンクリボンIN奄美 瀬戸内 2

2010-02-08 | Weblog
2階のコーナーでは、クイズパネルと一緒に

その回答も並べられ、

訪れる方々に理解しやすいように工夫がされていました。





鹿児島から来られたスタッフの方の一人が

並べてみると、やっぱり、ここはこうすれば良かった

とか思うね。と話されていました。

一人でも多くの命が救われることを

心から、願っている気持ちと

一生懸命さが伝わり、とてもありがたく感じました。


そして、そのクイズラリーに回答した後の触診体験。





ひとつの模型の中に4~5個のしこりがあり

指の腹で少し強めに

『の』の字を書くように触診していきます。

不動性(動かない)がっちりと留まっている

不定形(形が決まっていない)で、

境界線がはっきりしているものがガン。

そのしこり以外のものも触診することが出来るのですが

慣れない私には見分けることが難しく

やはり、んっ?しこり?と思ったら

必ず、病院へ行って検査をさせるべきだと思いました。


触診体験の横には名瀬から来られた

『ハイビスカスの会』の方々。

この会は、乳がんの体験者の会で

平成17年頃に発足されたそうです。


私がお話を聞いたお二人は

どちらも、シャワーを浴びているときに

自己検診で見つけ、一人の方はすぐに病院へ行き

手術を受け、5年が経過しているそうです。

もう一人の方は、友達に相談すると

『私も、あるよ。』と言われ、数年間放置していたそうで

病院へ受診した時には、さいわい転移はなく

手術し、現在術後4年だそうです。


前の日にはなかったし、定期健診も受けていたのに

急に出てきたのは何故?

と、いまだに疑問だと話されていました。


そういえば、先日、山田邦子さんの記事があり

私のがんは、8年(10年だったか?)前から出来ていた

と書かれていました。


後から、講演会があり体験者の方の話の中で手術後、

今までの検診の結果をもしやと振り返ってみると

念のため再検査をしたほうが良いと書かれている事に気付き

(私は、健康だから大丈夫よ。)

と検査に行かなかったことが悔やまれたと話されていました。


2階最後のコーナーは、願いを込めた短冊を書きます。





どうかどうか、40歳以下でも検診が受けられますように・・・

と書いた私。

せっかくの集団健診の機会に自費でも受けられないのは

ちょっとつらいです。


・・・が、今年から受けられる年になります。

毎年、受けます。





昼からの講演会でのお話では

現在、男性では2人に1人、女性では3人に1人が

癌にかかっていて、そのうち女性で最も多いのが

乳がんだということでした。


18人に1人。

これが、乳がんの発生率です。

会場に来ていたお客さんが100人ぐらいだから

計算すると・・・(5~6人)

と話されていた講師の先生でしたが

その時は、こわっ!!と笑っていましたが

笑い事でなく本当のことなんですよね。


《他人事でなく自分のこと》


マンモグラフィーでの健診では

癌細胞になる前の石灰化の時点で発見できるそうです。

現在では、胸を切除しない温存法の手術も

進歩してきているようです。


体験者の方も、いろいろなことをちゃんと知っていれば

こんなに辛い思いをしなくてもすんだのに・・・

と語っていらっしゃいました。


今、その命で私達に伝えようとしてくれていること。

本当に感謝です。



月一回の自己検診。年一回の病院での検診。



瀬戸内町ゆかりの方々の強い意向で

名瀬だけで開催されるはずだったこのピンクリボンが

瀬戸内町でも開催されることになったそうです。


おかげ様で、とてもいい勉強になりました。

ありがとうございました!!

スタッフの皆様、ボランティアの皆様、

本当にお疲れさまでした。




今日も、いい一日になりますよ~~~ 
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