【昔の手帳から】 ５月１６日

【１９８０年】（１囘生）

17:30 家庭教師


金曜日につき、定例の家庭教師で、東向日へ。




【１９８１年】（２囘生）

Ｄ小寺 缺席　（出席 代返）
モギ、Thank you！
高橋義孝「いひたいことばかり」
塾


土曜日。
ドイツ語初級の講座を缺席した。
ところが、この日はモギが出席してゐて、私の代返をしてくれてゐた。
出席重視の講座だつただけに、とてもありがたかつた。
彼とは、高校、浪人と一緒だつた腐れ縁。
やはり、持つべきものは友、なのであつた。

「いひたいことばかり」は、ドイツ文學者で飜譯家の高橋義孝氏のエッセイ集。
飜譯家としては、名作を云はれてゐるドイツ文學の殆どを飜譯してゐるのではないかと思はれるほどの名飜譯家。
「若きヴェルテルの惱み」や「車輪の下」など、たくさんのドイツ文學を、私は彼の飜譯で讀んだ。
そしてエッセイストとしても、辛口のエッセイが魅力だつた。

塾は、17時から小５の理科、19時から中２の英語。




【１９８２年】（３囘生）

麻雀 ＋￥400 點３、４囘


かはいい麻雀だこと。
まあ別に金を儲けようと思つてしてゐる譯ではないし。



【１９８３年】（４囘生）

サトナカ ￥9,000 →　イムラ
ツジ ￥4,000　→　イムラ
麻雀 （カワムラ オオモリ シバ） －￥4,900


意味不明。
この人名は塾の講師たち。
サトナカやツジは後輩で、イムラは同じ學年。
サトナカとツジから金を徴集してイムラに渡した、といふことか？
手帳を調べてみたら、この日は月曜日でこの３人と私の４人が講師をしてゐる日だつた。
もしかすると、授業時間數の變動で給料の調整が必要になり、それを任されたのかもしれない。

カワムラは高校時代からの友人で、オオモリとシバはカワムラの友人。
たぶん、カワムラの下宿で麻雀をしたのだと思はれる。
私が塾から歸つて來たのは夜１１時近かつた筈なので、徹マンだつた可能性が高い。