外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

10ヶ月目の今日

2008-02-14 18:31:39 | Weblog
治療を始めてから10ヶ月になります。
この2ヶ月間、わりと毎日治療をしょっちゅうしていました。
おかげで後鼻漏はほとんどといっていいくらい、量が減りました。まだ少し残ってるな、と感じるとまた後鼻孔の奥に長いピンセットでガーゼをなでまわし、沁みるところに押し当てて、薬が効いているのを確認しています。

今後は上鼻道に向かって治療を進めていくつもりです。鼻漏が出てくる源は上の方から、という感覚が以前よりもはっきりしてきました。後鼻漏が治癒してきたからでしょう。
今、むずがゆいのは中鼻道のあたりです。まだまだ上の方にガーゼを推し進めることはできませんが、これもガーゼを中に入れておく時間を少しでも延ばすことで、炎症が収まってくれば解決すると思います。

ガーゼを奥のほうまで入れて、喉の上の方にガーゼが落ちてきそうで咳き込むので、すぐ取り出すことになります。それでもまたすぐ次のガーゼを入れて治療してきました。そんなふうですからガーゼと薬はすぐなくなりますが、後鼻漏の方はかなり治癒できていると思うのでまだこれからも気長に治療を続けていくつもりです。現在使用しているガーゼの長さは2枚重ねで60センチほどですが、喉に落ちてくるのを防ぐため幅を6センチとかなり太くしていましたが、これから上鼻道の方に向かうためには、また4センチくらいに細くして始めようと思います。

今朝は、むずがゆさがたまりませんでした。治ってきている、と実感したら次に来るのは決まってこういう後退したような感触ですが、これはきっと炎症の膜が一枚一枚剥がれ落ちていった後に昔の炎症の後が出てきているのでしょう。。。今朝のガーゼには右側から血が付いている箇所がたくさんありました。めげずに今日は一日中、合計6回くらい治療しました。

冬の日本で治療をほぼ毎日2ヶ月続けたら、効果が出てきました。

2008-02-02 08:33:51 | Weblog
12月1月と、実家でここちよい寒さの冬のお正月と日本料理を楽しんできました。その間、鼻炎治療もすこしがんばりました。といっても、時間的には朝昼晩と一日3回、ささっとガーゼ挿入ができればいいほうで、挿入時間はものの1分くらいしかできませんでした。しかしそれでも治療後は鼻漏れコントロールができるので、とにかく『沁みる、薬が効いている』と感じられる患部にはとことんガーゼをピンセットで押さえつけるようにしました。そうすると、後鼻漏が口の中からぼとぼとと落ちてくるのです。痛みが感じられなくなるまで押さえつけ、あとはさっと片付けて家事の手伝いをしていました。

その調子でつづけていると、やはり以前感じていた喉の上の黄色い痰が少なくなりました。ひどいときは血が混じっていたりすごい濃い黄色だったのが、量が少なくなりました。ですが毎日続けることがやはり必要で、こちらに帰ってきてから忙しくて治療できない日があったのですが、すると右耳の奥に痛みを日に日に感じるようになり、バクテリアがまだ活動しているのを実感しました。後鼻孔の奥の壁をずっと伝うようにしてピンセットでガーゼをあて、痛みがあるところを探し、治療しています。それをすると耳の痛み・かゆみはなくなり、効いていることがわかりますが、これを続けて治療しないといけないと思ってます。

アンピシリンは低温で保存しなければならないと言われていますが、すると、鼻の中に長い間挿入していると体温の影響があるのではないのでしょうか? 挿入時間は長ければ長いほどいい、と説明がありますが、初期3ヶ月の段階では確かにそうでしたし、鼻道を開くために必要でしたが、10ヶ月間治療を続け局所治療中心にやっている今の段階では、それぞれの状況に応じた治療時間を設定していいのではないかと思います。

右の鼻の方が血が付いてくる量も多く、治療がすすんでいない、と最近感じていましたが、今朝起きるとやはり右の方だけ詰まっていました。それでガーゼ治療をするとやはり血がたくさんついて出てきて、沁み具合も左よりかなりきつめでした。これは、ずっと奥まで届かずに、ガーゼが途中で詰まってそのままにしていた時期があったからだと思います。途中で詰まったら、すこし引きだして、またそろそろと推し進める必要があるとわかりました。また、喉の上までとどいたら咳き込みますが、咳き込む前にすこしガーゼを引き出し、また押さえつけるようにしてじわじわいくと、少しでも長持ちできて、後鼻孔の奥の治療ができたように感じます。沁みる痛みが鋭痛から鈍痛にかわっていくのが日を追ってわかるからです。

息子は耳の感染がまたでてきました。日本で覚えたお風呂の楽しさをこちらでも、とバスタブにお湯を一杯入れて遊んでいたから水がヘッドバンドのしたから入ったのかもしれません。耳汁を検査してもらい、わたしの鼻の中にある菌と同じものが発見されたことがわかりました。それならと、自宅で市販の綿棒にアンピ溶液をちょっとつけて耳掃除を軽くしてあげると、ひんやりして気持ちよさそうでした。すこしでも耳をあつかわれるのを嫌がるのに、これは二回させてくれましたからやはり効いているのだろうと思います。