外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

アロエの自然治癒力に脱帽、ガーゼ治療に利用しました。

2007-07-31 06:04:15 | Weblog
この一週間というもの仕事が忙しくあまりガーゼ治療をしていませんでした。結果的に3日に一度、まともなガーゼ治療ができたくらいです。夜寝る前になるだけしようと心がけましたが、それもこのところ怠っています。ガーゼ治療をしても夜を通して眠れなかったことが数回ありました。朝起きてもすっきりせず、ガーゼ治療をさっとして出勤しても、すっきり感はあまり長続きしませんでした。鼻の中をすっきりさせて出勤するには30分くらいかかってしまい、してもまた車の中で鼻をとる、と言う具合でした。
ガーゼ治療をちゃんとしてからはぐっすり眠れますが、それまでには1,2時間かかります。ちょっと疲れてきていました。

先々週から指先の皮膚が乾いて荒れていたのを見た友人が、自宅に太く大きく育っているアロエをくれたので、黄色い液をたっぷりとつけると瞬く間につるんつるんとなりました。その液がついた指先は見る間に黒い紫色に変わっていきます。このように皮膚に効くのなら鼻炎にも効くのでは、と思いいくつか太い茎をもらってガーゼにつけて鼻に入れてみたところ、アンピシリンをつけていれたときと同じように沁みが感じられ、口からじわじわと後鼻漏がでてきて、効力があることがわかりました。患部をガーゼの上から押さえつけて30秒もすると、鼻の奥にガーゼが落ちそうになったので(ガーゼの幅は6センチ以上でした)取り出して鼻をかむと、すごくすっきりしました。朝起きても鼻の中は乾いた感じがあり、全く後鼻漏も感じられませんでした。日中鼻がたまってくることはありますが、量は以前に比べて極端に少なく、その効力に驚きました。

ガーゼ治療を始める前は2~3分毎に鼻をかんでいたのに、ガーゼ治療を始めて3ヶ月、鼻をかむ感覚は30分毎になっていました。が、このアロエをためしてからは、日中5~6時間くらいなにもする必要がありません。まだ2日しかたっていませんが、鼻の中の皮膚が乾いているのを感じます。でも放っておいたらまた細菌がぶりかえすだろうと思います。しかしアンピシリンから切り替えてこのアロエを続けてやってみることにしました。

ガーゼ治療方法は鼻炎を皮膚病として捉えた画期的な治療法です。この方法は多くの人々にとって救済となることと信じます。私の場合も例外ではなく、最初の効力は驚異的でしたし、たいへん感謝しています。しかしこの4~5週間は治癒経過が停滞気味でした。ここで自然薬をつかってやってみようと思います。アボリジニは砂漠で食物となる草や木々の種類に詳しく、薬草ももちろんたくさん知っています。有名なユーカリなどの油もいろんなものに効きますが、アロエは日本でも自分は使ったことがあります。しかしこの友人がくれたような大きく育った、液が黄色く効力のあるものは初めてでした。がさがさしていた指先が今つるつるになっています。鼻の中もこのようになることが目に見えるようです。

この治療法を教えてくださった今井さんには心から感謝しています。
これからも、この治療法を世界に知らせるお仕事を応援しています。

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息子のほうは、先週学校で体育祭の練習で外にでて風邪をひいたらしく、耳の感染がまた起こっています。
耳に点液するだけでいいと医者に言われましたが、その日のうちに耳漏れがして、また他の医者にみせて抗生物質を処方してもらいました。

息子はダウン症を持って生まれて以来ずっと耳の病気とつきあっています。生後6ヶ月で耳が閉じているために聴力が少ないことが判明し、9ヶ月で耳に穴を開ける手術をして、初めてまともに聞こえるようになり、顔の表情が豊かになったのです。耳に穴を開ける手術の前は大変悩みましたが、まず聴力を持たせないことには話すようにもなれないので、決断しました。耳の感染病はしょっちゅうで、抗生物質は抗生物質は善玉のバクテリアも殺してしまうのでできるなら飲まないほうがいいとは聞いていますが、他のダウン症の子供を持つ親とも相談し、まず元気にさせることが先決、と医者の診断のとおり飲ませていました。この1年ちかく、気をつけていたので耳の感染病とはちょっと縁が切れていましたが、今週また耳の感染が出てきました。1~2年前までは耳の感染病になると高熱が出ていましたが、きっと体が慣れてきたのでしょう、もう熱はでません。しかしその前日あたりは寝つきが悪いので、寝つきが悪いと必ず1両日中に耳の感染で耳漏れが出ます。熱が出ていなかったために朝見てもらった医師は抗生物質を処方しなかったのかもしれませんが、やはりその日のうちに耳からうみがでてきました。やはり生まれたときからかかりつけの医師をもつことが大事だと思います。うちの場合は夜中でも見てもらえる24時間診療所に行くのでそのとき見てもらえる医師が違うことは致し方ない事情です。

