外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

11週間目。威力あっぱれ!ネブライザーとマキロン

2007-06-27 21:41:43 | Weblog
学期休みに入りました。夕べからまた息子がちょっとせきこみ、医者に診てもらうと、「左に粘液がすこしたまっているが、抗生物質を使う必要はない」と塩水でのネブライザー使用を薦められました。そういえば私自身もネブライザーをするつもりが、忙しさにかまけてできずじまいでした。

日曜日、息子には小児用ネブライザーマスクをあてて、塩水を使いましたが、あまり効果はないようなので次回からは試薬をつかってみます。自分には試薬5%の液剤でネブライザーをやってみました。噴霧口を鼻に当てると噴霧が口からでていくので鼻腔奥の患部にうまくあたっているのではと思います。途中で鼻をかみ、再度やってみたら、すっきり。その後、後鼻漏は数時間おさまったようです。

次に、本格的にガーゼ治療です。潤滑液をガーゼの先端につけてスムーズに挿入し、周りの粘膜をよけいに摩擦しないようにしました。患部の喉のほうに押し込んでいると、やはり吐き気を催します。こらえきれずに取り出した左のガーゼには、血が2~3箇所中鼻道のあたりに。これは2・3週間前からしつこくあったものです。試薬だけでは足りないのかもと思い、創生から送ってもらっていたマキロンをガーゼにたらしてみました。すると...効果てきめん!痛みはなくなり、傷が回復に向かっているように感じます。もう一度ガーゼを挿入しても、血はついていませんでした。


月曜日。起床後、ネブライザーを鼻にあてていると咳がすこし出ます。効いている証拠でしょうか。
ゆうべは治療を夜中までしたため、今日は息子を託児所に預けた後、お昼寝しました。学校休みでよかった。。。夕方、息子を引き取り帰宅車中、ラジオから「ロメオ&ジュリエットの観劇券2枚プレゼント!今すぐ電話を」というのが耳に飛び込んできました。ふと、車の鍵に付けていた携帯電話が目に入り、思い切って聞きかじりの番号にかけてみると、なんと当選!オーストラリアでなにか当たるのは初めてです。先日、新しくできていた交通標識を見すごしておまわりさんに止められ、『速度は落としたけども止まらなかった」と罰金を喰らっていたのですが、これでいっきに気分が挽回。人生、苦あれば楽アリ!神様ありがとう!
今夜は治療をしながらついにんまり。息子も、そばでなぜかうれしそう。

火曜日。朝ネブライザーを1回、夜息子に1回。息子はまだときどきちょっと咳き込みます。試薬を入れると嫌がるので、塩水を使ってみました。私のほうはマキロンを使ったガーゼ治療の直後は鼻の中は乾いた感じがするし、鼻漏の量も少ないのですが、放っておくと30分もしないうちに鼻の中に鼻汁がたまっていきます。なかなかティッシュは手放せません。薬剤に浸した脱脂綿を巻いた改良綿棒を両方に挿入しただけで、だらだら鼻汁が出てきます。その後、鼻をかんで幅広(5センチ)のガーゼにマキロンをたらして挿入。10分後に取り出すと、左には血はついていず、右に2箇所極小の紅点がありましたが、色はほとんど透明。奥の患部に粘着性の黄色がかった鼻汁がついているだけです。

水曜日。夕べの睡眠中、鼻腔の奥から後鼻漏が落ちてくるのを舌で受け取り、ためていくのを時々感じていましたが、鼻呼吸は全く問題なく、熟睡できました。朝起きて、口にたまった後鼻漏を吐き出し、試薬につけた脱脂綿を改良綿棒に巻きつけ鼻に挿入して15分後に出してみると、患部の位置がはっきりわかりました。左は血が見当たらず、マキロンのおかげで中鼻道の傷が消えたのでは?と期待してしまいました。実際はまだでしたが...以来、試薬溶液には必ずマキロンを加えています。

患部を狙ってガーゼを挿入すると、10分もしないうちに後鼻漏がぽたぽた鼻と口、どちらかというと口に落ちていくほうが多いですが、両方にたまっていきました。今日は時間があるので左右別々にやりました。

昨日「なかなかティッシュが手放せない」とぼやいたら、今日は午後1時半から、なんと5時間半、まったくクシャミも後鼻漏もありませんでした!。。。外出先の暖房のおかげもあるかもしれませんが、やはりマキロンの効果が大きいと思います。

