幼かった頃、父は仲間達と一緒に
月に1回、『たのもし』で集まっていました。
『たのもし』とは、毎月一定の額を決めて
仲間同士で出し合って、順番にそのお金をもらいます。
例えば、12人で決めた金額が1万円なら
12万円を一括でもらえることになります。
もらうといっても、もともと自分のお金で
先にもらえば、借金を返して
後にもらえば、貯金を引き出すようなものです。
集まる楽しみ・・・飲む口実のような気がするのですが
その月に、まとまったお金が必要な時は
とても、助かりそう・・・。
私は加わったことはないのですが
今も、その風習は残っています。
その席で、いつも父達が表を手作りして
遊んでいたのが『ナンコ』。
なんだか、大盛り上がりしていたのを覚えています。
それが、昨日新築祝いに行ったお宅にあり
なつかしィ~と思いながら
そういえば、これって島だけの遊び?
と疑問に思ったのです。
これ自体、どこに売ってるの?
と聞いたら、住用にある手作りの家具屋さんにもあるけど
自分達は、名瀬の建具屋さんで買ったよ。
(お店の名前は忘れたらしい)
ほかの人達に、どこの遊び?と聞くと
奄美から南の遊びじゃない?
ナンコウ?ナンコ?
ナンコ。のはず・・・???
みんな、幼いころから当り前に目にしてきた光景なので
改めて考えたことは、ないみたい。
伝統的、遊び??? なんか、おもしろい!!
さてさて、そんな中、兄弟対決が始まりました。
事の発端は、これっ ↓
ダイッキライな2人は、これを賭けて勝負。
遊び方は2人対決で、それぞれ3本の棒(名前あるのかな?)
を後ろ手に持ち、手の中に隠して前に出します。
お互いの手の中にある棒を足した数を言い当てます。
チューク! (足して1本)
新築祝いということでムナ(0本)は無しだから
この可能性は消えます。
キョウデ!(兄弟)(2人、同じ本数を持っている。)
でも、2人は本当の兄弟なのでその言い方も無し。
こじつけルール
下駄ん目! (足して2本)
これは、あり。
あとは、足した数を10倍にして、30、40、50、60と
言い当てます。
この、兄弟対決は
めっぽう勝負事に弱い弟(家の旦那でございます)が
先に言い当てる兄に、
『やり直し、やり直し 』
『待った、待った 』
『もう一回、もう一回 』と
出した手を引っ込める卑怯な手を使っても
1勝3敗・・・ボロ負け で・・・
こっち向いてぇ~
巻き添えを食ったこの人も
レーズン嫌いは、一生治りそうにないね (笑)
私も、挑戦しましたが
最初の一勝だけで、ほとんど勝てず
直感力のなさを経験不足のせいにしてました
ちょっと、欲しくなったりして・・・
ちなみに、お値段は3万円だそうで
マッチ棒でも、木の棒きれでも
6本あったら、どこででも楽しめるよね。
小学生も、中学生も楽しんでいました。
考えることはいいことだ !!
改めて、島の遊びの面白さを味わった夜でした。
月に1回、『たのもし』で集まっていました。
『たのもし』とは、毎月一定の額を決めて
仲間同士で出し合って、順番にそのお金をもらいます。
例えば、12人で決めた金額が1万円なら
12万円を一括でもらえることになります。
もらうといっても、もともと自分のお金で
先にもらえば、借金を返して
後にもらえば、貯金を引き出すようなものです。
集まる楽しみ・・・飲む口実のような気がするのですが
その月に、まとまったお金が必要な時は
とても、助かりそう・・・。
私は加わったことはないのですが
今も、その風習は残っています。
その席で、いつも父達が表を手作りして
遊んでいたのが『ナンコ』。
なんだか、大盛り上がりしていたのを覚えています。
それが、昨日新築祝いに行ったお宅にあり
なつかしィ~と思いながら
そういえば、これって島だけの遊び?
と疑問に思ったのです。
これ自体、どこに売ってるの?
と聞いたら、住用にある手作りの家具屋さんにもあるけど
自分達は、名瀬の建具屋さんで買ったよ。
(お店の名前は忘れたらしい)
ほかの人達に、どこの遊び?と聞くと
奄美から南の遊びじゃない?
ナンコウ?ナンコ?
ナンコ。のはず・・・???
みんな、幼いころから当り前に目にしてきた光景なので
改めて考えたことは、ないみたい。
伝統的、遊び??? なんか、おもしろい!!
さてさて、そんな中、兄弟対決が始まりました。
事の発端は、これっ ↓
ダイッキライな2人は、これを賭けて勝負。
遊び方は2人対決で、それぞれ3本の棒(名前あるのかな?)
を後ろ手に持ち、手の中に隠して前に出します。
お互いの手の中にある棒を足した数を言い当てます。
チューク! (足して1本)
新築祝いということでムナ(0本)は無しだから
この可能性は消えます。
キョウデ!(兄弟)(2人、同じ本数を持っている。)
でも、2人は本当の兄弟なのでその言い方も無し。
こじつけルール
下駄ん目! (足して2本)
これは、あり。
あとは、足した数を10倍にして、30、40、50、60と
言い当てます。
この、兄弟対決は
めっぽう勝負事に弱い弟(家の旦那でございます)が
先に言い当てる兄に、
『やり直し、やり直し 』
『待った、待った 』
『もう一回、もう一回 』と
出した手を引っ込める卑怯な手を使っても
1勝3敗・・・ボロ負け で・・・
こっち向いてぇ~
巻き添えを食ったこの人も
レーズン嫌いは、一生治りそうにないね (笑)
私も、挑戦しましたが
最初の一勝だけで、ほとんど勝てず
直感力のなさを経験不足のせいにしてました
ちょっと、欲しくなったりして・・・
ちなみに、お値段は3万円だそうで
マッチ棒でも、木の棒きれでも
6本あったら、どこででも楽しめるよね。
小学生も、中学生も楽しんでいました。
考えることはいいことだ !!
改めて、島の遊びの面白さを味わった夜でした。