外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

ガーゼ治療の効果があらわれてきました。

2007-12-01 03:51:24 | Weblog
ガーゼ治療を再開して2ヶ月に入ろうとしています。

私の場合、ガーゼをどんどん押し入れていくと、先端が喉の上のほうに入って吐き気をもよおし咳き込みたくなります。するとそれ以上は継続できずガーゼを取り出さねばならなくなり、ガーゼの消費量からして不経済なので、幅をかなり太めに、長さは20センチくらいにしています。
患部に当てる時間を長くしないことには効果がありません。せめて5分くらいは
ピンセットで患部に押し当て、薬がじわ~と沁みてくると効いているのだなとわかり、いい気持ちです。一日2~3回治療を続け、処方されたスプレーもあてると、効果が現れてきました。

はじめは治療後すぐまた鼻をかまねばならなかったのが、今では治療後2時間くらいは大丈夫になりました。1日3回治療を続けることがこつのようです。

一夜あけて朝起きると、口から黄色い痰が出ますからまだ炎症が残っていることはわかりますが、ガーゼを入れても血がつくのは極端に少なくなりました。ほとんどと言っていいくらい血のついてくることはありません。

内視鏡を使って中を見ると、粘膜の表面はピンクになっていて炎症がおさまっています。下甲介が鼻中隔に接近しているようすがわかり、それ以上進めないのはこのせいだとわかります。無理に進もうとするとレンズが汚れてしまいますから、この間がもっと広がれば、上の中鼻道や上鼻道へ届くのだろうなと思います。このあたりは、薬を当てている間は出血しませんが、常時鼻が出てくるので、昔からの慢性炎症がしつこくあるのだろうと思います。

ガーゼを下鼻道を通って奥の鼻咽腔へとどくと、そこは広くぽっかり空いていて、ピンセットでぐるぐる薬剤をつけたガーゼを押し当てます。最初は痛みがあったのが、もう今はほとんど痛みを感じなくなり、ゆっくり当てながら患部を探しています。耳管に通じる部分に当たると効き目を感じるので、やはりずっと奥まで炎症が進んでいたのだと思います。

鼻汁がのどへ落ちてきて息ができなくなりそうだった7ヶ月前と比べて、その管理が自分でできるようになったのはうれしいことです。今後はさらに中鼻道への開通を目指さねばなりません。

こちらは夏、雨季にはいり、雨雲が見えますがこのところ雨は夕方にザーッと降るだけです。朝になるとカラッと晴れているのが気持ちいいですが、湿度は高いようで、それが鼻にも影響しているのかもしれません。とても蒸し暑く、何もしなくても汗が額にたまってきます。

息子が日中、依然として朝方咳こむので、鼻水が多量に出るわけではないのに、とレントゲンも採りましたが異常は見られませんでした。医者に進められたアスピレーター(吸引ポンプ)を買い、その箱についていたイラスト付の説明書を見せると興味を示したようで、右の鼻だけ吸引させてくれましたが、左はさせてくれませんでした。彼の場合は、耳の手術を何回もしているので耳のほうから感染しているのかもしれません。この前は耳にアンピ溶液をつけたコットン綿棒をつけたら気持ちよさそうだったのですが、なかなかこれもさせてくれません。

ねばり&にこやか戦術も効き目があるときとないときがあるのはしょうがないですね。気長に様子を見ます。



2 コメント

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Unknown (今井)
2007-12-03 10:22:10
内視鏡を使って中を見ると、粘膜の表面はピンクになっていて炎症がおさまっています。下甲介が鼻中隔に接近しているようすがわかり、」

下鼻甲介が肥厚しているようです。ガーゼを下側に押し付けて肥厚を取って下さい。

このあたりは、薬を当てている間は出血しませんが、常時鼻が出てくるので、昔からの慢性炎症がしつこくあるのだろうと思います。

ガーゼを下鼻道を通って奥の鼻咽腔へとどくと、そこは広くぽっかり空いていて、ピンセットでぐるぐる薬剤をつけたガーゼを押し当てます。最初は痛みがあったのが、もう今はほとんど痛みを感じなくなり、ゆっくり当てながら患部を探しています。耳管に通じる部分に当たると効き目を感じるので、やはりずっと奥まで炎症が進んでいたのだと思います。」

その通りです。慢性鼻炎の恐ろしさは、これになると鼻腔全体に患部が広がります。私自身もこれは体験しています。

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Unknown (今井)
2007-12-03 10:30:45
右の鼻だけ吸引させてくれましたが、左はさせてくれませんでした。」

気長に優しく治療を試みて下さい。右の鼻が出来たならこちらにガーゼを綿棒で入れて治療出来るかな。
痛みを与えないでゆっくり、やさしく。

彼の場合は、耳の手術を何回もしているので耳のほうから感染しているのかもしれません。この前は耳にアンピ溶液をつけたコットン綿棒をつけたら気持ちよさそうだったのですが、なかなかこれもさせてくれません。

私の場合は子供から治療を求めて来ました。
親も子も頑張るしかありません。
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