今週はマキロンのおかげで沁痛が解消したのがうれしいです。ガーゼを取り出した後も、鼻の奥から喉まですっきり感があります。前々から気になっていたことが解決し、今ようやく完治に向かって動き出したような気がします。ここに至るまで3ヶ月近く、明らかに症状は改善していっています。いろいろとご指導してくださっている今井さんには感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ完治まで先は長いとは思いますが、これからもよろしくお願いします。

10週間目 羽根布団でぐっすり眠れるものの。。。

2007-06-22 19:34:10 | Weblog
10週間目。このところ、以前のような集中的ガーゼ治療ができていないのが残念でしたが、来週から学期休み。また治療に専念できます。今日金曜日は家でゆっくり、朝昼晩と一日3回ガーゼ治療ができました。

先週アリがいなくなったと言いましたが、やっぱりまだまだいます。少なくなったのは確かですが。急に冷え込んだケアンズは、大きな雲が連なって一日中空一面にたちこめています。お日様を拝みたいね、と地元の人も言うくらいです。雨が降れば、家の前から見える山の斜面に白い滝がたくさんみえて風情があるのに、降りそうで降らないじれったい状態が続いています。雨が降った後に日が差して、地面に180度にまたがる大きな虹を見たのは、もう何ヶ月前のことでしょう...。以前は使っていた分厚い布団のマットレスも、夏は蒸し暑く冬は雨が多いこの地では干せる期間が短いので、今はくずしてクッションや薄い掛け布団に様変わりしています。もしかしたら、私のダニアレルギーは布団からかも?

教師仲間のヘレンによると、アレルギーは幼いころ慣れ親しんだものに出るそうです。彼女は猫に囲まれて育ったから、現在猫の毛にアレルギー症状が出るのだ、と言います。どうなんでしょうね、動物に限っていえることかもしれませんが、一生動物に囲まれて平気な人もいるし、やっぱり人それぞれですよね。

さてこの一週間、朝出かける前にガーゼ治療をしたときは、やはり口蓋の奥の上のあたり一面が薬で沁みて、薬が効いているのを感じました。せいぜい30分くらいしかできませんが、そのあと鼻呼吸がすーすーとできてすっきりします。でもまたその後鼻がたまってきます。まだ完治していない証拠ですね。

今週も、朝起きたら口から黄色っぽいタンが出ました。ガーゼ治療ができないままでいると、日を追うごとにその黄色はだんだん濃くなっていき、炎症が逆行していっているのを感じました。ちょっと奇異に思ったのは、日中は後鼻漏が落ちてきて口からタンが咳とともに1時間おきくらいに出るのに、鼻汁の量は時間がたつごとにすくなくなっていったことです。自分の感じでは、鼻汁が鼻の中で固まっているようでした。同時に、鼻腔粘膜が肥厚していってるのではないかと思います。

というのも、前日まで見た目にも(光をあてて鏡で確認)左の鼻腔が右よりも広がっていたのに、ピンセットで液剤をつけた脱脂綿を入れてみたら左のほうが狭くなっていたのを感じたからです。綿棒を入れてぐいぐい回した感触からしても、右のほうが広くなっていました。ガーゼ治療を開始した当初は左右、均等にやっていましたが、3週間前くらいからいずれかに重心を置いて治療してきたからだろうと思います。

木曜日は、朝出かける前に左右同量のガーゼを入れて60分きっかり(車中を含めて)やったおかげで、すっきりして鼻呼吸ができましたが、日中は鼻がしょっちゅう出てきてしまいました。デイリー(乳製品)は鼻によくないと聞いた事がありますが、最近誕生パーティや学期打ち上げ会などでチョコレートやケーキをたくさん食べてしまい(この前教えた2年生のクラスの男の子はおかあさん手作りのアプリコットのお団子を持ってきてくれて、ついつい食べ過ぎました。)その影響がすこしあるかもしれません。しかし夜は、後鼻漏があるように感じても、寒さも手伝って羽毛布団の下でぐっすり寝てしまいます。(何時間も続けて眠れることに、いまさらながら感謝です。)

