たったひとつの宝物

最近はスイスでの子育て日記。
他、ニュージーランド留学と世界一周旅行など。

宣言しにいった日

2011年11月09日 | 日記
特別なオフィスに行った。
私はいまいち利用が分かってないんだけど
例えば新しくマンションを購入したり何か登録をするときに利用する場所らしい。
役所のようでちょっと違う。
小さな公的オフィスだった。

そこで何をしたかというと
私が犯罪者じゃないという宣言をしにいった。
ばかばかしく思えるんだけど
ここでうそをつくことは絶対の禁止で
もしうそがばれた場合は刑務所に入ることになるらしい。

英語で書かれた犯罪者ではないという紙を読んでサインした。
難しい単語で書かれていたのでつい担当者の前で「意味が分からない」と言ってしまい
Beatに「それを言ってはだめだ!」と言われた。
ともかく無事に済んでそれを移民局に送った。

その後、ランプを買いに近くの安い大型家具店に行った。
なんと新しいマンションはランプの取り付けは各自ですることになっていて
私たちの夜は持参した数個の卓上ランプのみなのでとても暗かった。

家具店の前に車やさんにも寄った。
中古の日本車でBeatはかなりのりきだったけれど
結局後日購入をやめることとなった。

夕方家に帰って
初めてのお客さんにマーティンが来た。
会社から直接来たらしくてスーツ姿だった。
なかなか様になってたんだけど
Beatとランニングをしに二人で着替えて出かけていった。
1時間半後、二人が帰ってきてシャワーを浴びた。
このうちにはバスルームが二つもある。
最初こんなにいらないんじゃないかと思ったけど
それはそれでなかなか便利。
トイレも待つ必要ないしね。

その後、彼の車で彼の自宅までちびちゃんもつれて出かけた。
この車もやっぱり高級車だった。
おうちでは奥さんのマリーナがディナーのセッティングをして待っていた。
やっぱりこのお家ってすごく上品。
お料理もすごくおいしかった。

ちなみにちびちゃんがスパゲティーとガーリックトーストを勝手に取ってむしゃむしゃと食べてしまった。

授乳時に寝室を使わせてもらったんだけど
すごく素敵だった。
モダンなリビングとはまたちょっと違って
三角屋根の下にちっちゃなソファーと雑誌が置かれてたり
ひろーいバスルームがあったりして生活観が伺えて
すごく居心地がよさそうな感じだった。
使う人のセンスだよね。
私には一生かかってもこういうセンスってないだろうな。

帰り際にマリーナが日本緑茶をプレゼントしてくれた。
こっちで買うとなんと数千円もする高級茶らしい。

私もお客さんが来たらいつかこんな風におもてなししてみたいと思わずにはいられない素敵なお家だった。