外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

7週間目、治療に満足!この調子で続けます。

2007-06-02 03:41:49 | 健康・医療
7週間目です。

43日目
当面の課題をしぼり、今日は右の鼻を集中的に治療をやってみました。炎症がある下鼻道の奥、のどの上の方に、二つ折りで5cmx90cmの、抗生物質をしみこませて絞ったガーゼを挿入。のどの奥でじんじん効いているのがわかります。「しみる~」のをこらえていると鼻汁がたまってきたのでガーゼを代え、2度目の挿入。すると今度はつーんとした感触が口いっぱいにひろがり、唾液がたまっていきました。吐き出してしばらくすると、鼻汁もたまっていきます。このまま、コットン綿棒を挿入して圧力を加えながら待つのですが、5分もすると鼻汁がぽたぽた。またガーゼを代えると眠れなくなるので、ガーゼを取り出してここで就寝。明日続けてやってみます。

44日目も同じことを繰り返しました。治療中に、しみる感覚がだんだんおさまっていくのを感じまるので今度はできるだけ長時間、黄色っぽい膿がはがれるのを期待してやってみました。3回ほど繰り返したあと、取り出してガーゼを見ると、直径1ミリほどの小さいうす黄色のねばねばした鼻水の塊がついていました。たったこれだけか、でもないよりまし、と思っていると、直径2ミリほどの黄色っぽい塊が指についているのに気づきました。おお、2箇所から取れた!と満足。試薬をつけた脱脂綿を入れても、もうあまり滲みません。明日からは左を集中的に治療するつもりです。

45、46,47日目は、仕事先の学校に脱脂綿、試薬、ビーカー、ミクロ軽量スプーン、ピンセット、溶媒液を持って行きました。コットン綿棒の入っていたプラスチックの箱がちょうどいい大きさです。ピンセットと溶媒液は別のビニル袋に入れました。ピンセットは開いたままだと袋が破けるので、クリップで留めました。午後の授業中に鼻がたまってくると、さっとものかげに行き、脱脂綿を挿入。それだけでもかなりすっきりします。持って行った3日間で、試薬を作ることができたのは1回きり。ピンセットと改良綿棒、ミクロ軽量スプーンの簡易携帯セットがあるといいだろうな~と思います。

休憩時間に他の先生やアシスタントの人と話したところ、こういう鼻炎治療法を知っている人はいませんでした。いまやインターネットの普及で、いろんな自然治療があり、実際に癌が消えたなどの効果を上げているらしいです。でも医学や薬学界は認めてくれないから、たとえば癌治療に効果のあるものは水質洗浄剤として輸入しないといけないとか、いろいろ制限があるのですね。そういう体制も、使う人が増えれば変わってくるだろうと思います。情報は力なり、多くの人に知ってもらうことが大事。このガーゼ治療法もしかりですね。

48日目は左の下鼻道の奥の方を集中して治療しました。じ~んと、かなりしみます。右のほうもやってみると、前よりはずっとおさまっていますが、まだすこし奥のほうでしみます。炎症が残っている証拠ですね。

睡眠中に、口の中で粘液がたまっていました。鼻の奥から口に降りてきたものでしょう。夜中に起き上がって吐き出すと、思っていたほど濃い黄色ではなくわりと透明に近かったです。たぶん傷口が小さいので出血もじわじわと少しずつしか出ないわけでしょうね。

再び試薬溶液を作って左右両方の鼻にガーゼを挿入しました。やはり左のほうが右よりずっとしみます。今回はちょっとガーゼを詰めすぎたかもしれません。ガーゼが途中でたまってしまい奥のほうは押し付けられないので、あまりガーゼはたくさんいれずにピンセットで奥の患部を押さえつけるほうが効果的だと思います。患部の場所によって、臨機応変にということですね。要は患部をガーゼ治療するには押さえつけること、と自覚しています。奥の方であまりしみるのが感じられなくても、つばを飲み込む動作をすると舌が口内の上の方に当たり、鼻の奥のしみるのがはっきりします。「まだしみる部分がある」イコール「炎症部分がまだある」ですね。

ともあれ、全体的に炎症はかなり治まってきています。7週間前、ガーゼが奥に入らない、と今井さんに泣きついたころと比べると雲泥の差です。ほうっておくと、患部の痛みを感じなくなるのは、粘液がたまって感覚が麻痺するからでしょう。しかし依然として完治していない患部はあるのだから、炎症が完全になくなるまで、治療を続けなければ、と思います。

しかし、今こうやってコンピューターに向かいながら、たとえ1~2時間でも、鼻水をすすることもちり紙を当てることも必要ないのが、信じられないくらい!本当に、創生のウエブに出会えたことに感謝しています。

今、となりでいびきを高くして眠っている息子は黄色い鼻汁がたまって呼吸がつらそうです。医者によると胸もぜいぜいしているそうなのでこのガーゼ治療法をちゃんとしてやりたいのですが、本人がいやがるのを無理にさせられません。根気よく説得を続けるしかないですね。