たったひとつの宝物

最近はスイスでの子育て日記。
他、ニュージーランド留学と世界一周旅行など。

丘を超えて隣の地へお引越し

2011年11月02日 | 日記
引越し当日。
今までのアパートはこれまでにないくらい混沌としていた。

10時に作業を開始した。
結局引越し業者には頼まず自分たちで運ぶことにした。
Beatは事前に予約していた大きなバンを取りに出かけた。
この日はお義父さんとエリカが手伝いに来た。

せっかくちびちゃんをお義母さんにみてもらおうと思ったんだけど
うまくいかなかった。
なにせエリカがいたので途中お義母さんが来たんだけど
2人の空気が悪くなってこっちもハラハラ。
こういう問題の難しさを感じた。

はっきり言ってスイス人は協調性がない上、
他人のために自粛するという意識が薄い。

ちびちゃんをエリカにみてもらってもよかったんだけど
彼女はとても行動的でよく動く。
言えばみてくれたんだろうけど
それよりも荷物の収納の方でこちらが言わずとかなりテキパキと動いてくれたので
それをとめることはできず、
結局ちびちゃんは一足先にすっきりした隣の部屋で様子をみつつ遊ばせるという形で私も作業することになった。

Beatはというとお義父さんと二人で重たい家具の移動作業を始終していたのでほとんど話す暇もなかった。

夕方4時くらいには今までのアパートが空になったので各自引き上げになった。
エリカと私とちびちゃんは車に乗れなかったのでバスで新しいマンションまで行くことになった。
バスの時間までcafeで待つことにした。
バスの乗り方とかエリカが教えてくれた。

やっと新しいお家についたんだけど
こんなにあったんだってくらいに荷物がどっさりつまさっていた。
リビングだけはお義父さんが楽しそうに家具とか配置してて
知らぬ間に整っていた。
私が使いたくなかったカーペットまで使われていた。
捨てようと思ってたのに。
私の顔色を伺ったお義父さんが気に入らなかったら後で変えていいよと言った。
でもお義父さんの配置もなかなか悪くなかった。

夜7時には二人とも切り上げて車を返しに行ったBeatも戻ってきた。
さらにBeatがマーティンからのプレゼントを持って来た。
この前うちに遊びに行ったときに日本風のティーポットが見つからないと言ったのを覚えててくれたみたいで
すごく高そうな和風の本格的なティーポットとタンスを一個プレゼントしてくれた。
ティーポットは奥さんのマリーナが選んでくれたみたい。
ありがとう。
すごく嬉しかった。
マーティン夫婦ってどこかホッとする。

その夜はじめて新しいお家で過ごした。
今までよりもずっと広くて変な感じがした。
ちびちゃんは普通になじんで遊んでいた。

トイレは二つあったし、お風呂はBeat用にビックサイズだった。
私の足が届かないんだけど。
キッチンもすごく大きかったし
なかなか居心地がいい。
ちょっとずつ家具もそろえたいな。