万葉集を片手に奈良の大和(やまと)三山(さんざん)を歩いた高校時代の夏休み、紅色の可憐な花との出会いを思い出す。関東では白色が多いが、淡紅色もあります。
センブリ、ドクダミと並んで民間薬の代表選手。昔、下痢止めの妙薬として即効があったので現の証拠の名がつけられた。別名、薬効から、現の奇特、験の証拠、験の草、医者殺し、医者倒し、医者泣かせ、赤痢草、下痢止め、くすり草などといっていた。 方言は沢山あります。花の形から、ウメヅルソウ、果実の形からロウソクバナ、果実のはじける速さや効き目からタチマチグサ、果実が収縮して引っ張り上げられ、おみこしの屋根のようにつり上がる形から、オミコシ、ミコシグサ、カグラグサ、ミコシバナ、カミサマグサ、テンガイ(天蓋)、ネコグサ、ネコアシグサ、ネコアシガタソウなどといいます。
丈夫な植物なので、道端や畦などいたるところに生えていたが、よく探さないと見つけられなくなってしまった。
栽培は、株分けか種まきによる。株分けは、春か秋に行い、種まきは、3月下旬に行う。初期の除草に気をつける。化学肥料は避け、鶏糞、油粕、堆肥などを用いる。採取時期は、7~9月で、適期はウナギと同じ土用の丑の日に、葉や茎を刈り取り、風通しのよい場所で陰干しにする。
果実から、種まき用の種子を取ろうと、新聞紙に広げ、縁側に置いていた。昼間、パチパチと音がする。はて、何だろうと思って見ると、置いていたゲンノショウコの果実から種子が飛び出し、障子や襖(ふすま)に当たる音でした。お陰で、部屋中種子だらけ、新聞紙の中には殻だけになっている。
煎汁を温めて飲む場合と冷まして飲む場合では薬効は逆になるとのことです。(効果・効能を保証するものではありません)
詳しい成分は、よくわかりませんが、多くのタンニンと他に没食子(もっしょくし)酸(さん)、コハク酸などです。ゲンノショウコは、フウロソウ科で仲間には、ゼラニューム、オランダフウロ、アメリカフウロ、タチフウロ、ミツバフウロ、コフウロなどがあります。ゼラニュームはハーブとしてバラ、ミント、レモン、アップルなど個性的な香りの高い品種・センテッドゼラニューム類があり、ハーブティー、ジュース、ジャム、料理の香り付け、ポプリ、ハーブ枕、浴剤など利用できます。
センブリ、ドクダミと並んで民間薬の代表選手。昔、下痢止めの妙薬として即効があったので現の証拠の名がつけられた。別名、薬効から、現の奇特、験の証拠、験の草、医者殺し、医者倒し、医者泣かせ、赤痢草、下痢止め、くすり草などといっていた。 方言は沢山あります。花の形から、ウメヅルソウ、果実の形からロウソクバナ、果実のはじける速さや効き目からタチマチグサ、果実が収縮して引っ張り上げられ、おみこしの屋根のようにつり上がる形から、オミコシ、ミコシグサ、カグラグサ、ミコシバナ、カミサマグサ、テンガイ(天蓋)、ネコグサ、ネコアシグサ、ネコアシガタソウなどといいます。
丈夫な植物なので、道端や畦などいたるところに生えていたが、よく探さないと見つけられなくなってしまった。
栽培は、株分けか種まきによる。株分けは、春か秋に行い、種まきは、3月下旬に行う。初期の除草に気をつける。化学肥料は避け、鶏糞、油粕、堆肥などを用いる。採取時期は、7~9月で、適期はウナギと同じ土用の丑の日に、葉や茎を刈り取り、風通しのよい場所で陰干しにする。
果実から、種まき用の種子を取ろうと、新聞紙に広げ、縁側に置いていた。昼間、パチパチと音がする。はて、何だろうと思って見ると、置いていたゲンノショウコの果実から種子が飛び出し、障子や襖(ふすま)に当たる音でした。お陰で、部屋中種子だらけ、新聞紙の中には殻だけになっている。
煎汁を温めて飲む場合と冷まして飲む場合では薬効は逆になるとのことです。(効果・効能を保証するものではありません)
詳しい成分は、よくわかりませんが、多くのタンニンと他に没食子(もっしょくし)酸(さん)、コハク酸などです。ゲンノショウコは、フウロソウ科で仲間には、ゼラニューム、オランダフウロ、アメリカフウロ、タチフウロ、ミツバフウロ、コフウロなどがあります。ゼラニュームはハーブとしてバラ、ミント、レモン、アップルなど個性的な香りの高い品種・センテッドゼラニューム類があり、ハーブティー、ジュース、ジャム、料理の香り付け、ポプリ、ハーブ枕、浴剤など利用できます。