仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【關西學生アメリカンフットボール】 11/28 關西學院大學 26-10 關西大學 (神戸ユニバー)

2010-11-28 17:09:02 | Sports
關西學院大學(KG)が26-10で關大を破り、關大、立命、KGの3校が優勝。
三つ巴のプレーオフとなつた。

けふのゲーム、どちらもディフェンスが良かつたが、特にKGのディフェンスが途轍もなく凄かつた。
DLの強さ、LB、DBのクイックネス、見事の一語につきる。
前半終了時點で、關大の獲得ヤードは、何と0ヤード!
まさにアンビリーバボーである。
とりわけ素晴らしかつたのが、#52DL平澤と#8DB善元。
平澤はQBサックを含め、あらゆる場面でいい仕事をしてゐたし、善元は2度インターセプトし、そのうちの1囘はそのままリターンTDを決めた。

攻撃では、#6QB加藤の冷靜なプレーが光つた。
DFがブリッツを仕掛けても慌てることなくピンポイントのパスを決める。
學生ナンバー1QBと云はれるのもわかる活躍だつた。
また、#7RB松岡のランも素晴らしかつた。
まつすぐ驅け拔けるスピードと、カットを切る時のクイックネス。
こんなRB、京大にも欲しいなあ。
野球みたいにFAとかトレードとかないのが殘念だ。
忘れてならないのが、#3K大西。
第4Qで關大に引導を渡した形になつた46ヤードのFG!
この大事なゲームでこれだけの距離を決められるとは大したものだ。

3校優勝、以前にもあつたやうな氣がするが、思ひ出せない。
確か京大、KG、立命の爭ひだつたやうに思ふのだが・・・(注)
ともあれ、3校にとつては、また同じスタートラインに竝んだわけで、甲子園ボウルに向けての熾烈な戰ひが繰り廣げられることになつた。
アメリカンフットボールファンにとつては、たまらない展開だ。
3校に中部代表の南山大學を加へた4校でトーナメント戰が行はれるとのこと。
どの大學が勝ち上がるのか、樂しみだ。
「隱れKGファン」の私は、もちろんKGの應援をする。
KGが勝つたら甲子園ボウルを觀に行かうかな?
早稻田とKGの對戰になつたらどうしよう・・・
早稻田も好きな大學なんだけど。


(注)
調べてみたら、1996年のことだつた。
やはり京大、KG、立命によるプレーオフとなり、京大が勝ち拔いて甲子園ボウル出場、さらにライスボウルに出場し4度目の日本一に輝いた年だつた。
京大の最後の(これまでのところといふ意味で)榮光の年を忘れるなんて、どうかしてゐる。
そろそろボケが始まつたかな?



Quarter : 1 2 3 4 合計
関西学院 7 7 3 10 27
関西大学 0 0 0 10 10

<得点経過>

関学大 1Q 09:18 RUN #7松岡 1yd #3大西KICK(G)
関学大 2Q 10:55 RUN #7松岡 2yds #3大西KICK(G)
関学大 3Q 02:47 FG #3大西 28yds
関西大 4Q 01:22 FG #6吉野 24yds
関学大 4Q 06:17 INT-RET #8善元 19yds #3大西KICK(G)
関西大 4Q 07:47 PASS #7池井→#16岡 6yds #6吉野KICK(G)
関学大 4Q 09:59 FG #3大西 46yds



<2010年リーグ戰最終結果>

優勝(6勝1敗):關大
優勝(6勝1敗):立命
優勝(6勝1敗):關學
4位(4勝3敗):京大
5位(3勝4敗):神戸。
6位(2勝5敗):甲南。
7位(1勝6敗):同志社。
8位(0勝7敗):近大。


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