私がクラシック音樂に興味を持つたのは、大學に入つてからのことだつた。
それまで、と云つても、小學校と中學校だけだが、音樂の授業を受けてゐるのが苦痛だつた。
だつて、歌を歌つたり笛を吹いたりカスタネットを叩いたり、子供心にもアホらしくてならなかつたから。
なので、目は自づとさ迷ふことになる。
さ迷つた先にあるのは、音樂家たちの肖像。
今にして思へば、古い順に竝んでゐたのかもしれない。
とにかく、向つて一番右にあつたのがバッハで、その隣がヘンデルだつたやうな氣がする。
そして、ハイドン、モーツァルト、ベートーベン、シューマン、ブラームスと續いてゐたのではあるまいか。
面白かつたのは、バッハからモーツァルトまでの髮型。
みんな鬘をかぶつてゐたのか、男だか女だかわからない髮型をしてゐた。
なかでも、一番右のバッハとヘンデルは特にさう。
子供たちの間でも、「これ、女ぢやねえか?」ともつぱらの評判?だつた。
バッハの下には「音樂の父」とコメントがあつたので、どうやら男らしいといふことがわかつた。
それでも、子供たちは、「デブなおばさんみてえだよな~」と云つてゐたが。
で、問題はヘンデルだ。
その下にはかう書かれてゐた。
「音樂の母」
といふわけで、私は大學に入るまで、ヘンデルは女だと思つてゐたのであつた。
小學校で音樂を教へてをられる教師の皆さま。
どうか、ヘンデルは男であるといふことを生徒に教へてあげませう。
そして出來ることなら、「音樂の母」などといふ譯の分らぬコメントは外してしまひませう。
それまで、と云つても、小學校と中學校だけだが、音樂の授業を受けてゐるのが苦痛だつた。
だつて、歌を歌つたり笛を吹いたりカスタネットを叩いたり、子供心にもアホらしくてならなかつたから。
なので、目は自づとさ迷ふことになる。
さ迷つた先にあるのは、音樂家たちの肖像。
今にして思へば、古い順に竝んでゐたのかもしれない。
とにかく、向つて一番右にあつたのがバッハで、その隣がヘンデルだつたやうな氣がする。
そして、ハイドン、モーツァルト、ベートーベン、シューマン、ブラームスと續いてゐたのではあるまいか。
面白かつたのは、バッハからモーツァルトまでの髮型。
みんな鬘をかぶつてゐたのか、男だか女だかわからない髮型をしてゐた。
なかでも、一番右のバッハとヘンデルは特にさう。
子供たちの間でも、「これ、女ぢやねえか?」ともつぱらの評判?だつた。
バッハの下には「音樂の父」とコメントがあつたので、どうやら男らしいといふことがわかつた。
それでも、子供たちは、「デブなおばさんみてえだよな~」と云つてゐたが。
で、問題はヘンデルだ。
その下にはかう書かれてゐた。
「音樂の母」
といふわけで、私は大學に入るまで、ヘンデルは女だと思つてゐたのであつた。
小學校で音樂を教へてをられる教師の皆さま。
どうか、ヘンデルは男であるといふことを生徒に教へてあげませう。
そして出來ることなら、「音樂の母」などといふ譯の分らぬコメントは外してしまひませう。
「女じゃなかったんだ、ホモだったんだ!」
と確信した次第です!
ヘンデルはその世界のヒトでしたか!!
妙に説得力がありますね~
それにしても、ヘンデルのスキンヘッド・・・
なんだか怖いです。。。
あとでこちらからお願ひメール出しますね~
そちらに返信くださいまし。