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幸せの植物楽

自然の力をプレゼント。
身近な植物に託した想いや、日常雑記を心のままのびやかに表現したい。

落とした食べ物

2013-03-07 08:43:09 | エッセイ
落とした食べ物


 電車に乗って外の景色を見ていた子どもの手からビスケットが床に落ちてしまった。惜しそうにしていたが、お母さんが拾ってはいけないというのでそのままにして窓の外を見ている。これがほとんどのお母さんがすることでしょう。
私のように食べ物がない時代に育った人間には、泥がついていようが砕けていても、もったいないということよりも何とかして食べたいという気持ちが強かった。恐らく人の落としたものでも、争って拾ったことでしょう。人が食べているものを落とさないかと、狙っていたぐらいだ。落とすとすかさず喜んで拾って、パッパッパとはたいてすぐさま口に入れたことでしょう。
ジュースやワインのような液体はこぼしてしまったら、拾うことは難しい。テーブルの上なら口を付けて吸うことはできるかもしれないが、床だと無理です。アーアーもったいない。
食べ物といっても種類があります。ビスケット、パンのように乾燥している物、ご飯のように湿っていて粘りがある物、コンニャク、焼き鳥、卵焼、カマボコなどの湿った物。
落とした場所もさまざまです。自宅の床、電車の床、飲食店の床、公衆トイレの床などで、さらにその床の状態が乾燥、濡れている、汚れているかです。豚マンを濡れているトイレの床に落としたらアー残念、くやしいです。
食べ物を床に落としたら何秒以内なら、拾って食べることができるかというルールがあるそうです。「五秒ルール」とか「三秒ルール」です。これもさきほどの食べ物の種類と落とした場所によると思います。
落とした食べ物は全て捨ててしまうという考えもありますが、幼少期の潔癖すぎ、清潔すぎによってアレルギーの原因の一つとなるかもしれません。大人になってからの病気のリスクともなりかねません。

落とした食べ物を何も気にしないでそのままにしてしまう女性、拾ってあとでゴミとして捨てる人、後で細かいゴミを取る、洗う、または煮ることで食べる人に分かれます。
最近ではそのままにする、あるいは捨てる女性がほとんどでしょう。きれい好き、衛生、潔癖、常識でこれが当然なことでしょう。しかし、これはあくまでも私の個人的な考えですが、ビスケットやクッキーのような食べ物を、床や乾いた地面に落として、それを拾ってパタパタとゴミを手で落としてそのまま食べてしまう女性が、もしいるとしたら女性としてよりも女としての魅力を感じます。ここでの女性、男性とは単に生物学上での言葉、女、男とはセックスアピールがある、性的な色気のある雌、雄のことを示す言葉とします。ほとんどの女性が、子ども、娘、仕事人、妻、母、おばあさんというように役割を担っていて、女を感じません、男にとっての「可愛い女」「いい女」あることはまれで、女はめったにいないかもしれません。こんなことを書くと「セクハラ」と言われるかもしれません。女性か女かという区別はむずかしいし、「それは相手しだい、男しだいだ」と言われそうです。女性のかたは、どういうしぐさ、言葉、声、たくましさ、身体の部分(ヒゲ、大きい手、肩、背中、腕の筋肉など)に男の色気を感じるのでしょうか。男女ともに、相手に色気を感じる第一条件は「清潔感」とのことで、なんかどことなく違うような感じがするし考え込んでしまいます。「鈍感力」「見ていないふり」もいいようにも思います。


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