外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

冬の日本で治療をほぼ毎日2ヶ月続けたら、効果が出てきました。

2008-02-02 08:33:51 | Weblog
12月1月と、実家でここちよい寒さの冬のお正月と日本料理を楽しんできました。その間、鼻炎治療もすこしがんばりました。といっても、時間的には朝昼晩と一日3回、ささっとガーゼ挿入ができればいいほうで、挿入時間はものの1分くらいしかできませんでした。しかしそれでも治療後は鼻漏れコントロールができるので、とにかく『沁みる、薬が効いている』と感じられる患部にはとことんガーゼをピンセットで押さえつけるようにしました。そうすると、後鼻漏が口の中からぼとぼとと落ちてくるのです。痛みが感じられなくなるまで押さえつけ、あとはさっと片付けて家事の手伝いをしていました。

その調子でつづけていると、やはり以前感じていた喉の上の黄色い痰が少なくなりました。ひどいときは血が混じっていたりすごい濃い黄色だったのが、量が少なくなりました。ですが毎日続けることがやはり必要で、こちらに帰ってきてから忙しくて治療できない日があったのですが、すると右耳の奥に痛みを日に日に感じるようになり、バクテリアがまだ活動しているのを実感しました。後鼻孔の奥の壁をずっと伝うようにしてピンセットでガーゼをあて、痛みがあるところを探し、治療しています。それをすると耳の痛み・かゆみはなくなり、効いていることがわかりますが、これを続けて治療しないといけないと思ってます。

アンピシリンは低温で保存しなければならないと言われていますが、すると、鼻の中に長い間挿入していると体温の影響があるのではないのでしょうか? 挿入時間は長ければ長いほどいい、と説明がありますが、初期3ヶ月の段階では確かにそうでしたし、鼻道を開くために必要でしたが、10ヶ月間治療を続け局所治療中心にやっている今の段階では、それぞれの状況に応じた治療時間を設定していいのではないかと思います。

右の鼻の方が血が付いてくる量も多く、治療がすすんでいない、と最近感じていましたが、今朝起きるとやはり右の方だけ詰まっていました。それでガーゼ治療をするとやはり血がたくさんついて出てきて、沁み具合も左よりかなりきつめでした。これは、ずっと奥まで届かずに、ガーゼが途中で詰まってそのままにしていた時期があったからだと思います。途中で詰まったら、すこし引きだして、またそろそろと推し進める必要があるとわかりました。また、喉の上までとどいたら咳き込みますが、咳き込む前にすこしガーゼを引き出し、また押さえつけるようにしてじわじわいくと、少しでも長持ちできて、後鼻孔の奥の治療ができたように感じます。沁みる痛みが鋭痛から鈍痛にかわっていくのが日を追ってわかるからです。

息子は耳の感染がまたでてきました。日本で覚えたお風呂の楽しさをこちらでも、とバスタブにお湯を一杯入れて遊んでいたから水がヘッドバンドのしたから入ったのかもしれません。耳汁を検査してもらい、わたしの鼻の中にある菌と同じものが発見されたことがわかりました。それならと、自宅で市販の綿棒にアンピ溶液をちょっとつけて耳掃除を軽くしてあげると、ひんやりして気持ちよさそうでした。すこしでも耳をあつかわれるのを嫌がるのに、これは二回させてくれましたからやはり効いているのだろうと思います。