朝起きたらやはり黄色いタンがたまっていました。まず脱脂綿を改良綿棒に巻きつけてぐりぐり検索。左右とも、問題患部はずっと奥のほうで、沁みるのを感じます。左の奥の手前でも、炎症部分をひとつ発見。きいろく固まった幅1.5ミリくらいの塊がついてきました。二つ折りで1メートル、3センチ幅のガーゼを液剤をつけてまず左から挿入し、半分あたりでコットン綿棒を突っ込んで押さえつけます。そのあと、もう一端のほうを右側に挿入。同様に押さえつけながら、口の奥で薬が沁みているのを感じていると、4週間おきに前庭の草刈をしてくれる業者が来ていました。

支払う現金を用意するために外出せねばなりません。せっかくやり始めたガーゼ治療を中断するのはもったいないので、創生からこの前送っていただいたマスクをし、車で近くのショッピングセンターへ。この昼食時の時間帯はみんな忙しいようで、マスク姿の私をじろじろ見る人は二人ほどでした。帰宅して30分もしないうちに、だらだらと鼻汁が出てきました。取り出してみると、まったく黄色い部分は見当たりません。ところが、その後2時間ほどして2回目のガーゼ治療を30分間ほどしてとりだしたら、黄色い炎症部分が2~3箇所ありました。やっぱり続けてやらないと、しつこい細菌性の炎症は表に出ないのでしょう。

でも今日は2回ガーゼ治療を30分ずつやったので、鼻呼吸が楽にできるし、普通にこうやってコンピューターに向かうことができるのはうれしいことです。夜もう一回1時間くらいガーゼ挿入できてから寝ることにします。

9週目、ケアンズは「冬」に突入。アリと蛙がいなくなり。。。

2007-06-16 00:44:32 | Weblog
ガーゼ治療を始めて9週間が過ぎました。今週のケアンズの最高気温平均は26度、最低気温平均は16度でした。さてこの9週間目を振り返ってみます。。。

後鼻漏はすくなってきてはいるものの、この数日、風邪のせいで朝起きると口にたくさんタンがたまっていました。それが月曜日からだんだん黄色を帯び始め、水曜午前3時に目覚めたときは血がまざっていました。医者に口の中から診てもらうと、「すこし炎症がある」と言われました。口の中から見えるということは下鼻道の出口の近くなのでしょう。口から改良綿棒で薬剤をひたした脱脂綿を当てようかと考えましたが、吐き気を催してしまうだろうから、やはり鼻のほうからガーゼ治療をするのが正解だと思います。

火曜日、以前医者から処方された鼻のスプレーを左のほうだけしてみましたが、その効き目はまったく感じられません。ガーゼ治療をした後ではかならずすっきりとした感じが残り、鼻をまたかむまでに2~3時間は大丈夫です。

後鼻漏がたくさん出たのは、先週風邪をひいたからでしょう。急に冷え込み、1~2日間寝込みましたからね。そのときの後遺症ですね、きっと。とくに私など学校で仕事をする者は、生徒たちからいろんな雑菌を移されますから風邪を引きやすいのかもしれません。全体的な抵抗力をつけなくてはいけません。

それに、左を集中的に治療した先週のなごりで右がぶり返したのではないか、あるいは古い患部が下のほうから現れたのかも、と思います。それで左右両方をいっぺんにガーゼ治療すると、薬が沁みるのがわかって、だんだんそれがおさまってきました。今週、2~3日間、左右の鼻をいっぺんにガーゼ治療すると、口から唾液がいっぱいでてきました。効いているからでしょうか。今は左の炎症はほとんど治まり、血もだいぶおさまりました。いままでガーゼを取り出すと血がついていたり、改良綿棒に巻きつけた脱脂綿にも血がついていましたが、今はもうほとんどついてきません。

最近ガーゼを入れる時間がすくなくなってしまってます。仕事などに追われてついつい後回しにしてしまうのですね。でも咳がでてくると、喉奥から後鼻漏が落ちてきているのだと自覚させられ、ガーゼ治療をしなくては、と思います。今の治療段階の患部は相当のどに近い鼻腔の大奥にあるので、どんどんガーゼをいれていると、すぐのど奥に届きそうになり、吐き気をもよおしてしまうので、かわりに改良綿棒に脱脂綿をまきつけ、鼻腔に入れています。これをしていると吐き気も、喉に後鼻漏が落ちることもなく、薬が効いているのだなあと感じます。

