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吉祥寺・三鷹周辺のリフォーム工房武蔵野スタジオの日記

住宅からテナントまで、プランニング企画&総合リフォーム工事お任せ下さい! 『リフォーム工房武蔵野スタジオ』株式会社ホームス空間創建 東京都武蔵野市西久保2-27-23

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今回は『天窓改修リノベーション』の後編です。

▼前編はこちら▼
パッシブリノベーション ~天窓『光と風の改修』~ 前編




リノベーションプランの中核を担った『天窓』、
この天窓から降り注ぐ『光と風』を、
吹抜に面する空間、全てに届けたい。
それが今回の命題でした!


工事進行中、
解体が始まると、
よくこんな思いに駆られます。


▲工事前/解体中▼


『光と風が抜けていい感じだな~
ここをまた新たな壁や天井で区切るのか・・(^-^;』



それまであった壁や天井が無くなって感じる
解放感あふれる空間の広がり、繋がり・・
なんと気持ちの良いことか。



『この抜け感を活かせる空間が実現できないものか』

リフォームでは往々にして、
既存窓を大きくしたり、移動したり、
新しい窓を設けることは簡単ではありません。



だからこそ、今ある限られた窓からの
貴重な自然の恩恵をうまくデザインすることが
重要なポイントです!

▼採光窓配置 実際の検討ラフ図▼


光と風を室内へ取り込みながら、
間仕切る方法の検討、、、
その過程で出会ったのは「木製室内窓」

上昇気流の流れを生む回転窓


片開き窓&FIXの組み合わせ


吹抜室への入口となる片開きドア


そしてシンプルなFIXガラス


最大限に光と風を活かすべく、
天窓吹抜に面して、
実に10箇所の採光窓を配置しました!


今回採用させていただいたのは
マテックス製『マドリノ』&『クルーミー』

デザイン性と機能性を併せ持ち、
アンティークガラスのリユースを目的に開発された
とってもおしゃれな室内窓です(*゚▽゚)ノ
窓辺の暮らしの豊かさは、人生の豊かさ。
「madolino(マドリノ)」
 

メーカーHPにも採用事例としてご紹介いただきました!(❛ᴗ❛人)✧
MADOLINO【室内窓】戸建住宅リノベーション採用事例』
★実は、第1号の採用現場だったそうです★






「あ、光が差してる(((o(*゚▽゚*)o)))」
現場で作業をしながら、いつも気にして見てました。

そうです!!
この玄関ディスプレイに置かれる植物に
光と風を届けたいという話が今回のきっかけでした!



さらに時間によっては不思議な光が・・
「あれ!?Σ( ̄。 ̄ノ)ノ」


太陽の当たらない方向なのに「格子」の影?!
なんとこれはガラスドアに反射した光でした。



1日の太陽光の動きを定点カメラで記録・検討


そんなこんなで着々と工事は進み・・

▼大工さん、悩み中・・

▼日を遮らない高さで腰壁造作!

▼仕上はタイル&ヴァージンコルク(❛ᴗ❛人)✧


そして、、つ、ついに・・・


念願の光と風が届く、北側の玄関ホールが完成!
o(≧▽≦)o 



まさに今回のリノベーションの中核と言える
生まれ変わった天窓、
美しい光と心地よい風の通り道



実用性と意匠性の両立を実現した
家の中心を貫く天窓吹抜室。

日常の中で移ろう時の流れを感じられます。

様々な紆余曲折を経て完成したこの形

場所によって、時間によって、季節によって、、
各部屋の窓からは、全く違った景色が広がります。






天窓直下は植物にとって絶好の温室に!


グルニエ北側の書斎には
落ち着いたほどよい光を届けます。



階段室の採光ドアはステンドグラスで彩られました!
奥様による光を活かしたアート作品!!
ブラボー!!o(≧▽≦)o




各場所で、様々な形の役割を担う「光と風」、
そしてその源泉である「天窓」。
まさにもともとの家が持つポテンシャルを
最大限に活かし、新しい息吹を吹き込んだ
「パッシブ・リノベーション」になりました!!









👇過去の関連blogはこちらから👇

パッシブリノベーション ~天窓『光と風の改修』~ 前編

🌿グリーン・パッシブ・リノベーション計画進行中!  

