仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

K-1 World Max 2007

2007-02-05 23:16:08 | Sports
「K-1 World Max 2007」を見た。
日本王者を決めるトーナメント戰。
KOでの決著は決勝戰しかなかつたものの、いい試合が多かつた。

アンディ・オロゴンと小比類巻の試合。
素人相手によもや負けるとは思はなかつたのだが、小比類巻は正直、情けない。
どうも線が細いといふか、根性が足りないといふか・・・
アンディ・オロゴンはからだのバランスが良い。
これからもつともつと強くなるだらう。

HAYATOとTATSUJIの試合は見てゐて氣持ちよかつた。
お互ひのファイティング・スピリッツが前面に出てゐた。
挌鬪技の試合はかうでなくては!
HAYATOは第1Rでのダウンが惜しまれた。

テコンドーで全日本を2連霸した尾崎圭司とシュート・ボクサー宍戸大樹の試合も面白かつた。
こちらも宍戸にとつては第1ラウンドのダウンが惜しまれた。
尾崎はなかなか花のある選手だ。
顏もよいし、人氣が出るだらう。

ディフェンディング・チャンピオン佐藤嘉洋と尾崎圭司の試合は尾崎を應援した。
身長差15cmは尾崎にとつて克服し難い差だつた。
それでも、向かつて行く姿勢に好感が持てた。

決勝は昨年と同じく、佐藤とTATSUJIの對戰となつた。
佐藤の懷の深さは相手の選手にとつてはじつに戰ひ難いのだらう。
いくら攻撃しても、それを吸收されてしまふ感じ。
結局、佐藤のヒザ2發でKO。

ちなみに、アンディ・オロゴンと小比類巻は二人とも骨折してゐたらしい。
小比類巻のローキックでアンディ・オロゴンが立てない状態になつたといふのはわかるが、小比類巻が骨折といふのは・・・
それだけ壯絶な戰ひだつたといふことだらう。

ブアカーオ、なんだか遊んでゐたやうだ。
最終ラウンドしか放映してくれないといふのは、それだけお氣樂な試合だつたのだらうか?
アルバート・クラウスがなんとかいふトルコの選手にKO負けしたのには吃驚した。
世界は廣いといふことか、それともクラウスが弱くなつたといふことか。

なにはともあれ、けふのK-1 Maxは樂しめた。


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4 コメント

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Unknown (スポーツ瓦版)
2007-02-06 09:29:38
KO少なかったですが良い試合でしたね。

コヒは情けなくてクラウスの負けは驚きましたね。
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情けない (仙丈)
2007-02-06 22:04:06
スポーツ瓦版さん

コヒの試合はあまりに情けなかつたですね。
格鬪家としては何かが足りないやうな氣がします。
それが何かはわからないのですが・・・
クラウスは顎が弱いといはれてゐますが、それにしても吃驚でした。
あのトルコ人選手、ほんたうに強いのでせうかね?

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Unknown (スプレー日記。)
2007-02-06 23:36:31
 TBありがとうございます。小比類巻は力入りすぎですね。やっぱり最後は佐藤が優勝でしたね。まさか昨年と決勝が同じカードになるとは。
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小比類巻 (仙丈)
2007-02-07 00:01:23
スプレー日記。さん

小比類巻はローを蹴る時にガードが甘くなるやうですね。
佐藤は何げに強いといふ、捕らへ所のない選手です。
もつと強さをアピール出來るとさらに良いと思ふのですが・・・

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