詰草と爪草があります。詰草は発泡スチロールとかエアキャップのようなパッキングする詰め物です。江戸時代、オランダからガラス製品を輸出する時、壊れないように乾燥したシロツメクサを用いた。
英名をクローバー、トランプの三つ葉の印・クラブ、四葉のクローバーは幸福のシンボル。クラブは三つ葉のように集まった物、動物のひずめが割れた形から。シロツメクサはマメ科で、牧草、緑肥、蜜源、食用、緑地に利用されている . . . 本文を読む
最近、トウガラシに凝っています。超激辛を家庭菜園で栽培しょうとチャレンジ中。
トウガラシスプレーは、夫避け、犬避け、痴漢避けになるかもしれません?が、ダイエットが目的です。
無理に努力しなくてもキムチやトウガラシで皮下脂肪を燃焼させることができ、怠けダイエットを実証したいためです。
調べるといろいろと面白いことを発見しました。例えば、南アメリカ原産で1493年にコロンブスによってスペインにも . . . 本文を読む
万葉集を片手に奈良の大和(やまと)三山(さんざん)を歩いた高校時代の夏休み、紅色の可憐な花との出会いを思い出す。関東では白色が多いが、淡紅色もあります。
センブリ、ドクダミと並んで民間薬の代表選手。昔、下痢止めの妙薬として即効があったので現の証拠の名がつけられた。別名、薬効から、現の奇特、験の証拠、験の草、医者殺し、医者倒し、医者泣かせ、赤痢草、下痢止め、くすり草などといっていた。 方言は沢山 . . . 本文を読む
ジンチョウゲに春、クチナシに夏、キンモクセイに秋の訪れを感じる方は多いことでしょう。
花の香りは、不思議と思い出に重なります。「かぐわしき花よ 花キラメキ 胸高鳴り 高く高く 空を飛ぶ」。
ジンチョウゲの仲間のガンピやミツマタは、優秀な和紙原料であり、ミツマタは紙幣となる。紙幣のデザインが大幅に新しくなると、紙幣印刷機は元気よく回っていることでしょう。
春されば まず三枝(さきくさ)の 幸 . . . 本文を読む
生葉をちょっと噛んだだけで、口の中にパーと強い甘味が広がります。でも、青臭い臭いがするし、少し苦味もある。
ノンカロリーの天然甘味料として、今では多くの人が知っていますが、ほんの20年前ぐらいは、珍しい植物でした。南米パラグアイやブラジルの国境付近が原産で、現地の人は16世紀ごろすでに甘味料として利用されていたそうです。
日本には1971年に導入されたと書いてある本が多いですが、1969年合成 . . . 本文を読む
畑で、夏カンカン照りになってくると、地面から湧いて出てくるように、元気なスベリヒユが目立つ。根元から赤褐色に枝分かれして広がり、まるで茹でたてのタコの足のようです。
抜いたままにして置くと、ひっくり返っていようが、しっかりと根が張ってくる。ハサミで細かく切っても、ヒトデのように増えてしまうほど繁殖力が旺盛です。
悪魔が宿っているとしか思えない。そういえばタコ、イカ、大エイのことを英語でデビル . . . 本文を読む
カタクリの鱗(りん)茎(けい)から採った澱粉(でんぷん)を片栗(かたくり)粉(こ)という。市販品はジャガイモ、サツマイモから採った澱粉で、片栗粉を使った料理を食べたことがありますが、大変おいしいものでした。葉、花、ツボミすべてが山菜として食べることができます。
民間薬としても、片栗粉を熱湯でといて食べると書いてあります。カタクリが身近に沢山あった頃の話で、今では少ない植物として自然保護の観点 . . . 本文を読む
池や沼の岸辺を彩り、風にしっとりとなびく細く長い葉。ガマ、コガマ、ヒメガマの3種類。葉はくるくるとねじれて表裏がなく、松葉と同じく太陽がまんべんなく当たる。観察会で「この葉のように裏表なく生きたいものです」と言う。葉の断面は、飛行機の翼のように流線形で風に強い構造となっています。夏にロウソク状の雌花群とその上に黄色の花粉をつけた雄花群をつけ、受粉して赤褐色の果(か)穂(ほ)となる。葉、花粉、果穂 . . . 本文を読む
キブシは落葉小高木で、春に先立って多数の黄色花を穂状にたらし、カンザシのようで「あぁ、春がやってきたなあ」と感じることができます。
雌雄異株。雄花は色が濃く、雌花はやや小ぶりで緑色を帯びています。花の中をのぞくと、雌花には雌しべが一本大きく顔を出しています。
黄色い花穂が藤の花房に似ているせいか、黄藤(きふじ)と呼ばれています。黄色の花の咲くフシの木の意味で、キブシ。豆球の果実のなる「フシ」 . . . 本文を読む
庭のクロモジを剪定して出てくる枝を削って楊枝(ようじ)を作り、それで歯の手入れをしています。
楊枝とは、カワヤナギの枝を意味し、柳など繊維に富んだ木の枝の端を噛んだり、石や槌で叩くとササラのようになり、これで歯を磨く。インド、バングラディシュ、パキスタン、中近東、アフリカではジャイトゥーン、ニームトリーなどの木の枝やキビガラ、ナツメヤシの葉柄を歯ブラシとし、歯の表面ばかりでなく舌も軽くこする。日本 . . . 本文を読む