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今回は家族みんなで『DIY仕上げ』に挑戦し、
見事に生まれ変わった玄関をご紹介させていただきます!

まずはこちらがbefore 
ま、ま、よくある玄関収納ですが・・(^^;
▲Before 
これが・・
5日後には・・
こうなりました!o(≧▽≦)o
▼After 


まだまだ余裕のある圧倒的な収納量!!
あると嬉しいコートハンガーや傘掛け、
窓辺のグリーンも映えますね^^


印象的なブルーの壁、
そして壁全面の豊富な可動棚、
全てDIYでの左官&塗装仕上げです!

▼感動の瞬間、左官DIY完了!(´;ω;`)ウゥゥ



▼家族みんなで塗り壁仕上げ!!


今回はリピートでお問合せいただいたご夫婦
2年前に当社でフルリフォームしましたが、
当時予算の兼ね合いで玄関はノータッチ。

暮らしの中で出てきた奥様の悩み、それが、
「玄関回りがなかなか片付かない・・(ノ_<)!」
毎日目につく場所だし、お客さんも来る、
お子さんの成長に伴ってどんどんものも増えてくるし・・

思い切って扉を取り払って、使いやすくオープンに!
何よりもっとカッコよくしたい!
帰ってきて嬉しくなるような、自分たち好みのテイストに!
じゃあ、DIYでやってみる!?
という話になりました(((o(*゚▽゚*)o)))

▼完成イメージ







工事最初の2日間はプロにお任せ
まずは既存収納の解体から大工工事スタート🔨

▼解体中



▼造作中


今回は予算も限られた中での検討、、
クロスや電気の工事は無く、
「大工工事」でミニマムに完結できる方法を模索!

▼2日間で無事に大工工事は完了


棚板は全てラーチ合板24㎜、
いわゆる「コンパネ」です。
どこの住宅でも使われている構造合板なので、
強くて安い!
汎用品をうまく使って、安価にカッコよく、
そして多少ラフに使える、
そんな気軽さを目指しました!


▲棚の先端は丸く加工してます(*゚▽゚)ノ
このひと手間が仕上がりを大きく左右します!





そして翌日、土曜日の朝からいよいよDIYです!
今回挑戦するのは、この2つ。
①塗装
②左官


▼塗装(棚板) ローラーで色を乗せてから、


拭き上げると合板の木目がいい感じに浮き上がります!

▲まるで最初から古材のような仕上がり^^


▼左官塗り(壁・天井)
親子で並んで壁塗り、お母さん上手!



小2の娘さんも挑戦!初めてのコテ感覚(❛ᴗ❛(❛ᴗ❛

はじめは恐る恐る、、でもみるみるうちに上手に!
今回採用したのはこちら、DIY向けの左官材です。

メーカーHPリンク▶ ひとりで塗れるもん ◀
~開けていきなり塗れる!よく伸びて塗りやすい!~



15時頃までは和気あいあいと楽しく塗ってましたが、、
少し太陽が陰って来た頃、
「ヤバいぞ、もしやこのままでは終わらない?!」
と夫婦の表情にちょっと焦りが・・^_^;

そしてここからの動きはまるで職人さんのように?!
慣れた手つきとちょっと鋭い目つきになって、
本気モードに入ります(๑✧◡✧๑)
この緊張感も楽しい!!


▼難しい天井は背の高いお父さんの出番!


ご夫婦で協力して最後の仕上げ!
仲良い後ろ姿がなんともいい感じ🤣


そして19:00、無事に完了~(❛ᴗ❛人)✧


みんなで力を合わせて頑張りましたo(≧▽≦)o
めちゃくちゃ楽しい1日作業でしたね!

そのあとは一家の夕食にご一緒させてもらい
「お疲れ様〜🍻!!!」とみんなで乾杯!
やり遂げた達成感、心地よい疲れと若干の筋肉痛・・
みんなで嬉しさを共有できる、最高の時間でした!


そして翌日曜はしっかり材料を乾かす養生日💤
週明け月曜日、
▼塗装した棚板を配置して無事に完了!