耳と鼻はとても近いのでなにかと影響があるのではと思います。来週耳鼻科の医師に見てもらいますが、そのとき鼻の検査もしてもらうつもりです。

ダウン症の息子のためにもガーゼ治療を。。。

2007-07-18 16:49:14 | Weblog
冬に入り、だんだんと息子の鼻炎がひどくなってきました。
鼻水が続き、夜中に咳き込むたびに自分のように鼻炎で長年苦しむことになるのか、と不憫です。その翌日やっとのことで説得してなだめすかして横にさせ、ちょっとだけコットン綿棒を試薬につけてすこし挿入できたのですが、その先はやはり血がついていました。やはり炎症があるのです。夜中に咳が出るのも、やはり後鼻漏だろうと思います。

息子はダウン症のため、鼻、耳のつくりが生まれつき普通より非常に小さいです。
鼻をいじるな、といくら説明してもなかなかわかってもらえず頑固になる性質なので、お気に入りの子守のおばさんが来る土曜日が勝負時です。手を押さえてもらいながら、すこしずつ治療をすることに慣れさせようとしています。自分ひとりのときは、無理やりするとあぶないのでチョコレートやビデオで釣るのですが、交渉と説得に時間がかかります。自分で考えさせて放っておくと、あとになって「鼻やる!」と言ってきます。でも、それでも最終的に鼻に綿棒を近づけると嫌がって動くので、そのたびに中断し、自分で考えさせるようにしています。

ガーゼを挿入できたことはまだ稀です。ちょっとだけ押し込んだことはありますが、とうてい中のほうに入れさせてくれないので、市販のコットン綿棒にちょっと脱脂綿を巻きつけて試薬溶液をつけ、すこしでも鼻に挿入できればよしと思っています。1秒、1センチでも中に入ればいいほうで、まだまだ治療とまではいきませんが、血が付いてくるので、それを見せて説得しようとしている段階です。

「いたい」というとすぐ取り出します。でも「いたい」のなら薬が効いている証拠だから我慢させねば、とも思うのです。何回となくクシャミをするたびに「ほらママと同じ、鼻が病気になってるから治療させて?」と説得するのですが、もう頑固で困っています。この前一度ガーゼをすこし挿入することはできましたが、そう奥までは挿入できていません。週3回子守の人が来てくれるのでそのだけでも、すこしずつ慣れさせていこうと思います。

私のほうは、先週と今週は高校で毎日仕事なのでなかなかガーゼ治療ができていません。奥と出口近くと中間地点に4箇所ずつくらい出血地点がありましたが、しかしそれも夜の治療ですこしずつ減っているようです。必ず朝1回出かける前にガーゼ治療を30分近くできればいいのですが。朝昼夜1回ずつできればいいなあ、と思います。朝ガーゼ治療をしたあとはすっきりしますが、そのうちまたむずがゆくなります。完治できるまではまだ長い道のりです。

ガーゼを奥まで入れると、奥のほうが薬がしみて利いているのがわかります。鼻の奥からの後鼻漏は、口から出てきます。鼻の穴の近くの炎症からの鼻漏はガーゼをつたって前からすこしずつ。でも薬の沁み具合は先週にくらべてずっと和らぎました。すこしずつ治ってきているのだろうと思います。

ネブライザーもすればいいのでしょうが、その時間もありません。
今週末は教会の家族と山でキャンプなのでなかなか治療はできないでしょうが、一式持って行くつもりです。夜の冷え込みが見込まれるのでじっくり着こんでいくつもりです。


