仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【昔の手帳から】 10月28日

2011-10-28 00:52:32 | 昔の手帳から
【1980年】(1囘生)

カレー製作

火曜日。
カレーは自炊學生のお友達。
作るのに時間はかかるが、簡單に出來るし、日持ちが良い。
たくさん作つておいて冷藏庫に入れておけば、何日かは食べられる。
いろいろ姿をかへて食べれば、飽きることもない。
カレーライス、カレー雜炊、カレー雜煮、カレー燒きソバ、カレーピラフ、カレースパゲッティ・・・
さういへば、カレーラーメンはしたことがなかつたなあ。
しかし、それにしても、何故この日は手帳に書いてゐたのだらう。
カレーなんて、珍しくもないのに。



【1982年】(3囘生)

バッグ紛失
麻雀 點3/4囘 +¥2,000

木曜日。
なんとなく、そんなこともあつたなあ、程度の記憶しかない。
どんな状況で、どんなバッグをなくしたんだらう?
私の行動範圍などかなり限定されてゐる。
アパート内、アパート附近の喫茶店、大學の學食、枚方の塾。
せいぜい思ひ付くのはこんなもの。
しかも、木曜日は塾へ行つてゐなかつた筈なので、ますます範圍は狹まる。

麻雀をしてゐる。
點3で2千円勝つてゐるといふことは、半莊4囘のうち2囘はトップを取つたのだらう。
好々!



【1983年】(4囘生)

ヘブラー/モーツァルトプロ 19:00 Sym.H
HにTel。もうやめようかナ

金曜日。
シンフォニーホールで イングリッド・ヘブラー のコンサートがあつた。
ヘブラーといへば、クラシックファンなら知らない者はゐないであらうモーツァルト彈き。
私も彼女の彈いたモーツァルトのピアノソナタのレコードを持つてゐた。
レコードのジャケットには、ヘブラーが穩やかな笑顏を見せてゐた。
この年、ヘブラーは57歳。
ピアニストとしては脂の乘り切つた頃だ。
チケットが幾らしたのか知らないが、聽いておけば良かつたと思ふ。

Hに電話をした。
どうやら、また電話でいぢめられたらしい。
手帳によれば、 10月14日 にも電話で何か云はれたらしく、「何て言草だ!」と怒つてゐる。
その後、 18日に會つて 仲直り?した筈なのだが、歸宅が深夜2時になつたことでご兩親からかなりプレッシャーがかかつたことは想像がつく。
さうした彼女のしんどさと、私の腦天氣な日常とのギャップは大きい。
私の緊張感のない言動が彼女の神經を逆なでしてしまつたのかもしれない。
で、彼女の言葉が今度は私の氣持ちをささくれだたせる。
それが、「もうやめようかナ」といふ記述になる。
自分からやめなくても彼女のはうからやめられてしまふのに・・・
バカなヤツだ。




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