鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

偏見と差別

2011-07-18 22:19:07 | 
カムイはエイズキャリアだ。
ゆえにストレスを与える生活をさせるなという
暗黙のルールがあった。
いや暗黙やなしに、そういう指示があったのだ。

お風呂はカムイのストレスになる。
嫌がる事は絶対にしない。

そんな教え(?)の中で
カムイには他の猫よりも気を使おうと思っていた。

今日無理矢理薬をあげて
多分、物凄くストレスで
そのせいで発症したとしたらどうしようと
最初は思っていた。
ストレスがキャリアの子には一番駄目なのだと聞いていたので、
とにかく薬も気を使った。最初はね(笑)。

所詮は獣。
あたいが薬を無理矢理あげた時に、
いつも微熱があるカムイが、具合悪くなるかもしれないと
思ったことは事実。
でもこれが最善だと、もう自分で信じるしかなかった。

カムイは今、あたいの座っている後ろで呑気に寝ている。
エイズキャリアというレッテルを
あたいの中から外そうと、今日決めた。
カムイは、カムイです。
他の子じゃ代わりにならないから
この子の病気を治すことを
どんな手使たってやるしかないのだ。
病気に過敏になることなく、
ひたすら愛することに集中しようとそう決めたのです。
同情なしに。
エイズなんておできみたいなもんじゃね?
おできに気を使ってもっと彼が苦しむような
大きな病気させたら、コトじゃね?
そう思ってこれからは接していきます。

勿論、発症するまでの間ね。


2 コメント

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その後 (ケイエス)
2011-07-19 08:41:20
お坊ちゃん、どう?
お薬バトルは続いているようですね。
私も苦労しましたので、本当に自分を見るようです。何度も「可哀想だからやめよっかな」って思った。でも!そこでやめたら病気がよくならないし、結局もっと可哀想な目にあうのは相手の猫さんなんですよね~。
私も思っていたんですよ。ストレスを与えてはいけない猫だけど、この場合どうすべきなの?って。難しい!!!!!
でもやっぱり私もSolo_Pinさんに同意だな。
後で餌を食べにくるあたり、そんなに怒ってないと思うよ(笑)本当に傷ついていたらまじでやって来ないもん。
あのね、ハニバニが出張で私一人で薬をやらなければならなかったときがあったの(しかも飲み薬)。そのときに役に立ったことを思い出したんだけどね。
バスタオル(または大きなシャツでも布でもOK)で猫の体をしっかりくるみます。そうすると相手猫が足をばたつかせて暴れません。でも首は絞めないように。くるんだら、Solo_Pinさんの場合、口の横から薬を入れていきましょう。暴れないぶん、ちょっとは楽になるかも。ただ包むときに逃げられないように(笑)
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ケイエスさま (solo_pin)
2011-07-19 21:12:52
バトル、続いてます。
昨日少し前進したと思って
この調子で強気でやるぞ!なんて思ってたら
本日また逆戻りさ。

バスタオル、やってみた。有難う!
でも今日は失敗だった。首は動くんだね、あれ(笑)。
頭をふるっていつ覚えたんだろうなあ。
賢いなあ(バカ親)。
明日はもっと強くしめてみるわ。
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