外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

11週間目。威力あっぱれ!ネブライザーとマキロン

2007-06-27 21:41:43 | Weblog
学期休みに入りました。夕べからまた息子がちょっとせきこみ、医者に診てもらうと、「左に粘液がすこしたまっているが、抗生物質を使う必要はない」と塩水でのネブライザー使用を薦められました。そういえば私自身もネブライザーをするつもりが、忙しさにかまけてできずじまいでした。

日曜日、息子には小児用ネブライザーマスクをあてて、塩水を使いましたが、あまり効果はないようなので次回からは試薬をつかってみます。自分には試薬5%の液剤でネブライザーをやってみました。噴霧口を鼻に当てると噴霧が口からでていくので鼻腔奥の患部にうまくあたっているのではと思います。途中で鼻をかみ、再度やってみたら、すっきり。その後、後鼻漏は数時間おさまったようです。

次に、本格的にガーゼ治療です。潤滑液をガーゼの先端につけてスムーズに挿入し、周りの粘膜をよけいに摩擦しないようにしました。患部の喉のほうに押し込んでいると、やはり吐き気を催します。こらえきれずに取り出した左のガーゼには、血が2~3箇所中鼻道のあたりに。これは2・3週間前からしつこくあったものです。試薬だけでは足りないのかもと思い、創生から送ってもらっていたマキロンをガーゼにたらしてみました。すると...効果てきめん!痛みはなくなり、傷が回復に向かっているように感じます。もう一度ガーゼを挿入しても、血はついていませんでした。


月曜日。起床後、ネブライザーを鼻にあてていると咳がすこし出ます。効いている証拠でしょうか。
ゆうべは治療を夜中までしたため、今日は息子を託児所に預けた後、お昼寝しました。学校休みでよかった。。。夕方、息子を引き取り帰宅車中、ラジオから「ロメオ&ジュリエットの観劇券2枚プレゼント!今すぐ電話を」というのが耳に飛び込んできました。ふと、車の鍵に付けていた携帯電話が目に入り、思い切って聞きかじりの番号にかけてみると、なんと当選!オーストラリアでなにか当たるのは初めてです。先日、新しくできていた交通標識を見すごしておまわりさんに止められ、『速度は落としたけども止まらなかった」と罰金を喰らっていたのですが、これでいっきに気分が挽回。人生、苦あれば楽アリ!神様ありがとう!
今夜は治療をしながらついにんまり。息子も、そばでなぜかうれしそう。

火曜日。朝ネブライザーを1回、夜息子に1回。息子はまだときどきちょっと咳き込みます。試薬を入れると嫌がるので、塩水を使ってみました。私のほうはマキロンを使ったガーゼ治療の直後は鼻の中は乾いた感じがするし、鼻漏の量も少ないのですが、放っておくと30分もしないうちに鼻の中に鼻汁がたまっていきます。なかなかティッシュは手放せません。薬剤に浸した脱脂綿を巻いた改良綿棒を両方に挿入しただけで、だらだら鼻汁が出てきます。その後、鼻をかんで幅広(5センチ)のガーゼにマキロンをたらして挿入。10分後に取り出すと、左には血はついていず、右に2箇所極小の紅点がありましたが、色はほとんど透明。奥の患部に粘着性の黄色がかった鼻汁がついているだけです。

水曜日。夕べの睡眠中、鼻腔の奥から後鼻漏が落ちてくるのを舌で受け取り、ためていくのを時々感じていましたが、鼻呼吸は全く問題なく、熟睡できました。朝起きて、口にたまった後鼻漏を吐き出し、試薬につけた脱脂綿を改良綿棒に巻きつけ鼻に挿入して15分後に出してみると、患部の位置がはっきりわかりました。左は血が見当たらず、マキロンのおかげで中鼻道の傷が消えたのでは?と期待してしまいました。実際はまだでしたが...以来、試薬溶液には必ずマキロンを加えています。

患部を狙ってガーゼを挿入すると、10分もしないうちに後鼻漏がぽたぽた鼻と口、どちらかというと口に落ちていくほうが多いですが、両方にたまっていきました。今日は時間があるので左右別々にやりました。

昨日「なかなかティッシュが手放せない」とぼやいたら、今日は午後1時半から、なんと5時間半、まったくクシャミも後鼻漏もありませんでした!。。。外出先の暖房のおかげもあるかもしれませんが、やはりマキロンの効果が大きいと思います。

今週はマキロンのおかげで沁痛が解消したのがうれしいです。ガーゼを取り出した後も、鼻の奥から喉まですっきり感があります。前々から気になっていたことが解決し、今ようやく完治に向かって動き出したような気がします。ここに至るまで3ヶ月近く、明らかに症状は改善していっています。いろいろとご指導してくださっている今井さんには感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ完治まで先は長いとは思いますが、これからもよろしくお願いします。