外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

10週間目 羽根布団でぐっすり眠れるものの。。。

2007-06-22 19:34:10 | Weblog
10週間目。このところ、以前のような集中的ガーゼ治療ができていないのが残念でしたが、来週から学期休み。また治療に専念できます。今日金曜日は家でゆっくり、朝昼晩と一日3回ガーゼ治療ができました。

先週アリがいなくなったと言いましたが、やっぱりまだまだいます。少なくなったのは確かですが。急に冷え込んだケアンズは、大きな雲が連なって一日中空一面にたちこめています。お日様を拝みたいね、と地元の人も言うくらいです。雨が降れば、家の前から見える山の斜面に白い滝がたくさんみえて風情があるのに、降りそうで降らないじれったい状態が続いています。雨が降った後に日が差して、地面に180度にまたがる大きな虹を見たのは、もう何ヶ月前のことでしょう...。以前は使っていた分厚い布団のマットレスも、夏は蒸し暑く冬は雨が多いこの地では干せる期間が短いので、今はくずしてクッションや薄い掛け布団に様変わりしています。もしかしたら、私のダニアレルギーは布団からかも?

教師仲間のヘレンによると、アレルギーは幼いころ慣れ親しんだものに出るそうです。彼女は猫に囲まれて育ったから、現在猫の毛にアレルギー症状が出るのだ、と言います。どうなんでしょうね、動物に限っていえることかもしれませんが、一生動物に囲まれて平気な人もいるし、やっぱり人それぞれですよね。

さてこの一週間、朝出かける前にガーゼ治療をしたときは、やはり口蓋の奥の上のあたり一面が薬で沁みて、薬が効いているのを感じました。せいぜい30分くらいしかできませんが、そのあと鼻呼吸がすーすーとできてすっきりします。でもまたその後鼻がたまってきます。まだ完治していない証拠ですね。

今週も、朝起きたら口から黄色っぽいタンが出ました。ガーゼ治療ができないままでいると、日を追うごとにその黄色はだんだん濃くなっていき、炎症が逆行していっているのを感じました。ちょっと奇異に思ったのは、日中は後鼻漏が落ちてきて口からタンが咳とともに1時間おきくらいに出るのに、鼻汁の量は時間がたつごとにすくなくなっていったことです。自分の感じでは、鼻汁が鼻の中で固まっているようでした。同時に、鼻腔粘膜が肥厚していってるのではないかと思います。

というのも、前日まで見た目にも(光をあてて鏡で確認)左の鼻腔が右よりも広がっていたのに、ピンセットで液剤をつけた脱脂綿を入れてみたら左のほうが狭くなっていたのを感じたからです。綿棒を入れてぐいぐい回した感触からしても、右のほうが広くなっていました。ガーゼ治療を開始した当初は左右、均等にやっていましたが、3週間前くらいからいずれかに重心を置いて治療してきたからだろうと思います。

木曜日は、朝出かける前に左右同量のガーゼを入れて60分きっかり(車中を含めて)やったおかげで、すっきりして鼻呼吸ができましたが、日中は鼻がしょっちゅう出てきてしまいました。デイリー(乳製品)は鼻によくないと聞いた事がありますが、最近誕生パーティや学期打ち上げ会などでチョコレートやケーキをたくさん食べてしまい(この前教えた2年生のクラスの男の子はおかあさん手作りのアプリコットのお団子を持ってきてくれて、ついつい食べ過ぎました。)その影響がすこしあるかもしれません。しかし夜は、後鼻漏があるように感じても、寒さも手伝って羽毛布団の下でぐっすり寝てしまいます。(何時間も続けて眠れることに、いまさらながら感謝です。)

朝起きたらやはり黄色いタンがたまっていました。まず脱脂綿を改良綿棒に巻きつけてぐりぐり検索。左右とも、問題患部はずっと奥のほうで、沁みるのを感じます。左の奥の手前でも、炎症部分をひとつ発見。きいろく固まった幅1.5ミリくらいの塊がついてきました。二つ折りで1メートル、3センチ幅のガーゼを液剤をつけてまず左から挿入し、半分あたりでコットン綿棒を突っ込んで押さえつけます。そのあと、もう一端のほうを右側に挿入。同様に押さえつけながら、口の奥で薬が沁みているのを感じていると、4週間おきに前庭の草刈をしてくれる業者が来ていました。

支払う現金を用意するために外出せねばなりません。せっかくやり始めたガーゼ治療を中断するのはもったいないので、創生からこの前送っていただいたマスクをし、車で近くのショッピングセンターへ。この昼食時の時間帯はみんな忙しいようで、マスク姿の私をじろじろ見る人は二人ほどでした。帰宅して30分もしないうちに、だらだらと鼻汁が出てきました。取り出してみると、まったく黄色い部分は見当たりません。ところが、その後2時間ほどして2回目のガーゼ治療を30分間ほどしてとりだしたら、黄色い炎症部分が2~3箇所ありました。やっぱり続けてやらないと、しつこい細菌性の炎症は表に出ないのでしょう。

でも今日は2回ガーゼ治療を30分ずつやったので、鼻呼吸が楽にできるし、普通にこうやってコンピューターに向かうことができるのはうれしいことです。夜もう一回1時間くらいガーゼ挿入できてから寝ることにします。


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自分で治す慢性鼻炎 (今井)
2007-06-23 23:35:48
ちょっと奇異に思ったのは、日中は後鼻漏が落ちてきて口からタンが咳とともに1時間おきくらいに出るのに、鼻汁の量は時間がたつごとにすくなくなっていったことです。」

これは鼻汁が喉の方へ移動しているためです。
ですから、鼻口からは減っています。
返信する