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存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
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民主主義~世界10人の監督が描く10の疑問

2008-03-03 22:13:13 | TV番組
第80回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞作品テレビ版「米国"闇へ"」

民主主義の旗の下、テロとの闘いを続けるアメリカ合衆国
容疑者を「拷問」したという事件。

以下はメモなので、そのまま読むのはこの番組の意図から外れる可能性があります。

アレックス・ギブニー監督(アメリカ)がアフガニスタンで無実の運転手ディラウォルが拷問の末に死亡した事件をきっかけに、被害者・米軍調査官・政策立案者にインタビューを重ねる。

自分の国に関連することに向き合うアメリカのジャーナリズム

まずは、知ることから始まる。ただし、何が本当で、何が正しいかを見極めることは難しい。

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君のためなら千回でも

2008-03-02 12:00:57 | 映画
The Kite Runner「君のためなら千回でも」
/2007/アメリカ/129分
/角川映画、角川エンタテインメント
監督:マーク・フォースター
出演:ハリド・アブダラ、ホマユーン・エルシャディ

主な場面はアフガニスタンです。
とても良い映画でした。自然に涙が流れていました。

映画に関してはこちら
1970年代の平和だったアフガニスタンの映像を撮るために、よく似た中国のカシュガルでロケをしたようだ。そしてソ連軍の侵攻。タリバン政権。

パシュトゥーン人とハザラ人との民族問題。
召使と主人との関係。
同じ12歳のアミールとハッサンは民族も異なり、召使を雇う主人の子供と召使の子供であったが、友情で結ばれていた。そして二人には特別な事情があった。
凧揚げ合戦の事件を機に二人の人生は変化していく。

やがて時代の大きな変化に人生を左右されるアフガニスタンが描かれている。
ロシアを憎むアメリカに亡命したアミールの父
異国でアフガニスタンの仕来りにより結婚するアミール
夢を実現して作家に。そして、彼のもとにアフガニスタンでの恩人から電話が入る。

世情不安のパキスタン、アフガニスタンへ。

2003年、その衝撃が世界中を感動の渦に巻き込んだ。無名の新人作家カーレド・ホッセイニのデビュー作がNYタイムズ・ベストセラーリストに64週間ランクイン。800万部売れた小説らしい。
これを原作に映画化された。

アメリカがとても自由な国であることが強烈にアピールされているなと感じたが、それでも良い映画だと思った。




京都シネマは舞台挨拶も多い映画館です。古今烏丸の三階にある映画館ですが、座席数は少ないし、落ち着きます。
京都にお寄りの際には一度、訪ねてみて下さい。建築家の隈研吾が旧丸紅のビルであった既存の壁を壊さず、その上にモダンな意匠を重ね合わせたようです。ここには過去と現在という二つの時代の重なりが表現されています。古いものを跡形なく壊してしまうスクラップ・アンド・ビルドではない「リノベーション」と呼ばれる再生手法。
京都のような、京都でないような、新しさも求めているのに適度な空間と人の間隔があって良い感じでした。
KOKON KARASUMA(古今烏丸)
コメント (4)
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