この夏はいろいろなイベントがあった研修医名取です。
例えば24時間ソフトボール大会に病院チームで出場し、その際に玉ノ井部屋の力士から本場のちゃんこを振る舞っていただいたり、NPOの方々が病院の小児科病棟の壁を子供向けに描きなおしてくださったり。甘くて有名な福島の桃をいただいたり。そんな楽しいイベントをブログに逐一報告できれば良かったのですが。
そのようなイベントの中、研修はお客様扱いの段階から、知っていて当然できて当然といった様相を呈してきており、それは望むところと思う一方で、思うようにできないのが最近の悩みです。こんなことも知らない?こんなこともできない?というのは結構なプレッシャーです。そのため細切れの時間に勉強もやらないといけないですし、日々の緊張感に疲労困憊で気を抜くと睡魔に意識を刈り取られかねないので、睡眠時間も確保しないとなりません。なかなかこのブログの執筆に到達するのもハードルが高くなってきましたが、まあ、この余裕のなさが研修医の本来の姿かもしれないですね。
といいつつ私は人生2回目の新人なので、どの世界でも新人は不慣れな環境にいっぱいいっぱいで、3年目あたりからは少し余裕を持って仕事を回せるようにならないかな…と俯瞰した気持ちも持ち合わせ持ながら過ごしています。
そうしてこのような日々を送りながら、私達みたいな回り道をしてきた人の強みはなんだろうと考えることもあります。短絡的に言えば前職の経験を活かすことなんでしょうけれど、それよりも再度人に教えを乞う立場を経験して、仕事を始めた初心をリアルに追体験して、自分が教える立場になったときに、教えられる人の気持ちをより鮮明に感じることができることが最大の強みではないのかなと感じています。
以前濱近先生と話した時に、世の中には人にやられたことを自分もやろうと考える人間とやらないように考える人間がいる、という話を聞きました。なかなかドキッとする話でした。再度新人を体験するというのは実は普通の人が経験することのない貴重な経験ですので、人にやってもらって嬉しかったことはやって、やられて辛かったことはやらないということが、このような回り道を活かす道かなと漠然と考えています。そしてもちろんこういった考えは患者さんに対しても活かせるはずです。
写真は24時間ソフトボール大会の行われた二の丸球場の風景です。相馬の夏は深緑、と感じました。
例えば24時間ソフトボール大会に病院チームで出場し、その際に玉ノ井部屋の力士から本場のちゃんこを振る舞っていただいたり、NPOの方々が病院の小児科病棟の壁を子供向けに描きなおしてくださったり。甘くて有名な福島の桃をいただいたり。そんな楽しいイベントをブログに逐一報告できれば良かったのですが。
そのようなイベントの中、研修はお客様扱いの段階から、知っていて当然できて当然といった様相を呈してきており、それは望むところと思う一方で、思うようにできないのが最近の悩みです。こんなことも知らない?こんなこともできない?というのは結構なプレッシャーです。そのため細切れの時間に勉強もやらないといけないですし、日々の緊張感に疲労困憊で気を抜くと睡魔に意識を刈り取られかねないので、睡眠時間も確保しないとなりません。なかなかこのブログの執筆に到達するのもハードルが高くなってきましたが、まあ、この余裕のなさが研修医の本来の姿かもしれないですね。
といいつつ私は人生2回目の新人なので、どの世界でも新人は不慣れな環境にいっぱいいっぱいで、3年目あたりからは少し余裕を持って仕事を回せるようにならないかな…と俯瞰した気持ちも持ち合わせ持ながら過ごしています。
そうしてこのような日々を送りながら、私達みたいな回り道をしてきた人の強みはなんだろうと考えることもあります。短絡的に言えば前職の経験を活かすことなんでしょうけれど、それよりも再度人に教えを乞う立場を経験して、仕事を始めた初心をリアルに追体験して、自分が教える立場になったときに、教えられる人の気持ちをより鮮明に感じることができることが最大の強みではないのかなと感じています。
以前濱近先生と話した時に、世の中には人にやられたことを自分もやろうと考える人間とやらないように考える人間がいる、という話を聞きました。なかなかドキッとする話でした。再度新人を体験するというのは実は普通の人が経験することのない貴重な経験ですので、人にやってもらって嬉しかったことはやって、やられて辛かったことはやらないということが、このような回り道を活かす道かなと漠然と考えています。そしてもちろんこういった考えは患者さんに対しても活かせるはずです。
写真は24時間ソフトボール大会の行われた二の丸球場の風景です。相馬の夏は深緑、と感じました。