集団的自衛権の行使容認賛成増

集団的自衛権、行使容認７１％…読売世論調査(読売新聞) - goo ニュース

これは何度もブログで言ってる事だが、僕は世論調査というものを完全に信頼している
訳ではない。だが政府や政治家がきちんと説明責任を果たせば集団的自衛権のような
国民を二分する問題であってもきちんと理解してくれる人は必ず増える筈だと思う。

そもそも今の憲法で自衛権を認めているのなら個別であれ集団であれ分ける事、
それ自体がおかしいのであって、一内閣で決める事がおかしいという理由には
なりません。そもそも日米同盟を結んでいて個別的自衛権で充分だなんて世界に
恥を晒しているようなもんです。じゃあなぜ米軍が今も日本にいるんだ？という
話になるのですから。これでは単なる占領軍と言われてもしょうがないですよ。

もちろん集団的自衛権については歯止めも必要なのでそこは別にきちんと
議論して決めればよいし限定容認論でも充分な進歩だと思う。

政府には国民を守る義務があります。その責任を果たせないのであれば
そんな政府はいらないという事です。

解釈変更に反対する人は今の憲法が自衛権と自衛隊の存在について何も書かれていない
事についておかしいと感じるべきである。個別的自衛権で充分だとか日米安保を
否定する論調は現在の体制に大きく矛盾するのである。これでは有事の際、
必ず支障が出てくる。

米軍が嫌、集団的自衛権が嫌ならせめて自衛隊の防衛力を今の３倍にする
くらいの事を言わなくては駄目だ。非武装中立、９条堅持だけではとても理解を
得られるものではない。

現在でも拉致被害者は外国政府によって捕らわれたままだ。その政府相手に軍事的
オプションを排除したまま外交交渉しても相手はつけあがるだけである。世界だって
日本の為だけにリスクは犯さない。その事を考えて日本はきちんとした軍事防衛の
抑止体制を確立させるべきであろうと思う。

民主党の限界

「日本の悪口、なぜ第三国で言うか」　岡田・民主元代表(朝日新聞) - goo ニュース

こんな事言ってるから相手に舐められるんでしょうが。
冷静さも必要だが時には反論する、行動する時は行動しないと
相手はもっと調子こいて攻めてくるんだよ。民主党時代は
まさにそれでやられたのだ。
相手の元首が竹島、北方領土に不法上陸させたのは大きな汚点だ。

本音と建前を上手に使い分けできるのが一流国家の証。
馬鹿正直に外交する国家は三流だ。