【2011 公式戰】 ● 阪神 ４－７ ヤクルト （神宮） ●能見 ／再逆轉されて、借金５。

初囘、能見がいきなりバレンティンに３ランを打たれてしまつた。
相手の先發が館山だけに、逆轉する可能性は低く、觀戰意欲ダダ下り。
どうして、かうも先發が簡單に掴まつてしまふのだらう。
最近、ゲームを作れないまま先發が降板するケースが多過ぎる。

ＴＶをつけながら、「夏目友人帳」を讀む。
能見は２囘以降、ヤクルト打線をノーヒットに抑へてゐる。
阪神は５囘表、１アウトからマートンがヒット、續く金本がライトポール横フェンスぎりぎりに１２號２ランを放ち、１點差に追ひ上げる。
やつとゲームが面白くなつた。

６囘表、先頭の平野がヒットで出壘したのに柴田が送りバント失敗。
きつちり送りバントを決められないやうでは２番失格だ。
しかし、鳥谷が左中間へ。
１壘走者の柴田が俊足を活かして本壘突入、セーフ！
鳥谷のタイムリー２ベースで同點に追ひついた。
新井の２壘ゴロで鳥谷が３壘に進み、ブラゼルのレフト前ポテンヒットで鳥谷が生還、阪神が逆轉！

能見は２囘から５囘までパーフェクト。
６囘裏には川端、畠山とクリーンアップを見逃し三振に打ち取り、小さくガッツポーズ。
７囘裏には１囘以來のヒットを打たれるが、きつちりと抑へる。
尻上がりに良くなつて來た能見であつた。

しかし、８囘裏。
代打・川島に四球を出し、青木にヒットを打たれ、田中が絶妙の送りバントで１アウト３壘２壘。
川端にライト線へ２點タイムリー２ベースを打たれ逆轉されてしまふ。
能見に代はつて渡邊亮が登板。
バレンティンに犧牲フライ、宮本にレフトへタイムリーを打たれる。
あ～あ・・・
結果論だが、この囘から榎田なり渡邊亮なりに繋いでゐたらと殘念でならない。
いや、いつそのこと、間隔のあいてゐる球兒でも良かつたかもしれない。
能見が好投してゐたし、このところ中繼ぎも打たれてゐるだけに、能見を續投させたのはわからないではないのだが。

借金５か。
讀賣とのゲーム差は、讀賣が横濱にリードされてゐるので、４のままかな？
こんなゲームを落してゐるやうでは、もうＡクラスも無理かもしれないなあ。


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＜けふのスタメン＞
けふのマスクは藤井に代はり小宮山。
１番・平野、２番・柴田、３番・鳥谷、４番・新井、５番・ブラゼル、６番・マートン、７番・金本、８番・小宮山、９番・能見。




勝利投手
[ ヤクルト ] 押本（2勝2敗1S）
敗戦投手
[ 阪神 ] 能見（8勝9敗0S）
セーブ
[ ヤクルト ] 林昌勇（3勝2敗29S）

本塁打
[ 阪神 ] 金本 12号(5回表2ラン)
[ ヤクルト ] バレンティン 30号(1回裏3ラン)

バッテリー
阪神バッテリー：能見 、渡辺 - 小宮山
ヤクルトバッテリー：館山 、押本 、林昌勇 - 相川