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仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【昔の手帳から】 5月17日

2011-05-17 00:32:28 | 昔の手帳から
【1981年】(2囘生)

雨 停滯
心理レポート
「文章心理學入門」


日曜日。
雨で、アパートから外に出なかつたらしい。

翌日の心理學實驗講座でレポートを提出することになつてゐたやうで、おそらくそれを書いてゐたのだらう。

波多野完治 が1941年に著はしたロングセラー。
この本で初めて「文章心理學」といふ言葉を知つた。

文章心理学入門 (新潮文庫)
波多野 完治
新潮社





【1983年】(4囘生)

園田高弘 ベートーヴェン Pfソナタ No.1,12,6,22,23 厚生年金中ホール
ボストン美術館藏 日本繪畫名品展 國立博物館 (~6/26)
光田 缺席


火曜日。
この日、園田高弘のリサイタルが大阪の厚生年金會館で開かれてゐたらしい。
手帳の豫定欄に書かれてゐたが、その上から大きく×で消されてゐる。
當時、日本にはショパン彈きは多かつたが、ベートーヴェン彈きはあまりゐなかつたやうに思ふ。
園田高弘はさうした中でベートーヴェン演奏に定評があつた。
演奏曲目に12番(「葬送」)、23番(「熱情」)が含まれてゐて、聽いてみたいと思つたのだらう。

ボストン美術館の展示は、これも豫定欄に記載されてゐた。
會期終了まで手帳を繰つてみたが、どうやら行かなかつたやうだ。

火曜日の2コマ目が、國文講讀(光田)。
おそらく前夜からカワムラの下宿で徹マンをしてゐて出席しなかつたものと思はれる。
もしかすると講義開始時間である10時半には、まだ麻雀をしてゐたかもしれない。

時間割を見ると、3コマ目が現代史講義(西尾)、4コマ目が國文演習(日野)、5コマ目が國文研究(濱川)となつてゐる。
このうち、現代史は受講した記憶がないが、ほかは專門なので比較的出席してゐたと思ふ。
特に5コマ目の濱川講師の講座は、私の好きな梶井基次郎を扱つてゐたので、半分以上は出席してゐた筈。






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