空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

一ノ宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)

2015-09-23 13:04:26 | 神社紹介
所在地
群馬県富岡市一ノ宮1535

ご祭神
経津主命
姫大神

御利益
建国
農耕
養蚕機織り

公式サイト

富岡製糸場からも近い上野国一宮
一ノ宮貫前神社




こんにちは、空海法師です。
シルバーウィーク、皆さんいかがお過ごしだったでしょうか?

先日、群馬に行きました。
シルバーウィークだから、遠出しましたよo(^▽^)o
なので、先日の榛名神社に続き、群馬第二弾です。

群馬といえば…
昨年、世界遺産に選ばれた富岡製糸場が有名ですね。
↓これは富岡製糸場ね。


群馬県(上野国:こうずけのくに)は、古来より養蚕が盛んで、
文献によると、奈良時代には、この地方では養蚕が既に行われていたらしいです。∑(゜Д゜)
つまり、糸の原料になる蚕の繭を手に入れやすい場所だったんですね。

ご祭神の経津主命は、茨城の香取神宮にも祀られる建国の神様ですね。

もう1柱の姫大神は、養蚕機織りの神様ということです。正式な祭神の名前は不明なんだって。!?(・_・;?

創建は、約1500年前で、
上野国の一ノ宮にして、養蚕機織りの神様を祀るこの神社。
富岡製糸場からも比較的近い(車で30分くらい)場所にあります。

まず、参道の階段を登ったところに鳥居。


鳥居をくぐると山門があり…


さらにくぐると、
社殿が下に見える。∑(゜Д゜)


この様式を下り宮(くだりみや)というのだそうだ。全国的にも珍しいですね。( ´ ▽ ` )ノ
別のアングルからもう一枚。


階段を降り、楼門前から参拝。
楼門の脇の入り口から、中に入れる。


拝殿と本殿。
極彩色が煌びやかで、ゴージャスに見える。現在のこの社殿は、徳川家光寄進だそうだ。o(^▽^)o


日光東照宮も家光寄進だが、何か趣味が似ているというか、そんな印象を受けました。


外からはわからないけど、本殿は2階建てらしい。!?(・_・;?


写真じゃ見えにくいが、雷神を発見!これを雷神小窓というらしい。


そのモチーフで、絵馬も雷神。


藤太杉
社殿の後ろにある杉。
三上山の百足を倒した俵屋藤太が植えたそうな。経津主命は武神だからね。こうした人からの崇敬も多かったんだろうなぁ( ´ ▽ ` )ノ


実は私、この神社知るまでは、あまりこの神社を意識していなかったのです。
しかし、奈良時代には、都。つまり奈良にまで、その存在が知られていたらしく、朝廷にとって重要だったことが伺えます。
養蚕が当時重要だったからか?
経津主命が、物部氏の神だからか?
私は、意外と姫大神に重要な意味がある気がします。なんとなく…ですが。

私にとっては、次の探求の扉を叩いた神社でした( ´ ▽ ` )ノ