孤島の迷宮

日本国の自由と繁栄を願うブログ

日本、ポルトガルの連携の意味

2014-05-04 06:40:23 | 政治
首相、ポルトガルと公海の自由確保・維持で一致(読売新聞) - goo ニュース

ポルトガルとは日本にとっては最初に接触したヨーロッパの国家という事で、かつては
非常に馴染みの深い国家だった。日本文化に与えた影響も非常に大きいものがあります。

それが戦後になって関係がほとんどないというのも異常ではあるし
初めて日本の首相がポルトガルを訪問したというのも何かさびしいものがある。

それだけポルトガルというかつての大帝国の力が衰えたという事の証でもありますからね。

しかし同じ海洋国家として日本とこれから連携する意味では新たな関係を築けるという
のは何とも嬉しい限りである。

ポルトガルは今でこそ力は衰えてはいるが、ポルトガル語を話す国家は結構多い。
その中には南米の雄、ブラジルもある。これらの諸国とポルトガルは緊密な連携が
とれている。そこと日本が連携すれば経済的にも安全保障の面でも日本にもたらす
影響は大きい筈だ。

安倍政権の外交戦略は遠交近攻だとか対中国包囲網だとか言われているが
それは全然違う。よりグローバルな視点にたち価値観を共有する国家と自由と繁栄の為に
連携を深めようとするものだ。
そこにはきちんとした法の秩序と経済連携が行われる事となる。
そこには無秩序な国家は存在しません。

米国とてそれは例外ではないという事です。
そして中国や韓国はこの連携の枠外です。まぁ当然ですけどね。

小国ばかり訪れるという批判もあるが
その小国がやがて地域大国になる日があるのですよ。わかっている人は
わかる筈です。