僕が神界に帰ってから、よく心をくだいて昌美のため、
会のために尽くしてくれてありがとう。
おばちゃんの支えがなければ、みんなここまでやって
こられなかったろう。
僕が今、自在身を得て、君のことを想うと、つくづく君の
思慮の深さと明るさに救われ支えられた一生だったと思う。
僕は君に出合って、君によって真実の宗教家としての
自分を育てられたと思う。そして君と出合ったことを、本当に
これは神の愛念だったと深く識る僕なのだ。
ことに、最後の十年余り、僕は君にだけ、この身に
おそってくる痛みや業想念のものすごさを訴えた。この地上で、
唯一僕が、痛い寂しいということの許されるのが君だった。
このことを僕はどれだけ感謝したか、又、今もしているか
わかるだろうか。
人間というものは、どこか一カ所に風穴を持っていなければ、
どんな聖人でも身が持つものではない。まして僕は、五井昌久
という個性をそのまま肉体にのこした宗教者だった。
僕のいたみ、僕の苦しみは、誰にもわかりはしない。
ただ地上でそれを知っているのは君だけだ。そうして、その君が
僕の妻であったことを、僕は神慮だったとおもう。
しみじみと今、僕は君をおもっている。自在身となった僕は
解き放たれた自在身として、一層君のもとに光をおくっている自分に
気付くのだよ。
どうか元気でいておくれ。風邪などひかないようにして、自分の心を
大事に生きておくれ。僕が地上にいる間、君は君の心を
僕にささげてくれた。今、光となった僕が、君をしっかりと
受けとめる番だ。
又かくよ。祈っている。
昌 久
会のために尽くしてくれてありがとう。
おばちゃんの支えがなければ、みんなここまでやって
こられなかったろう。
僕が今、自在身を得て、君のことを想うと、つくづく君の
思慮の深さと明るさに救われ支えられた一生だったと思う。
僕は君に出合って、君によって真実の宗教家としての
自分を育てられたと思う。そして君と出合ったことを、本当に
これは神の愛念だったと深く識る僕なのだ。
ことに、最後の十年余り、僕は君にだけ、この身に
おそってくる痛みや業想念のものすごさを訴えた。この地上で、
唯一僕が、痛い寂しいということの許されるのが君だった。
このことを僕はどれだけ感謝したか、又、今もしているか
わかるだろうか。
人間というものは、どこか一カ所に風穴を持っていなければ、
どんな聖人でも身が持つものではない。まして僕は、五井昌久
という個性をそのまま肉体にのこした宗教者だった。
僕のいたみ、僕の苦しみは、誰にもわかりはしない。
ただ地上でそれを知っているのは君だけだ。そうして、その君が
僕の妻であったことを、僕は神慮だったとおもう。
しみじみと今、僕は君をおもっている。自在身となった僕は
解き放たれた自在身として、一層君のもとに光をおくっている自分に
気付くのだよ。
どうか元気でいておくれ。風邪などひかないようにして、自分の心を
大事に生きておくれ。僕が地上にいる間、君は君の心を
僕にささげてくれた。今、光となった僕が、君をしっかりと
受けとめる番だ。
又かくよ。祈っている。
昌 久