改良綿棒を使っている今は、鼻汁も垂れてきません。また、喉の奥が乾くのを感じます。これも、薬の効果でしょうか。

来週で2学期が終わり、2週間の冬休みにはいります。息子の世話に追われるでしょうが、それでも自宅でじっくりガーゼ治療をするつもりです。

今週はなにも特別なことはなかったですね。。。台所にアリが出なくなったことがうれしいけど、それもケアンズが冬に突入したことのしるしです。ケアンズではアリはどの新築の家でも出るんです。それも小さい、直径1ミリくらいのアリ。家の裏庭のユーカリの木には直径1センチのアリが樹液や果実の甘いにおいをめざして右往左往しますが、それも最近寒くなったから見かけなくなるでしょうね。そういえば土蛙もおとなしくなったから、冬篭りしてくれたかな。熱帯雨林の緑のアマガエルはきれいでかわいいけれど、茶色のがま蛙はどうにもご勘弁願います。退治しようがなくて、苦い経験があります。くわばらくわばら、それではまた。

教訓:熟睡したかったらガーゼ治療 

2007-06-08 20:39:18 | Weblog
8週間目
 
先週末はガーゼ治療で満足できる結果が出ましたが、それからが問題です。毎日試薬を使って治療していますが、一日にかける治療の時間は長くても、30分続けてガーゼを挿入できることは稀なのが実態です。というのは、挿入して10分もするとのどに落ちそうになり、取り出した後、またガーゼを新しく試薬に付けて挿入することを繰り返し、そのうちにくたびれて就寝、となるわけです。

6月3日
私の当面の課題はひきつづき鼻腔の奥、喉の上の炎症。鼻腔の奥に鼻汁がないことを確認できたら、これ以上届かないというくらい奥までガーゼを挿入していきます。粘液でのどのほうに落ちそうになるのをがまんしてピンセットで押さえ、粘膜壁の回り中をなでつけますが、また5分もするとのどに落ちそうになるので取り出すと、ガーゼの先端に血とねばねばした鼻汁の塊がついています。炎症がまだ治癒していない証拠ですね。続けて、今度は幅広、長めのガーゼを二つ折り(5cmx1m)で慎重にそおっと奥まで挿入。途中、別の出血患部を確認。これは、創生から商品が送られる前のころガーゼを無理やり押し込んでいたからかも。それとも細菌で粘膜がもろくなっているのかもしれません。挿入はやさしくやさしく、新たな傷を付けてはならない、と痛感。

あと、ざらざらした表面を感じます。これが、今井さんの言われる化膿性湿疹なのでしょうね。治癒するとこれが無くなり平坦になるそうなので、がんばります。

風邪気味でガーゼ治療をせずに就寝したら、夜中に鼻汁が奥から口におちてたまり、2時間しか眠れませんでした。目覚めてからガーゼ治療を始めましたが、就寝前にどんなに疲れていてもやったほうがいいですね、せめて30分。ガーゼ治療後、ガーゼを取り出して就寝。感冒にかかったらしく、体の節々が痛いのでパナドールを2錠飲みました。ケアンズは今週、急に夜が寒くなりました。6月はもう冬というのがうなずけます。日中は暖かく27度くらいあるのですが、夜はとたんに冷えて、今までのシーツ一枚かぶるだけではたまりません。もちろんそれでも日本の冬に比べたらずっと暖かいわけですが。。。湿度が低いので日向と日陰で気温の差が激しいわけですね。まあ海抜800メートルのエアーズロックほどではありませんが。エアーズロックにも15ヶ月住みましたが、あちらの気温の差は笑ってしまうほど厳しいです。それからすると、ケアンズっ子は、学校でもちょっと肌寒いと感じたらジャンパーを羽織る子供が多くて、鍛えられてないなあ、と思います。自分も体力をつけないといけません。

その後は、目覚ましに起こされるまで熟睡、もしかしたら風邪のせいかもしれませんが、とにかく睡眠を必要としていたので、よかったです。

6月4日
今日は息子を学校に送り出した後、一日中寝ていました。風邪には休養と水分とビタミンC。ラジオで聞いた話で、オレンジの皮を薄くむき、それを緑茶に入れて蜂蜜をたらして飲むといいというので、先月かなり凝ってやっていました。確かに、それを続けてやっていたころ、風邪とは無縁でした。また、緑茶の抗酸化剤が効き目をあらわすのには、5分間お茶を沸かしたほうがいいとのこと。それに、最近はにんにくも切らしていたから風邪をひいたのかも。。明日は買ってこなければ。