ご夫婦から嬉しいお言葉をいただきました!

ご主人 『この家の中で玄関が1番好きかも!』
奥様  『他の場所もやりたくなっちゃうね~』

やっぱりDIYって、ちょっと大変なこともあるけど、
みんなで作る達成感と、イメージどおりにできる満足感が最高に楽しい!
一度味わうとクセになりそうな予感が・・
子供さんたちにとっても、楽しい思い出になったのでは(❛ᴗ❛(❛ᴗ❛



これからも笑顔いっぱいの楽しいお家になりますように、この度は楽しい時間を共有させていただき、
本当にありがとうございました!o(≧▽≦)o


当社ではDIYやお施主様支給などにも
積極的にご協力・ご提案致しますので、
お気軽にご相談ください!!


★過去のDIY事例はこちら★ 
意外とたくさんあります(*゚▽゚)ノ

「意外と好きかも(❛ᴗ❛人)✧」DIYに目覚めた奥様!~タイル編~

「意外と好きかも(❛ᴗ❛人)✧」DIYに目覚めた奥様!~塗装&左官&木工編~

照明DIY! 美しい間接照明も自分たちの手で!

プロ顔負けの照明DIY!左官、シート貼り、なんでもできちゃう凄腕ご主人

ベンジャミンムーア&珪藻土DIY!奥様のこだわりリノベーション

GLボンド初挑戦!スタッフ「アサ」のDIYからの学び&苦悩

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スタッフ「アゼ」の自宅DIY① やってみよう精神^^

当社、武蔵野スタジオもスタッフによるDIY改修!




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▼印象的な表情を見せるこちらの天窓



南北に長~い今回のお家、
その中間に位置するこの天窓、
光や風のハブ(中核)として、
とても重要な役割を果たしてくれました。

今回は、そんな『天窓』リノベーションのご紹介です。


まず、
「天窓」の役割とは何でしょうか?

・採光
・通風・換気
・眺め
・省エネ
・デザイン
・心と身体
・空間活用
・プライバシー
・防犯

と実は様々なメリットがあります。
(参照 天窓の魅力・天窓の効果


その中でも今回の工事では

●風の改修 
「彩風・換気」「省エネ」
●光の改修 
「採光」「眺め」「デザイン」

というポイントを大きく改善致しました!


▼こちらが工事前
もともとは階段室に光を落とすのみ、
開けることのできない「FIX窓」でした。
▲Before&After▼
(ほぼ同じアングルの写真です)


今回の工事では、
天窓吹抜に接する各部屋を効果的につなげ、
天窓からの光と風を通すことで、
パッシブリノベーションの核として
天窓の役割が大幅にグレードアップしました!



▲1階玄関ホールから階段室を介して、
2階LDK、玄関ホール、そしてグルニエ階まで、
建物を上下に貫く、
の通り道』を創出しました。



今回の発想のきっかけとなったのは、
2階息子さんご夫婦からのこんなご要望

「玄関を入った正面に大きな観葉植物を飾りたい!」

▲イメージパース
▼完成後


北側玄関ホールで植物が元気な環境を作るには、
『光と風』が必要だと感じたところからでした。

過去のblogはこちら
🌿グリーン・パッシブ・リノベーション計画進行中!


まずは「風の改修」の第一歩として行ったことは、
FIX窓→開閉窓へ交換です。




ここでポイントになるのが、
どうやって天窓を開け閉めするか、です。



通常、天窓は高い位置なので手が届きません。
そうすると、電動式となり、
結果、高額になることが多いのです。

しかし今回は幸いなことに
グルニエ(小屋裏部屋)が隣接しており、
なんとかアクセスできそうな感じが、、
▼ただし、この吹抜の中に一歩が踏み出せれば!



光を通し、風が抜けて、
さらには人が載っても大丈夫、
そんな床が、ここにできればいいのです!!





そこであれこれ考えました。
▼そして思いついたのが、これ!



▲そう、
もともと家のファサードに設置
されていた鋳物門扉です。
「カッコいいデザイン、何か使い道無いかな〜」
と思い、解体時に保管しておきました^^



こんな感じか・・なるほど・・
そして、載せてみると、、



(((o(*゚▽゚*)o)))
な、な、なんと、奇跡のシンデレラ・フィット!!
これで天窓の開閉問題は解決です!!

