外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

クライストチャーチとケアンズ

2007-10-05 19:45:58 | Weblog
時のたつのは早いものです。ガーゼ治療法を知って6ヶ月がたちました。副鼻炎腔炎ちかくの上鼻道へはまだとどかないけれど、中鼻道と下鼻道はきれいになっているとかかりつけの医者が内視鏡で確かめてくれました。でも先月ほっておいたために、また炎症が出没し、治療を開始したときはガーゼや綿棒に血がついてきました。しかし治療を徹底的に始めるとその出血箇所は見る見る減っていきました。のどの奥へさらに炎症が進んだのを感じます。朝起きるとのどの頭に黄色い(血が混じっていることもあります)鼻水がたまっているのです。後鼻漏だけでなく、鼻道の炎症から透明な鼻水がだんだんたまります。最近は力まなくてもふん、と息をするだけで鼻水が出ます。ガーゼで奥の鼻水を取ることはできますが、ガーゼを入れておく時間がこのところ10分以上できたことがなく、綿棒を使ってやっと15分くらいなので、根本の炎症を取り去ることがむずかしいのは致し方ないことと承知しています。

しかし、先週友人ふたりと話していたとき、おとなりの寒い国ニュージーランドでは鼻炎に苦しむ人は少ない、なぜならバクテリアが生存できないくらい寒くて湿度が低いからだ、と聞きました。たしかにニュージーランド、それも南島のクライストチャーチに住んでいたときは寒くて風邪をひくことはあっても鼻炎にはかからなかったようです。鼻炎になったのはシドニーで風邪をこじらせてからで、とくにその後湿度の高く雨の多い熱帯のケアンズに移ってから鼻炎がひどくなり手術を受けるまでに至ったのです。今ケアンズは夏にはいり、日中は34度にもなり、今のところ雨は少ないですが蒸し暑く、鼻炎のバクテリアにとっては活躍時であろうと思います。
それなら、とひとつの方法を思いつきました。
綿棒にコットンを細くまきつけて薬をひたらせ、すぐ冷凍庫に入れておき、それを何本も用意します。10分後それが凍りついたら、鼻に挿入します。凍りついたコットンで傷がつかないように、徐々に入れていきます。体温であったかくなってきたらさっと次の凍った綿棒と取り替えます。そうやって鼻腔内を冷たい状態で薬につける時間をできるだけ伸ばしていたら、たしかに鼻腔内の乾き具合は以前より明らかに改善し、バクテリアがおさまっているのを感じます。

このようにところ変われば気温も気候も空気も違います。ケアンズでもサトウキビ畑の多いところは花粉に悩む人が多いし、野焼きの時期には煙で鼻炎症状が悪化することもあります。環境によってそれぞれの対策を自分で考えることが必要だと思います。もちろん、これは一時的な対策にすぎませんが、それでもガーゼ治療をしてからまた鼻をかみ続ける状態になるまでの30分間が、一時間に延長できたのです。副鼻腔炎の病原菌には届かないにしても、低温状態にして活動を抑えることが一時的にもできるということがわかり、満足しました。

1 コメント

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しっかり実験をしてから発表して下さい。 (Unknown)
2007-10-11 09:18:30
「綿棒にコットンを細くまきつけて薬をひたらせ、すぐ冷凍庫に入れておき、それを何本も用意します。10分後それが凍りついたら、鼻に挿入します。凍りついたコットンで傷がつかないように、徐々に入れていきます。体温であったかくなってきたらさっと次の凍った綿棒と取り替えます。そうやって鼻腔内を冷たい状態で薬につける時間をできるだけ伸ばしていたら、たしかに鼻腔内の乾き具合は以前より明らかに改善し、バクテリアがおさまっているのを感じます。」

今井です。何ゆえに、定めた方法で治療をしないのですか。
こんな方法を他の人が真似で間違いがあれば困ります。少しは頭を使って考えて欲しい。
治療法は安全と効果が大切です。定められた治療法のとおり実行して下さい。
治療は合理的でなければなりません。裏づけの無い感での治療の発表は控えて下さい。書くならばしっかりとした実験をして実証してから、書いて下さい。

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