午後から、ガーゼ治療に専念しました。鼻をきれいにして、ガーゼをいれ、鼻汁がたれてきたら、ガーゼを取替えました。そのときに、鮮血がついている箇所が3つどころか、もっとありました。でもこれは、ガーゼが重なり合っているために何箇所にも見えるだけで、実際は出血箇所は3箇所かもしれませんし、粘膜の下に隠れていた炎症が今出てきたのかもしれません。鼻をかみ、さいごは5cm幅1mの二つ折りのほとんどが左穴に入りました。とにかく時間を計って、30分きっちりやって、就寝。

6月5日(曇りのち晴れ)
鼻水が口の中にたまってきたのを感じ、朝6時に起床。やはり左の鼻だけでもガーゼ治療を30分だけでもやったおかげで、8時間近く眠ることができました。それから今日一回目のガーゼ治療。薬剤を含ませて絞った脱脂綿を左の奥に挿入し、出血箇所が3箇所あることを確認。二つ折りで4cmx1mのガーゼを5mlの薬剤に含ませると、絞る必要もありません。20分くらいガーゼを挿入。その後50分ほどして鼻をチン。治療を始める前は鼻汁がひっきりなしに出ていたことを思えば、すごい進歩です。熟睡したおかげで体の節々の痛みもすこしおさまりましたが、ここで無理をしてはならじ。一日横になってガーゼ治療をしていました。

息子の十益(トマス)の方は、まだ咳が出るので医者に診せたところ、喘息用のインヘーラー(こちらではパファーと言います)の回数を増やすように言われました。

6月6日
今日も休もうかなと思ったけれど、6時半に電話がはいり、お仕事をお引き受けしました。今日はゴードンベール小学校の5年生のクラス。昼休みにすこしでもやろうと、ガーゼ治療セットを小さくまとめて持っていきました。ピンセットやミクロ軽量スプーンは、マニュキュア手入れ用のキューティクルスティックが入っていたビニルケースがちょうどいい大きさなのでそれを利用。昼休み、試薬を付けた脱脂綿を改良ピンセットでしっかりつかみ、離さないように挿入して鼻の奥にたまっている鼻汁を拭きとるだけでも、すっきりしました。でもその後1時間もすればまた鼻をかまなければなりませんでした。その鼻をかむまでの時間が、ガーゼ治療をきちんとしたときとしないときではどうちがうのかを計ってみました。でも、一回だけでなく何回もやってみて、いつかきちんと平均をとってみようと思います。

6月8日(晴れ)
十益はもうすっかりよくなりました。まだ鼻水はちょっと出ますが、もう咳はほとんどしません。元気に学校に行っています。最近、就寝時間が遅くなっていたのが響いて風邪を引いたのでしょう。普段の生活習慣が大事ですね。

今朝も6時半にお仕事の電話で起こされました。昨日今日と、トリニティベイ小学校で代行です。昨日は5年生で、今日は音楽教師の代行でした。私は音楽教師ではありませんが、ピアノは少し弾けるので、「上を向いて歩こう」をピアノ伴奏しながら子供たちを静まらせ、後半は好評の折り紙を教えました。でも午後の授業になると右の耳がつまったような感じがして、なかなかよくなりませんでした。風邪がしっかり直ってないのでしょうかね。今もまだじ~んと耳鳴りがしています。

十益は金曜夜は教会で子ども会。冷え込むのでジャンパーを着せましたが、家でもかなりの冷え込みを感じます。今夜から毛布を出さなければ。

今夜も、鼻腔をきれいにしてガーゼを詰め、喉におちそうになって嘔吐しそうな感じがして吐き出すと、たくさん血がついていました。喉の奥のほうで薬がしみるのは左のほうです。右はあまり沁みません。でも右耳がうなっています。今夜は早く就寝することにします。

7週間目、治療に満足!この調子で続けます。

2007-06-02 03:41:49 | 健康・医療
7週間目です。

43日目
当面の課題をしぼり、今日は右の鼻を集中的に治療をやってみました。炎症がある下鼻道の奥、のどの上の方に、二つ折りで5cmx90cmの、抗生物質をしみこませて絞ったガーゼを挿入。のどの奥でじんじん効いているのがわかります。「しみる~」のをこらえていると鼻汁がたまってきたのでガーゼを代え、2度目の挿入。すると今度はつーんとした感触が口いっぱいにひろがり、唾液がたまっていきました。吐き出してしばらくすると、鼻汁もたまっていきます。このまま、コットン綿棒を挿入して圧力を加えながら待つのですが、5分もすると鼻汁がぽたぽた。またガーゼを代えると眠れなくなるので、ガーゼを取り出してここで就寝。明日続けてやってみます。

