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結果はある程度予想できたがやはり舛添氏が他候補を寄せ付けず当選した。
勝因ははっきりしている。早くから経済界が舛添氏を応援していて
今回は連合までもが舛添氏を支援してる。さらには自民、公明が
支持するとなればその票もくるだろう。（全部ではないと思うが）
ただ勝因はそれだけではない。はっきりいって野党がだらしなかった。
まぁ与党自民党も裏切った舛添氏を支援しているのだから、だらしないのは
一緒だが野党民主党はそれ以上にだらしなくてあの宿敵の小泉氏と手を
組んだ細川氏を支援したというのだからこれほどおかしい話はない。
しかも即原発ゼロを主張しての出馬だ。
当の民主党は即原発ゼロを主張している訳ではない。なので細川氏と
政策で一致する筈がない。小泉氏の考え方も反映されるだろうから
余計に合わないだろう。
これでよく民主党は支援したなと思うが実態は
最初支援を検討してた舛添氏を自民党にとられてしまったという事で
慌てて細川氏支援に回ったというだけの話。これでは正直にいって勝てる訳がない。
ただ意外だったのは革新系候補の宇都宮氏が１００万票近い票をとった事だ。
前回選挙より１５％以上も投票率が低かったにもかかわらず、票を減らすどころか
少し増やしている。同じ脱原発を主張している細川氏が出てこなかったら
もっと票を伸ばしていたかもしれない。これは素直に与党側は危機感をもつべきだろうと思う。
早くから細川氏と宇都宮氏どちらかで一本化していたら勝つ可能性もあったのだから。
話を舛添氏に戻すけどやっぱ政治経験とかあの弁舌の巧さ、英語力、福祉に明るいという
ところを都民が選んだのかな？と正直そう思った。
人徳とか女性問題とか金の問題とか外国人参政権の問題とか重要なものが今回争点にされな
かったのが非常に残念に思う。前任者が金の問題で辞職しただけに余計にね。やはり
都知事は人間性がしっかりした人でないと駄目だと思う。正直、舛添氏はこの点では信頼できない。
それもこれも関係のない
脱原発を争点にするからだ。
これのせいでいろんな課題や問題が議論されずに終わってしまった。
そしてさらにいえば与野党の曖昧な姿勢が革新系候補にあれだけ票を伸ばさせてしまった
という事だ。これは素直に与野党共々反省してもらわなければいけない。
最後になりますが田母神さんお疲れ様でした。あれだけ泡沫候補扱いされながら
よく頑張ったと思います。
２０代、３０代が結構田母神さんにいれたようなのでまだまだ希望を捨てないで頂きたい。
今度はぜひ国政に進出して最終的には防衛大臣として頑張ってほしいと思います。
