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仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【仕事搜し】 1/20_面接(大阪のD社)

2010-01-21 11:53:57 | 再就職記
大阪にあるD社の面接を受けてきた。


場所は大阪・南港エリアで、事前にネットで調べたところ、自宅から1時間30~40分かかるやうだつた。
念のため、餘裕をもつて家を3時に出た。
D社の最寄驛に着いたのが4時25分。
ここで15分ほど時間調整をし、徒歩10分、5時10分前にD社到着。
時間調整分を除くと、所要時間は1時間35分。
往復すると3時間10分となる。

3時間10分と云へば、片道ではあるが飛行機なら北京や臺北あたりまで行けさう。
毎日北京まで行くのか?
それも通勤ラッシュの電車に乘つて・・・・
續けられる自信がない。


D社に着いて、受付から人事に内線電話を入れたら、若い美人さんが出てきて會議室まで案内してくれた。
毎日3時間10分を費やすモチベーションの維持に少しは役立つかな?
少し待つてゐると、執行役員・人事本部長と副部長が入つてきた。

人事本部長は口ヒゲと顎ヒゲをたくはへ、ブレザー姿。
いかにも外資系のエグゼクティヴといつた風貌で、安心した。
この人なら、大阪のA社の取締役・人事部長のやうに「植民地」などとは云はないだらう。

副部長は40歳になるかどうか。
今囘のポジションとの關係はわからないが、部下でも同僚でもうまくやつて行けさうな、氣さくな感じ。

面接は、職務經歴を説明するといふオーソドックスな形式ではなく、會社の説明から始まつた。
そのあと、人事本部長が、今囘のポジションに期待することを説明した。
それによると、グローバルの本社の人事制度を導入・定着させるのが、主なミッションで、英語力と人事制度導入經驗が必要だとのこと。

求人票に記載されてゐた必須條件は、
1.ひとつの領域だけに留まらない、10年程度の幅廣い人事經驗
2.ビジネスレベルの英語力
3.マネジメント經驗
といふ3つであつた。

このうち、私は2.の條件を滿してゐない。
私としては、これでは書類審査を通らないだらうと思つてゐたのだが、おそらくエージェントが巧いことを云つて、面接の機會を作つてくれたのではないか。
駄目で元々なので、それはそれで良いのだが。

で、人事本部長から人事制度構築經驗がMustだと聞かされて、
「あ、これは難しさうだな」
と思つた。
しかし、實際には經驗してゐないけれども、コンペンセーションの仕事をしていく上で、人事制度の考へ方(Hayのジョブグレーディングなど)は理解してゐるつもり。
それを説明したが、果してそれが通じるかどうかはわからない。

そして、さらに追ひ討ちをかけたのが、英語について。
「仙丈さんは英語のはうはいかがですか?」
私の英語力はビジネスレベルではないことを話すと、顏に落膽の色が見て取れた。
どうやら、エージェントはそのあたりを正確に傳へてゐなかつたやうだ。


1時間の面接を終へて、思つたこと。
D社は外資系といふこともあり、働きやすさうな環境で、英語の問題を別にすれば仕事も面白い。
上司や同僚ともいい關係を築けさうだ。
通勤時間の件については、副部長によれば、途中の驛からバスに乘れば15分から20分は短縮できるらしい。
もしさうだとすれば、1時間10分ないし15分。
なんとか許容範圍かもしれない。
それでもまだ自信はないが・・・


エージェントに電話して面接の報告をした。
英語について、D社にどういふ説明をしたか訊ねたら、
「ええと、まあ、それについては適當に」
やつぱりなあ。
エージェントとしても、私が入社することではじめて報酬を得られるわけだから、彼らも「あたつて碎けろ」的な考へ方をしてゐるのだらう。
それはよくわかるのだが、碎けるこちらとしてはしんどいところもあるのだよ。


おそらく、今囘の面接で良い結果は出ないだらう。
先方の求める3つの條件のうち1つしか滿してゐないのでは仕方ない。
果報は寢て待つとしようか。



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