そして、ここから更なる検討が始まります!

▲2階LDKにつながった天窓

次なる課題は、
この光と風をいかに室内へ取り込むか!

「風の改修」&「光の改修」、次回へ続きます!
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この度、約8ヶ月に及んだ大規模な戸建リノベーションが完成引渡を迎えました。


👆家の中に小屋?!月!?工事全貌は改めてお伝えいたします^^

今回の工事ではたくさんの挑戦がありました!
理想の空間づくりへのこだわり、追及、検討提案の数々、

ただ真新しくすることではなく、
できるだけ既存のものを大切にして、
思い入れのあるこのお家のポテンシャルを
最大限に引き出すことを大きな軸としました。



味のある既存材は丁寧に解体して再利用



素材感のあるもの、経年美化するもの、
できる限り本物を選定



まるで最初からそこにあったような
自然な風合いと仕上がりを目指しました








もう一つの軸はパッシブ設計、
グリーンに囲まれた暮らしのための
光や風の設計です

自然光、照明、光の配置、、



室内窓、吹抜、日当たり、日除け、



遮熱、断熱、空気の循環、風の通り道、



一日を通して時間の移ろいが感じられるように






空間をつくる要素は驚くほど多く、
様々なものが複雑に絡み合います



その場での発見や思い付き、
あるものをどう使うか、
発想を自由に、柔軟に、、
思えばその連続でした


建築とは、その場所、その時間で体感するもの
本当にそれを肌で感じたトータルリノベーション設計であり、
同じイメージを共有しながら、力を合わせて、
皆で共に作り上げられたことに感謝の気持ちしかありません。





長期に渡る工事でしたが、
ここまで共に頑張ってくださった
職方さんや関連業者さん、
本当にありがとうございました。

そしてF様ご家族の皆様、
このようなお仕事をいただけたことに
心より感謝申し上げます。


お引越し当日の様子、
これから大好きな植物たちでいっぱいになるのが
今から楽しみですo(≧▽≦)o





これからのこのお家での暮らしが
快適で楽しいものになることをお祈りしております。
今後とも末永いお付き合いができれば幸いです。
完成、おめでとうございます。





過去の記事はこちらからどうぞ👇

今日は夏至☀パッシブ設計の結果はいかに?! 


パッシブ・リノベーション ~🌞夏の遮熱対策編~


パッシブ・リノベーション ~天窓でリビングに光を✨~

家づくりって最高に楽しい!わくわくの別荘建築見学へ



🌿グリーン・パッシブ・リノベーション計画進行中!



『ゼロ動線』最上級コンパクトキッチン✨

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本日は6/21、
一年で最も昼間の長い日です!
実は、、
この日が来るのをずっと待ってました。







なぜかというと、現在進行中の
🌿グリーンパッシブリノベーションにて、
今回新設した『天窓』が、
設計どおりに機能するのか?!
ついに検証できる時が来ました!



過去の記事はこちらからどうぞ👇

パッシブ・リノベーション ~🌞夏の遮熱対策編~


パッシブ・リノベーション ~天窓でリビングに光を✨~


太陽高度が最も高くなったお昼12:00、
ちょっと緊張しながら屋根の上へ、
その結果は、、、


感動のばっちり計算通りo(≧▽≦)o

1階リビングの奥まで
明るさを届けるために設けた『南の天窓』
冬場は暖かな光を届けてくれる優れもの、
しかし!
夏場は灼熱の『地獄の窓』になる!!😱

それを回避するために、
バルコニーを庇がわりに設計・提案し、
それが形になったという訳です🙂

ルーフバルコニーを
どこのラインに納めるか、
発注直前まで悩み抜いた
甲斐がありました(ToT)


工事も残すところあと1ヶ月半、
最後までがんばります(*゚▽゚)ノ


グリーンパッシブリノベーション
過去blogはこちら👇

家づくりって最高に楽しい!わくわくの別荘建築見学へ

🌿グリーン・パッシブ・リノベーション計画進行中!