いままでの3ヶ月を、ひとまとめに報告。

2007-07-11 06:00:55 | Weblog
鼻炎ガーゼ治療を始めて3ヶ月が過ぎました。この辺で今までを振り返ってみます。

私は10歳のころアデノイドを取った手術を経験しています。30代で出産後、仕事に追われて風邪をしょっちゅうひくようになり、そうすると喉がすぐやられました。風邪をひくと鼻水漏がひどいので、わざとコットン綿棒でつついてたまった鼻水をクシャミで取り出していた時期もあります。そのうちクシャミがひっきりなし、後鼻漏が夜通し出るようになって副鼻腔炎の手術を2年前にしました。が、日帰りの手術の後の処置が悪かったようで、一向に改善せず、再手術を予定していたときに創生のサイトに出会い、手術はキャンセルし自分で治療を始めました。

最初ガーゼを試薬溶液につけて患部に当てると歯茎、耳、目にびんびん薬の効果が感じ取れ、驚きました。すぐ、鼻呼吸が自然にできるようになり、熟睡できたのには感激しました。
ガーゼの通りは始めは難しく痛かったですが、我慢して押し入れていました。創生から送られてきた試薬、改良ピンセット2種類、攪拌ミクロスプーン、ビーカー、ガーゼ、アンピシリン溶液、のり状溶液を使うとわりとスムーズに入れていくことができました。4週間目あたりで左右の鼻の穴が通じてガーゼが左から右へ出たこともありました。ガーゼや綿棒についてくる出血地点はあちこちにたくさん散在していました。

痛みがあるところが炎症箇所、しみるところは薬が効いている証拠、と言い聞かせていました。
ガーゼ挿入時間は長いほうがいいということだったので2週間目くらいには90分くらい入れていました。
ガーゼの幅は3センチから始め、喉の上に落ちてこないようにするには幅広のガーゼがいいと忠告され、5センチに落ち着きました。長さは二つ折りで30、50、60センチから、3ヶ月目には二つ折りで90センチまで増やしていきました。

3週間目あたりから鼻腔が広がっていくのがわかりました。出血箇所はどんどん少なくなっていき、2ヶ月目の終わりには、改良綿棒にまきつけた脱脂綿についた出血地点をみると奥、中ほど、鼻の出口にそれぞれ5~6箇所くらいになっていました。

ガーゼを鼻に充満させるやりかたから炎症箇所に注目し液剤をひたしたガーゼを押し当てることを2ヶ月目にやってみましたが、局所治療も大事だけれど鼻腔全体にガーゼを充満させて、全体を治療することも大事とわかり、両方のやり方をするようになったのは3ヶ月目の終わりでした。また、ネブライザーとマキロンも3ヶ月目に使用しました。この効果はてきめんで、特にマキロンを試薬溶液に入れることで挿入がさらにしやすくなりました。またのり状溶液も毎回治療ガーゼの先に少量付着させて治療しました。

2ヶ月目に入ってからはどんどん奥の方に挿入することができるようになり、奥の方に入れた薬のあとが喉のほうに残っているような感触がするようになりました。治療中、薬が傷に沁みるとすぐ後鼻漏がだらだら流れてきました。それでも引き続きいれて仕事をしていましたが、3ヶ月目には、だらだら流れてきたらまた新しくとりかえるようになりました。そのとき、鼻腔の大きさに合わせたガーゼを使い、しっかりガーゼを鼻腔に充満させるようにしました。

2ヶ月目からは濃度をだんだん強くしてみましたがだいたい規定の0.5%あたりにしていました。後鼻漏がガーゼをつたって外に出てくると「充満」していると思っていたガーゼがしんなりとなり傷の箇所にうまくあたらなくなるということがわかり、改良綿棒を主に使うようにしました。すると間にやはり当たらない部分もでてきて、3ヶ月が終わるころにはその以前の炎症が下鼻道の中間地点あたりでぶり返したか、あるいは下に隠れていた患部が新しくでてきたのか、それともピンセットがもろくなっていた皮膚にあたったのか、中間地点の出血が多くなりましたので、その後はガーゼの両刀使いを目指しました。

ガーゼ治療をするとその後数時間すっきりするときもあれば、またすぐ鼻がでることもあり、ちゃんと患部にあたっているかどうかが鍵だと思います。後鼻漏が下鼻道の奥ののど近くの炎症から落ちてくるのではと思い改良綿棒で奥のほうまで突っ込んでいました。その結果、後鼻漏はかなり減りました。3ヶ月前はそのために眠れないほどでしたが、今は後鼻漏を感じることはあっても、ちゃんと数時間眠ることができます。
今、絶望的に普通の生活ができない状態だった3ヶ月前と比べると、治療方法があることを知っただけでも雲泥の差です。今後は手術を受けず、気長に自分で治療していくつもりです。