44日目も同じことを繰り返しました。治療中に、しみる感覚がだんだんおさまっていくのを感じまるので今度はできるだけ長時間、黄色っぽい膿がはがれるのを期待してやってみました。3回ほど繰り返したあと、取り出してガーゼを見ると、直径1ミリほどの小さいうす黄色のねばねばした鼻水の塊がついていました。たったこれだけか、でもないよりまし、と思っていると、直径2ミリほどの黄色っぽい塊が指についているのに気づきました。おお、2箇所から取れた!と満足。試薬をつけた脱脂綿を入れても、もうあまり滲みません。明日からは左を集中的に治療するつもりです。

45、46,47日目は、仕事先の学校に脱脂綿、試薬、ビーカー、ミクロ軽量スプーン、ピンセット、溶媒液を持って行きました。コットン綿棒の入っていたプラスチックの箱がちょうどいい大きさです。ピンセットと溶媒液は別のビニル袋に入れました。ピンセットは開いたままだと袋が破けるので、クリップで留めました。午後の授業中に鼻がたまってくると、さっとものかげに行き、脱脂綿を挿入。それだけでもかなりすっきりします。持って行った3日間で、試薬を作ることができたのは1回きり。ピンセットと改良綿棒、ミクロ軽量スプーンの簡易携帯セットがあるといいだろうな~と思います。

休憩時間に他の先生やアシスタントの人と話したところ、こういう鼻炎治療法を知っている人はいませんでした。いまやインターネットの普及で、いろんな自然治療があり、実際に癌が消えたなどの効果を上げているらしいです。でも医学や薬学界は認めてくれないから、たとえば癌治療に効果のあるものは水質洗浄剤として輸入しないといけないとか、いろいろ制限があるのですね。そういう体制も、使う人が増えれば変わってくるだろうと思います。情報は力なり、多くの人に知ってもらうことが大事。このガーゼ治療法もしかりですね。

48日目は左の下鼻道の奥の方を集中して治療しました。じ~んと、かなりしみます。右のほうもやってみると、前よりはずっとおさまっていますが、まだすこし奥のほうでしみます。炎症が残っている証拠ですね。

睡眠中に、口の中で粘液がたまっていました。鼻の奥から口に降りてきたものでしょう。夜中に起き上がって吐き出すと、思っていたほど濃い黄色ではなくわりと透明に近かったです。たぶん傷口が小さいので出血もじわじわと少しずつしか出ないわけでしょうね。

再び試薬溶液を作って左右両方の鼻にガーゼを挿入しました。やはり左のほうが右よりずっとしみます。今回はちょっとガーゼを詰めすぎたかもしれません。ガーゼが途中でたまってしまい奥のほうは押し付けられないので、あまりガーゼはたくさんいれずにピンセットで奥の患部を押さえつけるほうが効果的だと思います。患部の場所によって、臨機応変にということですね。要は患部をガーゼ治療するには押さえつけること、と自覚しています。奥の方であまりしみるのが感じられなくても、つばを飲み込む動作をすると舌が口内の上の方に当たり、鼻の奥のしみるのがはっきりします。「まだしみる部分がある」イコール「炎症部分がまだある」ですね。

ともあれ、全体的に炎症はかなり治まってきています。7週間前、ガーゼが奥に入らない、と今井さんに泣きついたころと比べると雲泥の差です。ほうっておくと、患部の痛みを感じなくなるのは、粘液がたまって感覚が麻痺するからでしょう。しかし依然として完治していない患部はあるのだから、炎症が完全になくなるまで、治療を続けなければ、と思います。

しかし、今こうやってコンピューターに向かいながら、たとえ1~2時間でも、鼻水をすすることもちり紙を当てることも必要ないのが、信じられないくらい!本当に、創生のウエブに出会えたことに感謝しています。

今、となりでいびきを高くして眠っている息子は黄色い鼻汁がたまって呼吸がつらそうです。医者によると胸もぜいぜいしているそうなのでこのガーゼ治療法をちゃんとしてやりたいのですが、本人がいやがるのを無理にさせられません。根気よく説得を続けるしかないですね。