『ゼロ動線』最上級コンパクトキッチン✨



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こんにちは、萩原です^^
今回は、現在進行中の
F様邸グリーン・パッシブ・リノベーションについて
工事進行状況をお伝えします!
 
 
 
昨年秋の工事着工当初、
なかなか部屋の中心まで光が届かず、
暗くて寒いイメージの1階LDKに冬の貴重な太陽を取り込むため、
1階「南面」の下屋根に大きな天窓を設置しました。
 

季節は巡り冬至からまもなく半年・・

早くも汗ばむような季節になってきました。

 




季節の変化と共に、「南の天窓」は全く違う窓になります。

もし、しかるべき対策を施さずに南に天窓を設けると、、、

冬の太陽の暖かさを届ける「やさしい天窓」は、

夏には灼熱の「地獄の天窓」に変わってしまうのですΣ( ̄ロ ̄lll)

 
過去の記事はこちら👇

 

 

気持ちの良い五月晴れの日、
もう日中の直射日光はけっこう強いものになってきますね💦

屋根に上がって昼前の日射の状況を見てみると、、、

ちょうどバルコニーが庇がわりとなり、

天窓に影を落としているのがおわかりになりますでしょうか?

 
👇【5月】
 
ちなみに、こちらが冬(2月末)の様子、
天窓にしっかり日が当たってます。
👇【2月】
 
 
 
じりじりと照り付ける高い位置の初夏の太陽🌞
👇【5月】
 
冬場(下の写真)とは全く違った太陽高度になっていることがわかります。
👇【2月】



 
 
1階リビングからから見てみると・・
👇

 
グリーンでいっぱいになった気持ちの良い庭と
すかっと晴れた青空は見えますが、
天窓からの直射日光はわずかなものです。
 
明るさ調整や、暑さ対策として、こちらの天窓には、
最終的に電動の遮熱スクリーンも設置予定です!

 
計算どおりの日射状況に、喜びと安堵
・・よかった(^▽^;)・・
 
 
パッシブ設計における南の窓の考え方、
それは、、
冬場はあたたかな日差しをたくさん取り入れる『日射取得』
対して、
猛暑厳しい夏場には『日射遮蔽』がとっても重要です!🌞💦
 
 
 
🌞  🌞  🌞  🌞  🌞  🌞  🌞
 
 
 
 
続いて、こちらは2階の寝室、
高窓のある東向きのお部屋です。
 
子供の頃からF様ご主人が使っていたお部屋で、
夏の朝の灼熱地獄は今でもはっきり覚えてるそうな・・🔥
 


 
 
そこで今回は窓を高断熱サッシ&遮熱ガラスに交換(カバー工法)、
その上で、一度壁を剥がし、
「遮熱シート」を東側全面に貼りこみます。
アルミ箔のようなシートは車のサンシェードと同じ原理です!

 
 
 
そして、断熱材も新しいものに入れ替えました。

 
 
 
ところで、日当たりの良いこのお部屋、
人の生活の上では暑さ対策がほしいところですが、
年間通じての「豊富な日射🌞」は
植物たちにとってはまさにエネルギーの源(❛ᴗ❛人)✧
 
そこで、、
プランニング当初から植物いっっぱいの家になる計画のF様に、
こんなご提案!!
 


高窓のまわりに植物をいっぱいに置ける
「グリーンベッドルームはいかがでしょうか!?」
「めっちゃいいですね!(((o(*゚▽゚*)o)))」
〜と、嬉しい反応をいただきました!
 
ご予算の都合でやや縮小することになりましたが、
無垢板のアクセントパネル
     &
アイアンのフラワーボックスを使って、
マイナスイオン溢れる
緑いっぱいのベッドルームになる予定です^^
 
 
 
👆グルニエ室内窓から
ちょうど見えた大工さん^^
 
 
まだまだ続く2世帯フルリフォーム(ようやく先が見えてきましたが(^^;)
今後も進捗状況をご報告させていただきますm(__)m
 
 
 
グリーンパッシブリノベーション
過去blogはこちら👇
 

 

 

 

 
 
 



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今回は建築に携わる同業の方へ、情報をシェアさせていただこうかと思います。

