昨27日、大阪厚生年金會館で 映畫「クライマーズ・ハイ」 の試寫會を見た。
私は横山秀夫の原作を讀んで感動した。
讀書録では「お薦め度:特選☆☆☆☆☆」 としてゐる。
一番好きなシーンは、 悠木が大きなオーバーハングを越えられずに苦勞してゐる場面。
「屆くはずです。だつて- そのハーケン、淳君が打ち込んだんですから」
息子の淳が57歳といふ高齡の父のために、あらかじめ打込んでくれたハーケン。
父と子は、なんだかんだ云つても、やはり父と子なのだ。
日航ジャンボ機墜落事故を取材する地元新聞社の記者たち。
彼らの情熱には、頭の下がる思ひがした。
主役の堤真一はもちろんだが、NHKの新撰組のドラマで山南敬助役を演じてゐた俳優さん(堺雅人さん)の演戲が印象に殘つた。
心配だつたクライミング・シーンも良い出來だつた。
さすがにザイル捌きはぎこちなさを感じさせたものの、燐太郎役の小澤もよくやつてゐたと思ふ。
何よりカメラワークに拍手!
あの岩場の撮影は困難を極めたことだらう。
ただ、あへて云へば、原作では先に記したとほり、息子の殘したハーケンのシーンはハングを乘り越えるシーンだつたのだが、映畫ではさほどのハングではなささうだつたのが殘念。
むしろ、そのシーンの前にもつとおほきなハングを乘り越えてゐたやうに見えた。
そんな細かいことはともかく、一ノ倉澤の雰圍氣はよく出てゐたと思ふし、記者たちの姿も迫力があつた。
主人公の記者としての信條が新聞社の組織と軋轢を生じるところもよく描けてゐたと思ふ。
この映畫は、原作を讀んだかたには、觀に行くことをお薦めしたい。
きつと期待は裏切られないだらう。
私は横山秀夫の原作を讀んで感動した。
讀書録では「お薦め度:特選☆☆☆☆☆」 としてゐる。
一番好きなシーンは、 悠木が大きなオーバーハングを越えられずに苦勞してゐる場面。
「屆くはずです。だつて- そのハーケン、淳君が打ち込んだんですから」
息子の淳が57歳といふ高齡の父のために、あらかじめ打込んでくれたハーケン。
父と子は、なんだかんだ云つても、やはり父と子なのだ。
日航ジャンボ機墜落事故を取材する地元新聞社の記者たち。
彼らの情熱には、頭の下がる思ひがした。
主役の堤真一はもちろんだが、NHKの新撰組のドラマで山南敬助役を演じてゐた俳優さん(堺雅人さん)の演戲が印象に殘つた。
心配だつたクライミング・シーンも良い出來だつた。
さすがにザイル捌きはぎこちなさを感じさせたものの、燐太郎役の小澤もよくやつてゐたと思ふ。
何よりカメラワークに拍手!
あの岩場の撮影は困難を極めたことだらう。
ただ、あへて云へば、原作では先に記したとほり、息子の殘したハーケンのシーンはハングを乘り越えるシーンだつたのだが、映畫ではさほどのハングではなささうだつたのが殘念。
むしろ、そのシーンの前にもつとおほきなハングを乘り越えてゐたやうに見えた。
そんな細かいことはともかく、一ノ倉澤の雰圍氣はよく出てゐたと思ふし、記者たちの姿も迫力があつた。
主人公の記者としての信條が新聞社の組織と軋轢を生じるところもよく描けてゐたと思ふ。
この映畫は、原作を讀んだかたには、觀に行くことをお薦めしたい。
きつと期待は裏切られないだらう。
新撰組!で知ってからちょくちょくチェックしてます
今、篤姫に家定役で出ていてもうすぐ死んじゃうんだけど毎週見てます。
いい俳優さんですよね。
觀てゐないので知りませんでした。
山南敬助役はなかなか良かつたので、記憶に殘つてゐました。
いい役者さんだと思ひます。
「クライマーズ・ハイ」観ましたか!? 羨ましい!
堤真一、いいですねぇ。
小説も素晴らしかったけど、映画も良かったようで・・・。
私も絶対観ます!!
原作で感動したので、映畫には不安を抱いてゐました。
でも、それは杞憂に終りました。
なかなか大したものでしたよ~!
谷川岳でのクライミングシーンはNHKドラマの「氷壁」より臨場感がありました。
ぜひ、ロードショーでご覽下さいまし!