石綿検診(アスベスト検診)について

先日、石綿検診に行ってきました。

石綿検診は、建築工事、特にリフォーム等既存建物の工事に携わる方はほとんどが対象になり、6ヶ月に一度検診を受けることが義務付けられています。

ただ、石綿に関する法令は年々段階的に強化されるものの、まだまだ専門医療(検診)の整備や検診の徹底が行われていないのが実情とのこと。
実際、東京だとしても、建築工事の従事者数に対して石綿検診を行っている機関が絶対的に少ないと、私自身調べてみて感じました。

そんな中でたどり着いたのが、こちらの診療所です。

https://www.himawari-clinic.jp/
ひらの亀戸ひまわり診療所
〒136-0071
東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル2階

アスベスト専門医の先生の診療所です。
ちなみに、同じ建物には同先生が所長を務めるNPO『中皮腫 ・ じん肺 ・ アスベストセンター』も入っており、色々な情報を聞けます。



実際の検診は、職務経歴をカルテに記載して、肺のレントゲンを取り、先生の問診を受ける、という内容です。
私自身ももう20年以上建築一筋でやってきてますが、今回も幸いにして『異常は無し』とのことで、思いの外あっという間に終わりました。




ただ、「肺に影がないかを診て異常が無いかどうかを判断する」のみで、レントゲンでは実際に石綿を曝露(吸飲)しているかどうか、とかそこまではわかるわけではない、、というのが一抹の不安が残ります…



現場に出ていれば少なからずその危険に曝されている確率は高いのですが、症状として現れるまでに約15~20年というような年月が開くため、そのタイムラグが危機感を鈍らせるので、そこに真に恐ろしさを感じます。




過去ブログ↓↓↓
『身近にあるアスベスト、まずは知ることから始めよう』
https://blog.goo.ne.jp/soukenn0201/e/1bdd2282f5edd734193d3f0fa34f4752


22年4月からの建築工事に関わる石綿取扱の法制強化を目前に、工事に関わる全ての人たちの未来の安心のために、石綿対策や情報収集・発信に積極的に取り組んでいこうと思います。



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今回は『パッシブ設計』と『天窓』のお話を
ご紹介させていただきます。
 
👆
南面の大きな天窓から、
まっすぐに明るい光が差し込んでます!

現在進行中のパッシブ・リノベーションにおいて、
この『光』を取り込むことに、
とても大きな意義がありました。



【👆BEFORE】
大きな東向きの窓はあっても、
1階LDKは日中でも意外と暗い印象
南北にとても長~いお家のため、
生活の中心LDKは、
日が届く南寄り範囲に配置するのが
なかなか難しい現実・・

そんな1階LDKに、
なんとか「」を届けたい!


               


今回の工事は、
「2世帯フルリノベーション」
ご両親世帯が今後は1階へ、
そして息子さん世帯が2階へ、
という典型的な「2世帯リフォーム」です。

【👇2階】


今まで30年以上、
サンサンと日が降り注ぐ二階で暮らしてきたご両親。
これからの1階での生活にちょっと不安を抱えてました・・

【👇1階】

それが
「日当たり」「明るさ」「寒さ」でした。
2階と比べると当然と言えば当然なのですが、
想像以上に1階には日が入りません・・・


スケルトンになって、より明確に分かる、
2階と1階の日の入り方や明るさの違い

 【👇2階】



 【👇1階】



「1階LDKに光を入れて明るい生活空間にしたい!」
ご両親にはとっては、
かなり優先順位の高い切実なご要望でした
(ノ_<)



そこで、正確な状況把握から設計スタート。
まずは日照計算を行いました。


周囲の建物なども入力してシミュレーション、
すると、、残念なことに
やっぱり家の中心に光は届かないことが
しっかりと立証されてしまいました(ノ_<)


色々考えを巡らした結果、
唯一の解決策は・・


1階下屋根に
「天窓」を設けるしかない!

そして・・
工事開始!
屋根にどーんと穴を開け、
大きな天窓を設置。

(屋根は重ね葺き、雨漏り対策は慎重に検討!)


すると、なんということでしょう
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

やりました!!
想定どおりに光が入りました!!
これまで工事中も暗く寒かった真冬の1階でしたが、
光が差し込むだけでこんなにも心持ちが変わることをさっそく実感!
大工さんと一緒に感動してしまいましたo(≧▽≦)o



しかし、
まだまだこれだけでは
パッシブ設計とは言えません!!


実は、
「南の天窓」は設計セオリーに反しています。

なぜなら冬の暖かい日差しは享受できても・・
夏場には灼熱の「地獄の窓」となってしまうからですΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

冬のぽかぽかの太陽は部屋の奥まで取込み、
夏の暑い太陽はしっかり遮る。
何とも矛盾した話のように思いますが、、
実はこれがパッシブ設計の『肝』です!



そこで考えました・・

どうにかしてこの天窓に
「庇」を掛けられないかな・・
夏の日差しをうまく遮るには・・
これしかない!
それが「ルーフバルコニー」です。
👆
ご覧ください。
冬と夏の太陽高度は
実はこんなにも違うのです!

今回は2階下屋根の上に
ルーフバルコニー新設をご提案し、
それを夏場の庇代わりとして
利用できないかと考えました。


そして迎えた「12/22冬至」
工事真っ最中のこのタイミングで
なんという奇跡


シミュレーションどおりに
太陽が差すのか、
さっそく実験!
👆
真横から見て、
天窓をしっかり覆うラインまで
ベニヤ板を配置してますが、

ご覧ください!

太陽を背にした私自身の影が
1 階の壁にちゃんと映っているのが
おわかりになりますでしょうか?!


👇 
真下から見るとこんな感じ
バルコニーに見立てたベニアは
明らかに窓を覆ってますが、
日差しを遮ってはいません^^


しっかりと日差しが部屋の奥へ届いてます!

そして・・さらに驚くことに・・
👆
ばっちり計算通りの太陽高度31度
 Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
ま、当たり前なんですが^_^;
どんな情報でもネットで公開されている現代に感謝です!

ちなみに、
2階の息子さんご夫婦は、
たくさんのグリーンに
囲まれた暮らしをご希望されていて、
下屋根上にできる大きなバルコニーは
空中庭園になるのだとか

まさに両世帯の希望を同時に叶える、
一石二鳥のプランとなりました!

2階プランはこちら!
🌿グリーン・パッシブ・リノベーション計画進行中!



さてさて、
F様邸工事はまだまだ見どころがいっぱいです!
👆
断熱材には、調湿力、熱容量に優れた
自然素材の高性能素材、
「吹込みウッドファイバー」を採用。

(この規模のリノベーションで採用されるのは
全国でもまだ珍しいそうで、メーカーさんや設計関係の方も見学に来られました。)
👆
小屋裏には遮熱シートを全面貼り。
金属屋根の遮熱塗膜と併せて、
出来る限りの暑さ対策を行います!




そして、
このもう一つの天窓、、
【👆BEFORE】
もとは階段室に光を落とすのみでしたが、、


これからは家の中心で
重要な役割を担ってもらうことになります!

南北に長いお家の
ほぼ真ん中に位置するため、
「光と風の抜け道」として、
隣接するすべての部屋に通じさせて・・
パッシブ設計における
家全体の「ハブ(繋ぎ役)」となります!

まだまだ先は長く規模の大きな工事ですが、
日々形になっていく
感動と喜びを味わいながら
自分自身、とても楽しみながら
工事を進めさせていただいております!

またご報告します











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年末年始、下記にてお休みとなります

12/29水 〜 1/5水


🌿今年最後の水遣り風景🌿



一年間ありがとうございました。

事故も怪我もなく、
無事に一年を終えられることに
心から感謝です。

お客様、協力業者の皆さん、
本当にありがとうございました。

スタッフのみんな、一年間ありがとう!
本当にお疲れ様でした。

良い年をお迎えくださいm(_ _)m







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秋も深まり木々が美しく色付き始めた11月半ば
現在、フルリノベーション進行中のF様ご一家を、
大自然に囲まれたリノベーション建築、
「飯能ベース」にご招待させていただきました。
 
 
 
 
 
、、と言うのも、
飯能ベースではプラン検討の上で
参考にしていただけそうな
「いいね!」
「なるほど~」
「わくわく^^」
といった要素をたくさん形にしております。
 
 
★「飯能ベース」は築70余年の空き家古民家を、
田舎暮らしの拠点として生まれ変わらせたリノベーション建築、ご紹介ページはこちらから
 
 
 
これまでのプランニング打合せの中で、
写真や資料を駆使して
ご提案・ご説明して参りましたが、、
やはり「百聞は一見に如かず、ぜひ一度来てください!」
とお誘いしたところ快諾いただき、
都内から約90分、
はるばるご家族皆さんでお越しくださいました!
 
 
            
 
今回F様にご提案させていただいた項目、
その一例をご紹介させていただきます。
 
●無垢カウンター
 
階段やTVボード、食器棚や作業カウンター、
窓枠や棚板も無垢材を使用。
自然の曲線と木目には恒久的な温もりとオリジナル性があります!
 
 
 
●照明計画、ライティングデザイン
 
 
間接照明、グレアレス、センサーなどを使用した空間ライティング提案。
スイッチやコンセントも考え抜いた配置とデザイン。
美しく!使いやすく!わかりやすく!シンプルに!
「照明設計」は単なる「電気工事」ではなく「空間設計」です。
プランニングや造作工事に密接に関わる重要な設計要素です。
 
 
 
●既存構造材、柱&梁の黒塗り
 
F様「黒塗りにしてもちゃんと木目が生きるんですね〜」
今までは壁や天井の中で見える部材ではなかった構造材たちを
一本一本、丁寧にやすり掛けして滑らかな肌触りに仕上げてます。
ホゾ穴加工や欠き込み跡も
過去の歴史を物語る印として
さりげなくその存在感が生きてくるから不思議です^^
 
 
●畳、小上がり畳コーナー
 
本物のイグサを使用した香りと弾力。
日本人ならやっぱり地べたに腰を下ろしたくなる感覚、ありますよね!
ちょっと色使いは奇抜に見えると思いますが、、
実際座ってみると、意外と落ち着くんです(^^;
このあたりがまさに百聞は一見に・・です!
 
 
●エアコン
さりげなく、目立たせず、でも、快適に、効率よく^^
この写真の中にもちゃんと配置されてます!
エアコンって重要な設備ですが、あまり見せたくはないもの。
配管、排水、電源、配置などやはりこれも空間設計の重要な一要素です。
※最近は見た目が美しく空間に馴染む機種も発売されてきました!
 
 
、、と言った感じで、
解説しだすとついつい話が止まらなくなってしまいます。
ご家族皆さん、様々な部分に着目してくださり、
「来て良かった~^^」と嬉しいお言葉をいただけました!
 
 
 
 

好奇心旺盛な小学生の男の子、
行き止まりのない上下空間を
あちこち探検しながら
色んな発見をしてくれました!
 
そしてご主人も一緒になって楽しんでくれる姿が嬉しいo(≧▽≦)o
大人もわくわくする、っていうのが僕の目指した理想の空間でした!
 
 
 
 


雑談の中にも、ご主人からの鋭い質問の数々、、工事に対しての真剣な思いが伝わってきます。
断熱・構造、工期・予算・・・
僕が日々考えてること、想い、目指すもの、現実と葛藤、、
リノベーションって予想以上に手間も時間もかかります。
出し惜しみなくお話させていただきました(^^;
 
建築って、検討事項が本当に山のようにありますが、
そこを皆で乗り越えてこそ形になる、イメージどおりの理想の空間✨
そこで食べたり、寝たり、くつろいだりして毎日生活できる、
家づくりって、最高に楽しいことではないでしょうか!?
 
 
            
 
そして1週間後、、
 
 
さっそく無垢カウンターを探しにご家族皆さんで材木屋さんへきました!

 
膨大な数の材木の中から、
「これ!」っていう一枚が見つかる瞬間は、
まさに宝探し!








さて、この個性豊かなカウンターたちが
どのようにお家の中で存在感を出してくれるか、、
今からわくわくが止まりませんね^^
 






F様邸リノベーション工事はこれからいよいよ本格的なスタート。
随時、こちらのブログでご報告させていただきたいと思います!
 


 
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